はやしや ひこいち林家 彦いち
- 肩書き
- 落語家
- 出身・ゆかりの地
- 鹿児島県
この講師のここがおすすめ
落語界きってのアウトドア遊びの達人、林家彦いちさん。自然の中での体験や、そこで出会った人々の話を生かした新作落語が、多くのファンの心をつかんでいます。
令和の今でも楽しまれている、江戸や大正時代に生まれた名作の古典落語。1つの作品を様々な噺家が時代を越えて高座にかける、それは究極のSDGsです。伝統芸能の世界のしきたりや後進育成(≒教育、マネジメント、SDGs)、人と人とのコミュニケーションから生まれる毎日を楽しく過ごすコツを、笑いをベースにお伝えします。
プロフィール
1969年7月3日生まれ、鹿児島県出身。
1989年に国士舘大学文学部地理専攻科中退し、初代林家木久蔵(現・林家木久扇)へ入門。
前座名「きく兵衛」。1990年初席、池袋演芸場にて初高座「寿限無」。
1993年二つ目昇進。「林家彦いち」に改名。2002年真打昇進。
現在までに数々の賞を受賞し、新作の落語も数多く手がける傍らで、海外での英語で落語会にも精力的に参加。2017年秋にはポートランド公演を成功させる。
筋金入りのアウトドア好きであり、世界の秘境(ユーコン川、バイカル湖、シルクロード、テーブルマウンテン等)を旅して廻る。日本では奇祭(蘇民祭、御柱祭等)にも参加。2017年には大型バイクの免許を取得。
著書に自身の創作落語を絵本化した『ねっけつ!怪談部』(画・加藤休ミ、あかね書房)、『ながしまのまんげつ』(画・加藤休ミ、小学館)、「久米宏ラジオなんですけど」のコーナーをまとめあげた「瞠目笑」(パイ・インターナショナル)がある。企画から参加したこだわりの鞄、「落語家・林家彦いちの懐かばん」、「袖形かばん」、「掛け持ち鞄」も人気を博している。
主な講演のテーマ
1. 心に余裕のある暮らし~悩みの種を、笑いの種に変える!~(講演+落語)
お殿様や商家の大旦那、長屋の熊さん、八っつあんまで…、落語に登場する人たちは、どんなことが起ころうとも、最後には丸く収まり、笑いに収まります。楽しんだもの勝ち、笑ったもの勝ちの落語界。どんな悩みでも笑いに変えることができれば、一生笑いに困ることはありません。
2. 粋な上司、野暮な上司~楽しむことから仕事が始まる~(講演+落語)
ストレスの原因は圧倒的に人間関係。どんなコミュニティにおいても人との相性はあるものです。
小さなことにこだわるのではなく、慕われる人になるにはどうすればいいのか?そのヒントは落語界にあります!
30年どっぷり落語界で生きてきた林家彦いちが、落語の世界に溢れる義理と人情の解決策を語ります。悩んだことさえ、笑い飛ばしましょう!
3. 世界への旅(スタンダップトーク)
世界の秘境を旅して廻る落語家・彦いち。ある時はユーコン川をカヌーで下り、ある時はバイカル湖で相撲をし、ある時はテーブルマウンテンで奉納落語をしたり、ある時はカザフスタンの芸人に会いに行ったり…。旅して廻った様々な体験を、スタンダップトークで、スライドを用いて喋り倒します!異文化の中で出逢う様々な“笑い”は、あなたを世界への旅へ誘います。
4. 子供落語教室(ワークショップ+落語レクチャー+落語)
落語初心者でも安心の、ワークショップと落語レクチャーのある落語会パッケージです。
代表の生徒さん数人に小噺を教えみんなの前で披露するワークショップ、扇子や手ぬぐいを使った落語独特の所作の解説を始め落語を聞く為に必要な最低限の知識をレクチャーした後、彦いちの落語の披露をさせていただきます。
日頃落語とは馴染みの無い学生さんでもすんなりと楽しんでもらえる内容です。
5. 創作(新作)落語の作り方(ワークショップ+落語)
新作落語の第一線で活躍を続けている彦いちが自身の作品を基に、創作落語の裏側を解説。
日常生活や世の中の出来事をどのような視点で見ているのか、どのようにして落語にしているのか。
彦いち流の創作落語の作り方や、発想を豊かにするワークショップを通じて、ビジネスで活かせる会話のヒントをお話しした後、新作落語を一席披露いたします。
■ その他のテーマ
『粋な上司、野暮な上司~悩んだ時は、落語がおススメ~』
『笑いのある暮らし~落語なしでは生きられない~』
『伝統芸能に学ぶ幸せな暮らし』
『江戸時代の暮らしの知恵』 他