かじかわ よしと梶川 義人
- 肩書き
- 日本虐待防止研究・研修センター代表
桜美林大学/淑徳大学短期大学部 兼任講師 - 出身・ゆかりの地
- 東京都
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プロフィール
1983年より都内の特別養護老人ホーム、地域ケアセンター、在宅介護支援センター等で、20年間勤務。
「自分にしかできない」ことを目指し、処遇困難事例、家族問題担当ソーシャルワーカーとして働く。その後、都内の特別養護老人ホームの業務アドバイザーを約10年間務める。
2000年から現在まで、わが国の高齢者虐待問題のパイオニアである民間団体「高齢者処遇研究会(後にNPO法人日本高齢者虐待防止センター)にて理事・事務局長を務め、高齢者虐待に関する研究、実践、教育に取組む。
この間、複数の大学の非常勤講師、自治体の高齢者虐待防止に関する委員会の委員、事例対応のスーパーバイザーを務めるとともに、2006年から、認知症介護研究・研修仙台センター様の高齢者虐待関連のプロジェクト委員会委員、複数の自治体の社会福祉審議会委員も兼任。自身の中心軸は「フリーランスの虐待防止屋」と思い、活動している。
高齢者虐待防止法施行前から、全国の自治体、業界団体、職能団体などの主催する従事者及び一般市民対象の研修・講演多数。
主な講演のテーマ
『高齢者虐待の防止と支援』
※下記講演内容例から、主催者様のご要望に応じて講演内容をアレンジします。
下記例に含まれていない内容でも、高齢者虐待に関わることなら、如何なる内容もお話可能です。
■ 講演内容例
・虐待防止法令の解説と実態把握の方法
・取組みの全体像:取組みのマネジメント・サイクル
・発生予防策:虐待好発の構図に注目した発生予防
・発見の方法:見守りの方法、戦略的な地域づくり
・通報・届出:広報内容の例、心情的な忌避感の解消
・通報と届出の受理:やりとりの留意点、緊急性評価、虐待の判断、専門家協力の必要性の判断
・受理後の動き:緊急一時保護、緊急性に応じた動き
・事実確認の方法:準備品目例、立入調査の要否判断
・記録の方法:記録の妥当性と信頼性の向上方法
・事前評価(アセスメント)の方法:虐待発生の説明
・リスク要因を網羅的に把握する方法
・長所・短所や強み・弱みの分析方法
・虐待発生と対応機序の一貫した説明
・緊急性の判断と支援方針の決定:緊急性に応じた方針
・実効性ある対応計画の作成方法
・問題ないし問題状況の明確化
・支援スタイルの種類:①洞察促進、②エンパワー、③解決構築、④認知行動変容、⑤折衷
・対応計画の実施:個別援助の流れ、参加性が悪い場合の対応、当事者との信頼関係構築の方法
・対応チームの進捗管理とリーダーによる統括の方法
・家族再統合の可能性の判断、終結の判断、事後評価の方法
・事例データベース構築の方法
・多専門職・多機関協働 チーム対応(事例検討等)の方法
・必要な様式:上記のそれぞれに適した様式例
著作紹介
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『高齢者虐待防止トレーニングブック―発見・援助から予防まで』
出版社: 中央法規出版 -
『マンガでできる介護職員研修』
出版社: 日本医療企画 -
『障害者虐待 ―その理解と防止のために―』
出版社: 中央法規出版