講習会と研修会の違いを徹底比較!セミナーと研修・講習の違いも解説

2025.10.03

2025.10.03

スキルアップや人材育成に欠かせない講習会や研修会ですが、それぞれどのような違いがあるのか、明確にできない方もいるようです。主催者のなかには、「どちらで進めるべきかわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、講習会と研修会の違いを、徹底比較して解説します。また、セミナーと研修・講習など、他のイベントとの違いも併せて紹介します。この記事を読めば、イベントを開催する際にどの形式を選ぶべきか判断できるので、ぜひ参考にしてみてください。

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講習会と研修会の違いを比較

以下は、講習会と研修会の違いを比較した表です。

比較する項目講習会研修会
目的・技能の向上
・資格取得など
・人材育成
・企業理念の浸透など
対象者技術や資格を取得したい人企業の人材
開催方法・講義形式
・実技指導など
・グループワーク
・ロールプレイなど
期間短期間長期間

このように、講習会と研修会は目的や対象者、開催方法や期間などさまざまな違いがあります。詳しい違いは次の章から解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

講習会とは

講習会とは特定の知識やスキルを身につける場で、参加者は専門家や講師の話や、実践的な指導により理解を深めます。資格や免許の取得、新たなスキルを身につけたい方が自主的に参加することがほとんどです。

講習会に参加することで、実技を実際に見られたり、直接講師に質問できたりするメリットがあります。

研修会とは

研修会とは企業や組織内で実施される学びの場で、業務上必要な知識やスキルを向上させるために開かれます。集中的なトレーニングや学習の場を、組織が従業員のためにセッティングし、参加が義務付けられていることがほとんどです。

研修には新入社員研修や管理職研修などさまざまな種類があり、対象者や実施する目的によって設定されます。

講習会と研修会の目的の違い

講習会はスキルや資格取得を目的とし、研修会は人材育成や組織力強化を目的とします。ここからは、目的の違いを詳しく解説します。

講習会の目的

講習会の主な目的は、特定の技能・知識を短期間で習得することです。法律や業務上の規定を満たすため、または資格認定の要件を満たすために開催されます。

講習会の例として、運転免許証を取得する講習や、ボイラー取扱技能講習などがあります。講習を受けることで、知識や技術を身につけたり資格を得たりして、仕事に活かすことを目的に参加する方がほとんどです。

研修会の目的

研修会の目的は、組織や社員全体の能力向上や、中長期的な人材育成などです。新入社員研修や管理職研修など、キャリアの段階に応じた能力や、価値観を育てることが重視されています。

さらに、社員の定着率向上や業務品質の統一、能力の底上げなども研修会を実施する目的とされています。

講習会と研修会の対象者の違い

講習会と研修会では、対象者も異なります。それぞれの対象者の違いを詳しく解説します。

講習会の対象者

講習会の対象者は、主に特定の能力や資格、知識を短期間で獲得する必要がある方です。業務上、法律で定められた講習を受けなければならない人や、専門的なスキルを証明したい人などが含まれます。

たとえば、建設業の安全講習や運転免許更新の講習、特定の技能講習などにより資格や免許を得たい方です。また、自己啓発やスキルアップを目的として、自主的に参加する方もみられます。

研修会の対象者

研修会の対象者は、会社や団体に所属しており、組織の中で役割を果たすことが期待される社員やスタッフが中心です。特に、新入社員や管理職の階級は、能力を伸ばす必要があるため対象者となります。

昇進して新しい役割を担う人や、業績向上の必要性があり、組織から指名される人も対象者となることがあります。

以下の記事では、階層別研修について解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

講習会と研修会の開催方法の違い

講習会と研修会では、開催のスタイルや準備体制にも違いがあります。形式や運営方法を理解することで、目的に適した参加・導入の判断がしやすくなります。それぞれの違いを詳しくみていきましょう。

講習会の開催方法

講習会は、あらかじめ決められた日程や内容に従って開催されるのが一般的です。多くの場合、数時間から数日程度の短期間で完結するスケジュールで実施され、定められたカリキュラムに沿って進行します。

開催形式としては対面型が主流で、講師が知識や技術を解説したり、実技指導をしたりします。実際に手を動かしながらスキルや知識を身につけ、資格を取得するスタイルがほとんどです。

研修会の開催方法

研修会は、組織の課題や受講者のレベルに応じて、柔軟に設定できるのが特徴です。受講対象者の役職や業務内容に応じて、研修の目的やゴールが設定されます。

研修は講義だけでなく、グループディスカッションやロールプレイングなどが用いられることもあります。受講者が能動的に参加できるスタイルは、コミュニケーション能力や実務を身につけられる点が魅力です。

