【初心者必見】セミナーの司会台本テンプレートとは?テンプレートを活用してセミナーを成功させよう!

2023.09.26

2024.05.14


「セミナー司会が初めてで不安」と感じる方は、あらかじめ台本を作っておくと安心できます。しかし、台本を作ったことがないという方は、どのような台本を作成すれば良いのか悩んでしまうのではないでしょうか。司会は、ある程度の進行内容が決まっているので、台本通りに進めれば問題はありません。

この記事では、セミナーの司会台本テンプレートの紹介や司会進行のコツなどを紹介しています。テンプレートを積極的に活用して、セミナーを成功させましょう。

 

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セミナーの司会台本はなぜ重要?

セミナーの司会を務めるのに、台本が必要である理由は下記の2点です。

  • 司会の役割を理解してセミナーを成功に導ける
  • 司会初心者の不安やプレッシャーを解消できる

司会は、セミナーの全体を把握する必要があるため、しっかりと役割を理解することが大切です。ただし、司会初心者は、初めての経験に戸惑うことが多々あります。これをふまえて、台本の重要性を詳しく解説していきましょう。

セミナーの成功を左右する司会の役割

セミナーの司会は、タイムスケジュールを円滑に進め、講師と参加者が安心できる雰囲気を作る役割を担っています。司会が、セミナー会場全体の進行を担っているのです。

例えば、事前に作成した台本を基にして、セミナーを進めたとしましょう。限られた時間の中で司会がリードできれば、参加者の満足度は高くなります。

台本を作成すれば、タイムスケジュールごとの司会の役割を理解できるため、成功に近づくでしょう。

司会初心者の不安やプレッシャーの解消

司会台本を用意しておくと、司会初心者の不安やプレッシャーを解消できます。なぜなら、話す内容・時間配分・対応方法、などを書き込んでおけるからです。

例えば、質疑応答に要する時間配分を記入しておけば、具体的な時間を目安にして進行ができるでしょう。トラブルへの対応方法も記入することで、トラブルが起きてもある程度は対処できます。このように、台本を作成しておくことで司会初心者の不安やプレッシャーは解消されます。

また、セミナー自体がダラダラと長くなってしまうことを防ぐことが可能です。

オンラインとオフラインのセミナーの台本はどこが違う?

オンラインとオフラインのセミナーは、会場の状況が異なるため台本の作成には、下記の注意点を意識しましょう。

  • オンラインセミナーは、場所を問わず視聴できる
  • オフラインセミナーは、台本の内容を覚えておく

それぞれ、詳しく解説していきます。

オンラインセミナーの特徴と注意点

オンラインセミナーは、通信を利用しているため、場所を問わずにリアルタイムで講演を見られる特徴があります。セミナーで投影される資料なども画面共有が可能であるため、参加者にとってメリットが大きいです。そのため、ある程度台本を作っておけば満足度の高いセミナーを開くことができるでしょう。

ただし、通信機材を利用するため、講演中にトラブルがあった場合は解消しなければなりません。また、参加者は緊張感の少ない状態で視聴できることから、集中力維持への対策も合わせて考えておく必要があります。

オフラインセミナーでの進行方法

オフラインセミナーでは、タイムスケジュールに沿って進めていきます。ただし、オフラインセミナーでも、状況によっては円滑に進まないため、内容をしっかり覚えておきましょう。

進行方法は、台本と会場の状況を見ながら行います。会場の雰囲気だけではなく、参加者が集中しているか、話すスピードは良いかなどに気をつけて台本を読み上げましょう。

また、セミナーに登壇する講師や関係者の名前を呼び間違えないように進めることが必要です。

実践! 司会台本テンプレートの作り方

司会台本の作成は、大まかなアウトラインを作成することから始まります。セミナー全体のアウトラインが決まったのち、細かい内容やコメントを記載していきます。

以下は、司会台本のテンプレートです。台本を作る際の参考としてください。

項目内容
冒頭の挨拶・セミナーが始まる一言

・参加への謝辞

・自己紹介

注意事項などの説明・講師への質問の仕方

・音量や映像の確認

・トラブルへの対処時の説明

スケジュールの紹介・スケジュールを時間単位で説明
講師の紹介・セミナー講師の名前や経歴の紹介
休憩・休憩の時間

・休憩の開始と終了

質疑応答・質疑がない場合は、司会者が例を挙げる
終わりの挨拶・終わりの挨拶
その他・アンケート実施の案内など

 

オンラインセミナー用の司会台本テンプレート

オンラインセミナー用の台本は、参加者に明確に伝わることが大切です。しかし、伝え方に悩んだり迷ったりする方もいるのではないでしょうか。ここからは、オンラインセミナー用の司会台本テンプレートを紹介していきます。

