こにし みさを小西 みさを
- 肩書き
- 元アマゾン ジャパン広報本部長
AStory合同会社 代表 - 出身・ゆかりの地
- 東京都
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成長し続けるアマゾン。その原動力のひとつに、「ストーリーづくり」がある。アマゾンでは「ストーリー」を、そして「ストーリーの重要性」をどう捉えているのか。なぜ「ストーリー」でなければダメなのか。大きな「ストーリー」はどのようにできるのか。アマゾンの考えるストーリーと、他社の考えるストーリーとの違い(時間軸の長さ、空間認識の大きさの違いなど)をアマゾンの元広報本部長・小西みさをさんが解き明かします。
プロフィール
1993年 株式会社セガ・エンタープライゼス 社長室広報企画室係長代理
国内外の企業広報を担当。 同社の海外広報の立上げを担い、海外メディアとのリレーション強化及び
海外事業の成長について日本メディアにPR
1999年 ソフトバンク株式会社入社。広報室課長代理に就任
孫正義代表取締役社長(当時)の直下で日本のマスメディア向け広報を担当および海外広報を管掌
2003年 アマゾン ジャパン株式会社入社。広報マネージャーに就任
黎明期のアマゾン ジャパンに入社し、広報部門をほぼゼロから立ち上げる。
2007年 シニア広報マネージャーに就任
アマゾンが日本で急成長した13年間の広報活動の中で、パーパス・ブランディングを基軸とした
広報戦略を立案し、さまざまなPR手法およびメディアネットワークを活用しアマゾンをブランディング
2011年 経営メンバーに就任
2013年 広報本部長に就任
2015年にはアマゾンがトヨタ、Googleなどを抜き初めて日本のトップブランド
(日経BPコンサルティングのWebブランド調査) になり、当時広報本部長としてブランド価値向上に貢献
2016年末 アマゾン ジャパン株式会社を退職
2017年 AStory合同会社を設立。代表に就任。
2019年 社内報アワード審査員に就任。
2020年 aLLHANz合同会社を設立。代表に就任。
現在、ベンチャーから大企業までIT、旅行、食品、消費財、人材サービスなど
多くの企業のPRコンサルティングおよびPR活動サポートを行っている。
2021年 BS朝日放送番組審議委員に就任。
英国ウェールズ大学経営大学院トリニティセントデイビッド経営学修士(MBA) 修了。
Oxford Executive Leadership Programme修了。
講師からのメッセージ
今や誰しもが知っているアマゾン。そんなアマゾンにも黎明期がありました。日本での黎明期は社会との信頼関係を構築している時代で、どちらかというと社会の評価は低かったと記憶しています。そんなアマゾンが急成長した裏側には、顧客中心主義で事業開発を行ってきたことはもちろんですが、事業推進とともにアマゾンが伝え続けたストーリーがあるからです。私はアマゾンが伝えるべきストーリーを伝えたい方々に届くようにコンンテンツをつくりチャネルを開拓し、アマゾンのブランド価値向上に貢献してきました。今の時代、素晴らしい製品やサービスをつくるだけでは顧客の支持は得られにくくなっています。そこにどのようなストーリーがあり共感を呼ぶことができるのかが、顧客のエンゲージメントを高めるための大切な要素となり、事業の成功の鍵にもなり得ます。是非多くの方々にアマゾンで学んだストーリーの作り方、伝え方の極意について共有させていただければ幸いです。
主な講演のテーマ
ダイバーシティ/経営者/管理職向け
1. アマゾンのすごい人材マネジメント~管理職の課題を解決する様々な仕組み~
「次世代リーダーが育たない」「採用した人材のパフォーマンスが上がらない」「人事評価の基準が曖昧で部下から不平が出る」など管理職には長年変わらない共通した課題があります。先行き不透明な時代に属人的に解決するよりも、課題を解決する仕組みを作ることが今後企業の事業推進を加速させる秘訣になります。講演では、これらの課題を中心にアマゾンで実践されている人材マネジメントの役立つ仕組みをお伝えします。
