ネルケ無方さん 講演会講師のご紹介
ネルケ無方さんは、幼い頃に母と死別。「人間は一体、何の為に生きているのだろうか?」「そもそも生きる意味は何だろう?」と、生きることの意味について考えていた高校生のころ、禅に出会い、禅を追究するために1990年に留学生として来日されました。
現在は安泰寺堂頭(住職)になり弟子たちと自給自足の生活を送っています。
安泰寺の師匠から学んだこと
「キュウリのように育ちなさい」
「キュウリ」は上から垂らした1本のヒモを自分でつかんでぐんぐん伸びていく。
ヒモは釈尊の教え、苗は自分自身のこと。
「キュウリのように1本の蔓から豊かに育ってゆくそんな修行僧を目指し、トマトやかぼちゃのような手間のかかる甘えた修行をしないように」、師匠からの教えを弟子たちに伝えています。
ちなみに「トマト」は日本人に多いタイプだと言えます。非常に手をかけなければなりません。一つ一つ手を掛けないと上に延びない型にはまった育ち方をしています。
また、欧米人は「かぼちゃ」。かぼちゃはヒモなど全く無視して、オレが、オレがとあちこちにツルを伸ばして自己主張していく。
講演では「キュウリ」のようにしなやかに育つ人づくり、共生していくことの大切さをお話しくださいます。また、自身の生い立ち、生活、家庭環境、学業の違い、坐禅に出会ってからの自分をお話します。
いのち・絆・家族、外国人の人権、多文化共生・国際交流をテーマにした事業におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧下さい。
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