
こばな まさたか(ばななせんせい)小塙 雅多加(ばなな先生)
- 肩書き
- 自己理解の学校『よかよか学院』校長
- 出身・ゆかりの地
- 埼玉県
この講師のここがおすすめ
聞き手である親が自身の子どもの感性を取り戻し、家に帰ってから親や子どもに親愛の情を感じる時間。知識やノウハウを教わるというより、わたしのなかにある深い思いが揺り動かされて気づきに発展していく、そして家族や自身の生活を再発見していくという時間です。
プロフィール
元小学校教師、「よかよか学院」校長。本名は小塙雅多加(こばなわまさたか)。
「小塙」が「ばなな」と聞こえることから子ども達から「ばなな先生」と呼ばれるように。
大学卒業後、公立小学校で23年間にわたり教鞭をとる。担任クラスの児童に「自分のことが好きですか」というアンケートをとると7、8割が嫌いだと答え愕然とする。そこで、授業の合間に自尊感情を高める「自分科」という教科を編み出して実施。自己肯定感が著しく高まり「自分が好きだ」という子どもが急増。さらにその根源がお母さんの自己肯定感にあると知り、退職、お母さんと子どもの学校「よかよか学院」を立ち上げ、北海道から沖縄まで「自分科」という自分を肯定するワークショップを提唱、実践している。また、どんなお母さんも大好き、という子どものメッセージを届けるお話し会を実施し、幅広い年代のお母さんを応援している。
主な講演のテーマ
『お母さんやっているだけですばらしい』
子ども達にお母さんのどこが好きと聞くと「全部」「お母さんだから」という声が返ってきます。子ども達の行動をつぶさに観察していると、すべての根源がお母さんからの承認にあるということがわかりました。学校にて体験した子ども達のお母さんへの愛情を解説することで、子ども達やパートナーの本当の願いを知ると同時に、かつて子どもだった自身の未消化なキモチを再評価していきます。
聴講者の声
- ばなな先生の言葉に心が動かされてばかりで泣いたり、笑ったりと感情が忙しかったです。 そして、とても楽しくてあっという間の2時間でした。 特に『こどもはお母さんの事が全部好き』という言葉に心を動かされました。私には現在4歳の娘がいますが、初めての子育てで自信もなく、しっかりしたお母さんにならなくては、と自分自身にプレッシャーをかけていたとこの言葉に気づかされました。 そして、ありのままの自分を好きでいてくれる娘の存在がとても有り難くさらに愛おしく思えました。帰ったら思いっきり抱きしめて今の気持ちを伝えようと思います。 また、自分の名前の由来をシェアするワークでは、自分の名前に対して名前負けしているような気がしてあまり好きになれなかったのですが、親がどうしてこの名前をつけてくれたのか自分なりに解釈しそれをワークで伝えられた事で 親が自分の事を大事に想って名付けてくれたのだなと改めて実感する事が出来ました。この講演会に参加させていただけたお陰で自分も自分の名前も少し好きになれた気がします。 それから、今日楽しかったとお母さんが言える事がこどもにとって幸せというお話がとても素敵だったので 今日から夜寝る前に『今日も楽しかったね。』と娘に伝えて毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。
- ばなな先生のお話に何度も涙が出ました。どんどん気持ちが緩み、終わった後は温かい気持ちになりました。 それは来ていた家族も同じような気がしました。ずーっとゲームをしていてほとんど聞いていなかったと思っていた長男、次男もです。 長男は顔や雰囲気が柔らかくなりました。次男は普段なら言わないことを言い出し、わんわん泣きました。 夫も来ていたのですが、同じく柔らかくなり、いつもより会話がしやすかったです。普段会話はほぼないです。 長男が不登校になり、自分なりに勉強したりしてきましたが、ばなな先生のおっしゃることは新しく聞くことが多かったです。新たな引き出しを授けてくださり大変感謝しています。
- ばなな先生の話を聞いて、今日、一日を過ごしました。 そう見ると、妹とケンカばかりして、自分の意見を通そうとしているように見えていたけれど、いつもなにかのタイミングで、違う面白い事を言って、妹が和みケンカが終わってると気付いたり、 今日も発明クラブに行きたい!!と伝えてきたり今日は竹を使ってキャンプをしようみたいな企画に参加していたのですが、竹林から自分の思う竹を切り出し、ノコギリやナタなどの道具を使いながら、お皿やコップを作ったりしてました。家に帰ったらすごろくを作ったり、この人は生み出す人なんだなぁと実感しました。 なんだ、私がちゃんと見てなかったのか。ごめんねって反省しながら、わかって良かったぁと、先生に感謝です。ありがとうございます。