あべけん太さん 講演会講師のご紹介
あべけん太さんは、自称小栗旬似の「ダウン症のイケメン」。
IT企業の総務部で働くサラリーマンでありながら、最近はテレビやイベントに出演され活躍の場を広げています。
3/21世界ダウン症の日キックオフイベントでは、毎年元フジテレビアナウンサー・笠井信輔さんとの名コンビで司会を担当!(※関連記事・笠井信輔さんブログ「笠井TIMES」)
2020年のイベントは新型コロナウイルス感染症の影響により無観客の生ライブ配信で行われました
クラスの雰囲気を変えるムードメーカー
「生まれてダウン症だと分かったとき、絶対に隠すのは嫌だった」。
けん太さんの父・俊秀さんは、けん太さんが幼い頃仕事の取引先などどこへでも連れて行きました。
その結果、けん太さんは人との出会いを重ね、話すことが大好きな子どもに成長。それを見た俊秀さんは、けん太さんの可能性を伸ばしたいと小中学校は普通級へ進学させました。
周りにいる児童のサポートは手厚く、「けんちゃんがいたから温かいクラスになったよ」と保護者に声をかけられたこともありました。楽しい毎日を送る一方、俊秀さんには「劣等感を抱いてはいないか」という心配がありました。そんな時に出会ったのが「楠の木学園」でした。
枠にはめない校風で個性が開花
「楠の木学園は」発達障害や不登校などの子どもが通うフリースクール。生徒を尊重し、枠にはめない自由な校風のなか、けん太さんの個性が開花しました。
その原因の一つはクラスの中心人物になったこと。けん太さんは、様々な課題を抱えるクラスメイトを引っ張っていく立場になりました。
また、積極的に挑戦するようになったのも入学してから。学園発表では太鼓や大道芸、劇などを舞台で披露し、人前に出ることに喜びを感じるようになりました。
プライベートでは自らの希望で運転免許の取得に挑みました。実技試験は難なく合格。しかし、最大の壁だった運転免許試験場の学科試験はなかなか突破できず、周りは努力を称え止めようとしたが、「いや、頑張る」と揺るぎなく、見事55回目で合格を果たしました。
ダウン症最高!
2017年には自著「今日も一日、楽しかった」を出版しました。題名は日記の最後に欠かすことなく書く一文。
この言葉の通り、ダウン症でも明るく人生を謳歌していることを知ってもらいたいという意味を持っています。
現在、新型出生前診断でダウン症の有無を調べ「産まない:選択をする人は決して少なくありません。だからこそ俊秀さんは「けん太も最初からできる子だったわけじゃない。それでも伸びしろは無限。諦めないで育ててほしい」と訴えます。
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あべけん太・俊秀さんの講演は、人権、障害、バリアフリーをテーマにした講演におすすめの講師です。さまざまなことに挑戦する、底抜けに明るいけん太さんに出会ってください。きっと元気と生きるパワーをもらえるはずです!
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