セミナーの参加費の相場は?参加費の決め方や無料セミナーの注意点を解説
「セミナーを企画しているけれど、参加費が決まらない」「参加費無料のセミナーはリスクがあるのか」など、セミナーの参加費について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。参加費を決定する上で重要なポイントは、計画しているセミナーに参加者が集まるかどうかです。
この記事では、セミナー参加費の相場をお話していきます。あわせて参加費の決め方や無料セミナーの注意点も解説していくので、企画中の方はぜひチェックしてみてください。
コンテンツ目次
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セミナー参加費の相場はいくら?
セミナーは内容やターゲットによって、参加費は異なります。もちろん例外はあるものの、おおよそのセミナー参加費の相場は以下のように分類されます。
- 無料
- 3,000円
- 5,000円
- 8,000円
- 10,000円以上
「講師1名・参加者10名前後・2時間程度」のセミナーで、3,000~5,000円程度が相場です。それ以上の参加費を設定する場合は、他のセミナーにはない希少価値が必要になります。たとえば、著名な講師が登壇したり、実益につながる魅力的な講義を受けられたりするのであれば、10,000円以上の価値があるといえるでしょう。
セミナー参加費の決め方
自社が企画しているセミナー参加費は、いくらが適切なのか迷っている方もいるのではないでしょうか。参加費を決めるポイントとして、以下が挙げられます。
- 開催にかかる費用から計算する
- 他のセミナーを参考にする
- 講師の実績で決める
- セミナーの内容から決める
- ターゲットに合わせて決める
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
開催にかかる費用から計算する
セミナーを催すにあたり、費用がかかります。考えられる主な費用は以下のとおりです。
- 集客費(告知に関する費用)
- 会場費(セミナー会場に関する費用)
- 管理費(人件費など諸費用)
おおよその総額費用を計算すれば、一人当たりの参加費が算出できます。ただし、一度のセミナーだけの収益だけでなく、将来的な効果も含めて判断することが大切です。たとえば、無料または安価の参加費を設定して、サービスや物品の購入につなげる方法もあります。ほかにもリピーターを獲得し、二回目以降で収益化していく方法もあるため、セミナー内容にあわせて参加費を設定しましょう。
他のセミナーを参考にする
自社内または競合他社に、今回の企画と類似したセミナーはありませんか。過去事例の中でも、成功を収めたセミナーの参加費は参考になります。競合他社の参加費を知りたいときには、セミナー告知サイトを参考にしましょう。
しかし、類似セミナーより大きなメリットがあれば、相場より参加費が高くなってもかまいません。参加費を高く設定したいときには、他のセミナーや過去のセミナーの内容よりも学べる内容がグレードアップしているなど、高い価値を提供できるかを確認してから設定しましょう。
講師の実績で決める
登壇する講師の実績やネームバリューも、参加費を設定するうえでは重要な要素です。高額な参加費にも関わらず、実績のない講師では誰も集まりません。経験に乏しい講師の中には、実績をつくるために、あえて無料または安価なセミナーを実施するケースもあります。
一方、「出版した書籍がベストセラー」「メディア出演多数」といったアピールポイントを持つ講師ならば、セミナー内容に説得力が増し、参加費が高額であっても集客が期待できます。
セミナーの内容から決める
セミナーの内容によっても参加費は異なります。たとえば、セミナーが1時間で終了するのか、それとも3時間使って詳しく解説するのかでは、後者の方が参加費は高くなるのが当然です。
また、「セミナーに参加すると資格が取得できる」「今後役立つ特典が付与される」など、大きなメリットがある場合も、参加費は高く設定されます。
ターゲットに合わせて決める
セミナーに参加するターゲットから、参加費を決定する方法もあります。たとえば、資産運用や節税対策のような、富裕層をターゲットにしたセミナーならば、参加費を高くしても集客が見込めます。
反対に、新社会人向けマナー講座のような若年層をターゲットにするセミナーでは、参加費を高く設定すると人が集まりにくいでしょう。開催するセミナーのターゲットを明らかにし、参加する動機を分析すれば、適切な参加費が見えてきます。
セミナー開催にかかる費用には何があるの?
