あおの ひろみ青野 浩美
- 肩書き
- 声楽家
言語聴覚士 - 出身・ゆかりの地
- 京都府
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プロフィール
京都市生まれ。
同志社女子大学学芸学部音楽学科演奏専攻声楽コース卒業。同志社女子大学音楽学会《頌啓会》特別専修生修了。
声楽家をめざし、その道一筋に邁進していた矢先に、原因不明の神経性難病を発症。
手足が動かなくなり、それに加えて無呼吸の発作におそわれる。リハビリと車イスの生活がスタート。やがて、呼吸を維持するために「気管切開」が必要であることを医師に告げられ、命を守るためにやむなく気管切開に踏み切る。 歌手としての活動は、「前例がないから無理だ」と告げられるが、諦めず、自身の障害と向き合い、闘い続ける。家族や支援者に支えられ、声をとりもどし、歌い、語り出す。
車椅子ユーザー。スピーチカニューレで話をし、歌もうたう。
学校、福祉施設、医療機関などでトーク&コンサートを多数している。
現在、京都光華女子大学医療福祉学科言語聴覚専攻在学中。
主な曲目
『野ばら』『ビリーブ』など多数
主な講演実績
たちばな会/長崎県寿台養護学校PTA/富士県立高志高等学校/舞鶴市社会福祉施設連絡協議会/神鋼ケアライフ㈱/豊岡市 ふれあいのつどい/公立学校共済組合 北陸中央病院/東京都 くにたち福祉のつどい/大阪市立小中学校 三校合同講演会/福島県立平養護学校/宮津市 人権のつどい/八幡市民生児童委員協議会/こまつ看護学校/慈恵第三看護専門学校/宇治田原町社会福祉協議会/豊川いのち・愛・ゆめセンター
主なメディア出演
NHK Eテレ「ハートネットTV」(2015.11.2放送)
主な講演のテーマ
『前例がなければ作ればいい』
突然、原因不明の神経性難病を発症、無呼吸の発作におそわれるリハビリと車いす生活の中、声楽家への夢を諦めず障がいと闘い、声を取り戻した軌跡を語ります。
講演は、関西弁ならではのユーモア溢れるトークに、「野ばら」や「故郷」など生声での歌唱を織り交ぜたトーク&コンサート構成となっております。「自分の事を書いた歌かと思ってしまう」という程、青野さんの思い入れの深い曲「ビリーブ」は聴く者の胸を打ちます。
親や友人への感謝の気持ち、障がいとの向き合い、夢を実現させる行動力、チャレンジする姿勢など青野さんの生き様に、元気と勇気を分けてもらえるでしょう。
著作紹介
ギャラリー
聴講者の声
- すごく明るく前向きな話。そしてステキないい声の歌に感激しました。
- 開幕一声の美しい歌声で始まり、涙を我慢したくなるビリーブで終わり、挑戦することへの輝きを教えてもらった。元気をいただける講演でした。
- 視点、考え方を変えれば、明るく、自分らしく生きていけることに気づくことができた。
- 一人ひとりが個性であり平等である。障害を乗り越える力、生きる力をいただきました。声帯がないと思えないほど、きれいで大きな声でした。
- あきらめたらダメの思い。苦を楽しさに変換していく心情と明るさ。これからも色々な方々に、前向きな姿勢を伝えていってほしい。
- 心にしみる。すばらしい講演でした。