ひろせ ようこ廣瀬 陽子
- 肩書き
- 慶應義塾大学総合政策学部教授
- 出身・ゆかりの地
- 東京都
プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部を卒業し、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。
同博士課程単位取得退学後、慶應義塾大学大学院で政策・メディア博士(論文)を取得。2016年4月より現職。
専門は国際政治、コーカサスを中心とした旧ソ連地域研究。
国家安全保障局顧問(2018年~20年)など、政府の委員等も数多く歴任。
主な著書
ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略(2021,講談社)
旧ソ連地域と紛争 石油・民族・テロをめぐる地政学(2005,慶應義塾大学出版会)
コーカサス 国際関係の十字路(2008、集英社新書、2009年アジア・太平洋賞特別賞受賞)
未承認国家と覇権なき世界(2014,NHK出版)
シアと中国 反米の戦略(2018,筑摩書房)
強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」 (2008,光文社) 他多数
キーワード:廣瀬陽子
主な講演のテーマ
『ロシアから見る新たな世界秩序:ウクライナ問題を中心に』
2014年のロシアによるクリミア併合は世界に衝撃を与えたが、2022年のロシアによるウクライナ侵攻はさらに大きな世界の危機となっている。これらの危機を紐解く鍵がロシアの「ハイブリッド戦争」にある。ハイブリッド戦争を展開するロシアの狙い、そして、外交の根本原理である「勢力圏構想」とは何なのだろうか。そして、ロシアのウクライナ侵攻によって変化するであろう新たな世界秩序を考える。