みやもと あもん宮本 亞門
- 肩書き
- 演出家
- 出身・ゆかりの地
- 東京都 香川県
プロフィール
1958 年東京・銀座生まれ。
2004 年、東洋人初めての演出家として、ニューヨークのオンブロードウェイにて 「太平洋序曲」を手がけ、同作はトニー賞4部門にノミネートされる。
主な作品に、芝居「金閣寺」、オペラ「蝶々夫人」、アイススケート「氷艶~月光かりの如く~」など、ミュージカルのほか、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎など、ジャンルを越える演出家として国内・海外で精力的に活動している。
受賞歴に、文化庁芸術賞、朝日舞台芸術賞秋元松代賞、服部真二賞、第8回澄和Futurist賞など多数。
2020年は、新型コロナウイルスと闘っている人、不安を抱えている人たちに、少しでも希望を感じてもらいたいと、「上を向いて歩こう」を歌い踊り繋げるプロジェクトを発足させた。
2022 年には、映画「ベストキッド」を ミュージカル化した「カラテキッド」をセントルイスで開け、そのあとオンブロードウェイを目指す予定。
テレビドラマ初出演としてNHK朝ドラ「ブギウギ」に作詞家の藤村役を演じる。
その他活動
香川県PRプロジェクト「カッコつけます。アート県。」PR大使
TOKYO ZEROキャンペーン 呼びかけ人
2020年「上を向いて歩こう」プロジェクト
主な講演のテーマ
1. 違うから面白い、違わないから素晴らしい
この地球は実にカラフル。様々な顔、性格、言語、趣味、考え方の人たちによってできています。こうした違いがあるからこそ面白い。そしてみな同じ人間であるという点で、違わないから素晴らしい。人生は人それぞれ。正しい生き方も間違った生き方もありません。
実は人と接することが苦手で、登校拒否、自殺未遂、ひきこもり、対人恐怖症、生死をさまよう交通事故も経験。そんな紆余曲折の半生を振り返りながら、人生を謳歌するための秘訣をお伝えします。
2. 引きだす力~奉仕型リーダーが才能を伸ばす~亞門流コーチング~
人を引っ張るのではなく、その人の魅力や才能を引き出すことを大切にする宮本亞門氏。それぞれが違う魅力や才能を持っており、全員が自分の責任、自分の喜びとして仕事に関わることで強力な力が生まれると言います。そのために大切なのは相手の目線に立って話し合うこと。
演出家として、役者をはじめとする周囲の人たちへどのように働きかけながら新しい舞台を作り上げていくか。創作現場での取り組みから、コミュニケーションを大切にする独自のリーダー論をお伝えします。
3. 亞門流仕事術
演出家として世界中で仕事をしてきた経験から、アイディアの生み出し方、メンバーをやる気を高めチームを活性化するコミュニケーション、スランプの乗り越え方等、独自の仕事術についてお伝えします。
4. がん体験は命の勲章
世界の舞台で活躍する演出家・宮本亞門さんは、2019年、前立腺がんと診断されました。それから続いた「がん」との闘病の日々。全摘出手術を受け、後遺症にも悩まされました。そして2021年に見送った父は、宮本さんに「生きることのすごさ」を教えてくれたといいます。がんを経験して”生かされている”大切さを語ります。
著作紹介
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『上を向いて生きる』
出版社 : 幻冬舎 -
『引きだす力 奉仕型リーダーが才能を伸ばす』
出版社 : NHK出版 -
『宮本亜門の バタアシ人生』
出版社 : 世界文化社 -
『慶應MCC夕学セレクション 「亜門流コーチング」』
出版社 : ことのは出版 -
『ALIVE: 僕が生きる意味をみつけるまで』
出版社 : NHK出版 -
『亜門日記 極私的オペラ考』
出版社 : 音楽之友社