セミナーを催す際、さまざまな部分で費用が発生します。集客のみに重きを置いたセミナーを開催したいなど、特別な事情があるとき以外は、以下の費用面を考慮して参加費を設定しなくてはいけません。
- 会場・機材の費用
- 人件費
- 講師への謝礼
- 司会の料金
- 集客費用
それぞれの費用に関して詳しくみていきましょう。
会場・機材の費用
会場・機材費用とは、セミナーを催す会場の利用費と、機材のレンタルにかかる費用です。会場費用は広さや立地などによって異なるものの、30名規模で10万円程度、100名規模で30万円程度が目安になります。
機材のレンタル費用はマイク2本と音響設備一式で、おおよそ3万円です。プロジェクターの利用も検討しているなら、10万円程度が相場です。
人件費
セミナー企画・立案から手配までには、人件費が必要です。イベント会社に委託も可能ですが、最低でも10万円以上の費用が発生します。ただし、社内の人間で企画するのなら、企画に際する費用はかかりません。
また、セミナー当日までの問い合わせ対応や、当日の運営側が不足している場合には、別途人件費をかけて、臨時スタッフを雇う必要があります。
講師への謝礼
講師への謝礼は知名度やセミナー内容によって、金額は大きく異なります。例えば、一般的な講師の場合、1回のセミナーで5~6万円程度が相場とされています。
しかし、有名な講師に依頼するのなら、数十万円かかるケースも珍しくありません。メディアで活躍している著名人では、100万円を超えるケースも考えられます。
司会の料金
セミナーを円滑に進行するために、司会は重要なポジションです。プロの司会はセミナーの雰囲気づくりをするだけでなく、講師への気配りも一級です。会社内で賄えば費用は発生しないものの、良質なセミナーにしたいのであれば、プロの司会者に依頼をおすすめします。拘束時間にもよりますが、司会への謝礼はおおむね5万円程度が相場です。
集客費用
集客費用とは、セミナーの集客にかかる費用です。セミナー用のLP(ランディングページ)を外部制作会社に依頼すると、5~50万円程度かかります。また、メール配信や有料プレスリリースを活用すると、その分費用が発生します。
可能な限り集客費用を抑えたいときには、安価で利用できるセミナー告知サイトのほか、X(旧Twitter)やFacebookの活用をおすすめします。
セミナー集客のコツについては「おすすめのセミナー集客方法比較11選!人を集めるためのコツもあわせて紹介!」をご覧ください。
参加費無料のセミナーの注意点
一部のセミナーでは協賛・後援企業がつき、参加費を無料に設定するケースもあります。参加費無料セミナーは気軽に参加可能なこともあり、多くの集客が見込めるでしょう。一方で、以下のリスクがあることを把握しておく必要があります。
- 態度変容を起こしにくい
- 収益化まで時間がかかる
- 無料だからとキャンセルが多い
態度変容とは、主にビジネス関連で用いられる用語で、固定化された概念を取り払い、新しい態度を形成することです。「友人に誘われて断り切れず」「会社から参加するように促されて仕方なく」といった、セミナー内容に興味のない相手を心変わりさせるのは難しいです。
また、「無料だからとりあえず参加した」のような動機の場合、金銭を支払うアクションに到達するまでが難しく、収益化には時間がかかります。
参加費が高くてもセミナーに参加してもらうには?
高くてもセミナーに参加してもらうには、以下の方法が考えられます。
- 数時間ではなく、一日単位で開催する
- セミナー参加に付加価値を与える
- ブランディングをする
- 抽選プレゼント企画を実施する
- 魅力的なゲストを招待する
- セミナー動画など特典を配布する
これらの中でも特典関連は、参加者がリピーターになったり、製品の購入を促したりと、自社の利益にもつながります。しかし、特典が充実していても、あまりにも高額なセミナーには参加者が集まりにくいです。競合他社をチェックして、適正な参加費を設定しましょう。
【まとめ】セミナーの価値を高めて参加費に見合ったものにしよう
セミナーの参加費は、参加の有無を決める要因の1つです。安価または無料にすれば、集客は見込めるものの、意欲が高い人間以外も多く集うことになり、想定していた成果を得られないかもしれません。目的やターゲットにもよるものの、セミナー参加費は適正な値段を設定しましょう。
そして、「参加して良かった」と思えるような、充実した内容を提供できれば、リピーターや売り上げにつながります。まずは何のためにセミナーを催すのかを固め、競合他社の参加費を確認してみましょう。
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