以下の記事では、研修の開催方法を解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

講習会と研修会が開催される期間の違い

講習会が開催されるのは短期間、研修会は長期間といった違いがあります。講習会は特定のスキルや知識の習得、資格取得を目的としているため、数時間~数日程度の短期間で完結することがほとんどです。

研修会はより包括的な教育を目的としており、開催期間も柔軟に設定されます。新入社員研修は、業種や企業の規模によっても異なりますが、1ヶ月~3ヶ月かけて実施されるのが一般的です。専門的な技術研修や管理職研修は、さらに時間を要することもあります。

講習会と研修会の活用方法の違い

講習会は、業務上または法律上必要な知識や資格を取得し、キャリアアップに活用されることがほとんどです。たとえば、不動産業界だと「宅地建物取引士」の資格を取得したうえで「マンション管理士」の資格もとると、幅広い業務に携われます。

研修会は、人材育成により、組織全体の業績やイメージアップに活用されます。新人研修は、社会人としてのマナーや企業理念を身につけられ、実際の職務に活かすことが可能です。

管理職研修を実施すると、リーダーシップが身についたりハラスメントを防止できたりするため、企業のイメージアップにつながります。

講習会と研修会と他のイベントの違い

ここからは、講習会と研修会の違いに併せて、その他のイベントとの違いを解説します。内容は以下のとおりです。

  • 研修会と勉強会の違い
  • 講座と講習の違い
  • セミナーと研修・講習の違い
  • 講演会との違い

1つずつ詳しくみていきましょう。

研修会と勉強会の違い

研修会は、主に企業が従業員を対象に実施する教育に用いられますが、勉強会は幅広いシーンで用いられる言葉です。

組織が明確な成果を期待する場として、計画的に実施する場合は、研修会といえます。既存社員が、数人でスキルアップや最新情報を入手するために実施するケースは、勉強会と呼ぶことがほとんどです。

それぞれ意味は似ていますが、開催するスタイルや呼び方に違いがあります。

講座と講習の違い

講座と講習の違いは、主に実技の有無にあります。講座は、専門的な内容を座学にて学ぶスタイルを指します。対面で実施する講座もあれば、説明文を見て個人で学ぶスタイルもあり、その場での実践的な行為はほとんど指示されません。

講習は座学に加えて、学んだことを実際に経験し、練習するといった実技形式を用いるのが一般的です。

セミナーと研修・講習の違い

セミナーと研修・講習は、自主参加の有無や実施スタイル、主催者などに違いがあります。

セミナーは、特定のテーマに関心を持つ人々が自発的に集まり、知見やノウハウを取得する場として設けられます。形式は質疑応答以外、講師が一方的に講義するスタイルがほとんどです。

研修は自分の意志ではなく、組織の指示で参加し、ディスカッションやロールプレイングが実施されます。講習はほとんどの方が自発的に参加し、座学に加えて実技も経験して技術を身につけます。

セミナーの主催者は個人や業者、研修は所属している組織が一般的です。講習の主催者は専門分野に特化した企業や学会、自治体や公共団体など、幅広い傾向にあります。

講演会との違い

講演会は、講師または有識者がテーマに沿って話を展開し、参加者が知見や刺激を得る場です。質疑応答の時間が設けられることはありますが、講習会のように講師と参加者の間で実践演習をすることはほぼありません。

講演会の参加者は自主的な方が多いため、組織に指示されて参加する研修会とは異なります。セミナーと講演会を混同する方もみられますが、セミナーは少人数、講演会は大人数に対して開催するのが違いです。

以下の記事では、セミナーの種類を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、講習会と研修会の違いを徹底比較して解説しました。

講習会は短期間で知識や技能を習得する場で、資格取得や法令遵守を目的とします。研修会は、社員の成長や組織力の向上など、中長期的な視点からの人材育成を目的とする場です。

それぞれの対象者や開催方法、実施期間や活用方法にも明確な違いがあります。また、勉強会・講座・セミナー・講演会との違いも踏まえることで、より適切な形式を選択できます。

この記事を参考に、開催する目的や活用方法から適切なイベントを選択して、効果的な教育や学習の場を整えてみてください。

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株式会社オフィス愛 コーエンプラス
代表 森本 啓仁

はじめまして、コーエンプラス代表の森本です。私たちは、10,000回以上の経験とケーススタディをもとに、講演会の成功と講師紹介のコンサルティングをおこなっています。この道一筋20年の提案力をもとに、自信を持ってサポートいたします。今後も継続的な成長に努め、より多くの方を講演会の成功に導けるよう、質の高い情報をお届けします。

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