こんどう よしひで近藤 良英
- 肩書き
- 映画プロデューサー
- 出身・ゆかりの地
- 愛知県
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映画プロデューサーの近藤良英さんは、1980年代に松竹初のアニメプロデューサーとなり、劇場版「機動戦士ガンダム」三部作、「伝説巨神イデオン」「クラッシャージョウ」、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」まで、松竹配給のアニメ映画の宣伝と制作を担当。東宝では「オネアミスの翼」、東映では「ナウシカ」が登場し、いっぽうゲームの「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」が80年代後半に登場するなど、アニメからゲームへ子供たちの関心が移る時代の真ん中にいて、日本の今日のアニメやゲームの原点を体験。講演ではその熱気あふれる時代を臨場感たっぷりにお話しします。
プロフィール
1978年、松竹(株)入社。1980年、映画宣伝部を経て、映画製作本部へ配属。松竹初のアニメ担当プロデューサーとなり、映画「機動戦士ガンダム」3部作を担当。その後、「伝説巨神イデオン」(接触篇・発動篇)、「クラッシャージョウ」、「ザブングルグラフィティ」、「ドキュメント太陽の牙ダグラム」、「チョロQダグラム」、「超人ロック」、「魔法のプリンセスミンキーモモ 夢の中の輪舞」、「魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ」、「魔法の天使クリィミーマミVS魔法のプリンセスミンキーモモ 劇場の大決戦」、「ダーティペア」「バツ&テリー」、「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」を担当する。並行して、「男はつらいよ」の併映作品として、劇映画「俺ら東京さ行ぐだ」「祝辞」のプロデューサーを担当。
1990年代、活動の場所をゲーム業界へ移し、株式会社アスキーでゲーム開発に携わる。当時の代表作は「時空探偵DD」。
1999年、アスキー退社後は、都内のゲーム開発ソフトハウスを経て、起業。 15年間、遊技機、テレビアニメの2Dアニメパートと3DCGアニメーションを制作、劇場用映画の企画開発を平行して行う。
2017年12月、(株)丸壱動画の設立に参加し、今日に至る。
これまでに企画立ち上げに関わった劇場用映画は、「南極料理人」「携帯彼氏」「ぱいかじ南海作戦」「体脂肪計タニタの社員食堂」「オケ老人!」「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」、2023年1月公開の「ひみつのなっちゃん。」など。
noteで「松竹でアニメを担当していたころ。」を執筆。1980年代。松竹でアニメの宣伝を担当していたころの思い出を語ります。
講師からのメッセージ
松竹初のアニメプロデュサーとして1980年代の劇場用アニメの華やかな時代をすごしました。当時のことをお話しすることで、生活に情熱をとりもどし、前向きな気持ちになれると思います。1980年代に子供時代を過ごした現在、50代、60代のアニメファンだった方たちに向けて励まし、また自分も励まされて、お互いにこれからの人生の後半を前向きに過ごしていこうではありませんか。
主なメディア出演
2023年1月に東京青山の「シナリオ・センター」にて、企画プロデュースした映画「ひみつのなっちゃん。」(主演:滝藤賢一)
どのように企画成立していったかを講演した様子が「月刊シナリオ教室5月号」に掲載(2023年4月28日に発売)
主な講演のテーマ
『機動戦士ガンダムが誕生したころ。ヤマトからガンダム、そしてナウシカへ。』
1980年代に「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」や「風の谷のナウシカ」などの劇場用アニメーションに心躍らせた今の50代、60代のかつてのアニメファンに向けて、あの熱気あふれる時代を再度体験するような講演をしたいと思います。