基本的な案内と注意事項

基本的な案内と注意事項を含めた台本のテンプレは下記のとおりです。

本編開始前に、ご連絡事項がございます。セミナー中の音声や映像について何かございましたら、チャットにてお伝えください。講演中は、皆様のマイクはミュート、もしくはオフ設定にしていただきますようお願いします。講演後は質疑応答のお時間を○分設けておりますので、チャットにて投稿ください。それでは、本日のタイムテーブルをご案内します。

オンラインセミナーでは、マイクオフが基本的な案内に含まれていますが、録画や録音の禁止も合わせて呼びかけてみましょう。

開会のあいさつ

オンラインセミナー開会のあいさつのテンプレは下記のとおりです。

”ご参加くださっている皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。お伝えしておりました時間となったため、○○セミナーを開始いたします。本日の司会を務める○○の△△と申します。どうぞ、よろしくお願いします。今回のセミナーでは、□□をテーマとしており、登壇者の意見を交えて詳しく解説していきます。セミナーのお時間は1時間を予定しておりますので、本日はよろしくお願いいたします。”

講師の紹介の際には、本人が自分で自己紹介ができるようにするなど、講師と参加者の交流にも配慮してみましょう。

休憩の案内

講演中の休憩の案内を行う場合の、テンプレは下記のとおりです。

”ここで、○分間の休憩時間となります。再開時間は△時□分ですので、お時間までに戻っていただきますよう、よろしくお願いいたします。何かございましたら、チャットにてお伝えください。それでは、一旦失礼いたします。”

画面を切ってしまった場合の対処法など、トラブルに対する注意事項の内容に盛り込むこともおすすめです。

質疑応答の案内

セミナー講師への質疑応答の案内は、以下のテンプレを参考にしてください。

”登壇者の皆様、ありがとうございました。○○についてお話しいただきました。ここからは、質疑応答のお時間となります。お話に対することでも、登壇者の方に対してもご質問を受け付けております。チャットからでもかまいませんので、ぜひ投稿ください。”

質疑がない場合は、司会者のフォローが必要になるため、いくつかの質問の例を用意しておきましょう。参加者が、質問をしやすい雰囲気を作ることが大切です。また、質問が出た場合は、司会者がリアクションを行い、場の雰囲気を盛り上げることも重要です。

閉会のあいさつ

閉会のあいさつのテンプレは下記のとおりです。

”それでは、お時間になりましたので、セミナーは終了となります。それでは、(登壇者へ)最後に皆様から、一言お願いできますでしょうか。本日はセミナーにご参加くださいまして、ありがとうございました。”

閉会時は、簡潔にまとめて伝えると良いでしょう。退室方法がわからない方に備えて、オンラインセミナーで利用するツールの退室方法も、内容に含めることもおすすめです。

司会をスムーズに進行するコツ

司会をスムーズに進行するコツは、下記の3つを意識することが大切です。

  • 表情を豊かにして話す
  • 参加者の視点に立つ
  • トラブルに対して迅速に動く

オンラインセミナーでは、表情を明確にすることで、参加者にしっかりと伝わります。少しリアクションを大きくしたり、ボディ・ランゲージを取り入れてみましょう。講師と参加者の間に立つ司会は、専門用語を使用せずにわかりやすい表現で参加者へ問いかけると伝わりやすいです。

通信環境が関わるオンラインは、音声や映像の乱れなどのトラブルが起こると考えられます。参加者が困らないように、トラブルには迅速に対応しましょう。

失敗しないセミナー運営をより詳しく学びたい方は、「【知らなきゃ損】失敗しないセミナー運営とは?セミナーを成功させる方法を徹底解説!」をご覧ください。

【まとめ】スムーズなセミナー司会のためには台本が重要

セミナーの司会は、タイムスケジュールを円滑に進める大切な役割を担っています。役割を理解して、円滑に進められればセミナーの成功率が大きく上がるでしょう。ただし、参加者の視点に立ち、表現や表情を工夫すると、司会の進行もスムーズです。

司会初心者は、紹介したテンプレートを利用して、講師と参加者の間に立つことを意識してみてください。参加者が自分の成長を楽しめるようなセミナーとなるよう、タイムスケジュールをしっかり把握しておきましょう。

 

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株式会社オフィス愛 コーエンプラス
代表 森本 啓仁

はじめまして、コーエンプラス代表の森本です。私たちは、10,000回以上の経験とケーススタディをもとに、講演会の成功と講師紹介のコンサルティングをおこなっています。この道一筋20年の提案力をもとに、自信を持ってサポートいたします。今後も継続的な成長に努め、より多くの方を講演会の成功に導けるよう、質の高い情報をお届けします。

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