2. アマゾン 人材が育つ仕組み~誰もが働きやすい環境づくり~
グローバル企業であるアマゾンは性別はもちろん、文化や宗教など多種多様な背景をもつ人々が働いています。本テーマは働く女性に焦点をあて、女性が働きやすい職場環境を実現するアマゾンの取組を伝えます。小西自身、子育てをしながら紆余曲折しキャリアを築いてきました。その体験を踏まえ、成功談・失敗談を交えてお伝えします。
経営者・管理職向け
1. 社会の共感を得るアマゾンの伝え方のルール~伝え方はストーリーが9割~
1994年、Amazon.comは生まれました。成長とともにアマゾンの認知度は上がり、いまや世界で知らない人の方が少ないのではないでしょうか?その裏にはアマゾンのサービスだけでなく、徹底したメッセージの発信方法があります。キーワードは「ストーリー」。講演では「伝わる」ための仕組みとルールをお伝えします。
2. 企業価値を上げるアマゾンで実践したブランド力強化施策~パーパス・ブランディング~
アマゾンは何故多くの顧客に支持されるようになったのか?急成長したアマゾンのストーリーには、社会の共感を得るために長期的視点で実践してきたパーパス・ブランディングの存在が欠かせません。また、昨今、VUCAと言われる予測不可能な中で、社会から共感を得られない企業は淘汰されていく時代になっています。いち早くパーパス・ブランディングの重要性に気づき着手する企業に明るい未来が訪れます。講演ではアマゾンでの経験をもとに、企業価値の向上を目指すパーパス・ブランディングとは何か?どう実践すればよいかを伝えます。
全職位向け
『スピードと成果が上がるアマゾンのコミュニケーションルール』
驚異的な速さで成長を続けるアマゾン。社内プレゼン、企画書、メンバーとのやり取りなど、情報を的確に且つ、スピード感をもって伝えるルールが存在します。円滑な社内コミュニケーションはチームメンバーのモチベーションを向上させ、人材を成長させます。ひいては社内環境向上により人材流出を防ぐことにも繋がります。講演ではアマゾンで実践されているコミュニケーションルールと方法をお伝えします。
経営層・広報・営業職向け
『自社の魅力が顧客に必ず伝わる方法~企業PRのあり方~』
自社の魅力・強みは?それを効果的に発信するには?商品やサービスなどの魅力を伝える”宣伝”とは異なり、企業PRは自社そのもののブランド力を向上させ、顧客接点を強めるものです。すぐに効果が現れるというものではなく、日々の広報活動の積み重ねが大きな実を結びます。アマゾンはガレージからのスタートした企業。講演では企業PRに焦点をあて、大企業から中小企業まで規模を問わず、自社の魅力を見つけ、伝える方法をお伝えします。
経営層・広報向け
『危機管理対応~企業が抑えるべき備えと初動対応~』
不祥事から予期しない事故など、日常的に備えていても経営にはリスクが伴います。発生してしまった危機に対して、企業は顧客、株主、取引先、社員などステークホルダーへの説明責任があります。アマゾンも例外ではありません。講演では広報という視点から危機管理対応において外してはならない伝え方のルールをお伝えします。
全職位・女性向け
『女性のキャリア形成~なりたい自分になるために仕事、子育てを経て見えてきたこと~』
時代の変化とともにキャリアについて模索している女性が増えています。小西はセガ・エンタープライゼス、ソフトバンクを経て、アマゾンジャパンの広報本部長を務めました。自分が将来なりたい姿、そのためのキャリアプランニング、自己ポジショニング、メンター・サポーターの活用方法、ワークライフバランスの保ち方などについて、子育てをしながら紆余曲折しキャリアを築いてきた自己の体験を踏まえ、成功談・失敗談を交えてお伝えします。
全職位・学生向け
『自分の強みの伝え方~明日からできるセルフPR術~』
採用面接から商談まであなた自身、また商品・サービスの魅力を相手に伝えるためには? 講演では強みの見つけ方・伝え方からプレゼン前に何をすべきかなど実践的なセルフPR術を伝えます。
※オンライン講演会も対応可能です。