みやざき よしひと宮﨑 義仁
- 肩書き
- 公益財団法人日本卓球協会常務理事・強化部長・強化本部長
元卓球男子日本代表監督 - 出身・ゆかりの地
- 長崎県
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卓球日本代表監督として、数々のメダリストを育てあげてきた宮﨑義仁さん。
講演ではそんな宮﨑さんが、管理者・管理職として組織をどのようにまとめ、育て、目標を設定し、勝利へと導いてきたのか、4つの項目にわけて紹介していただけます。社会、人生、子育てなど、さまざまなシーンでの悩みに対するヒント満載のお話です!
プロフィール
1959年、長崎県出身。
2001年10月ナショナルチーム監督に就任後、小学生のナショナルチームを立上げ、日本の卓球界に一貫指導のシステムを構築した。2002年4月からドイツ拠点強化をスタート。2004年、全国ホープス選抜大会を新設し小学生に全国大会出場の機会を与えた。2004年、アテネオリンピック終了後からはベテランから若手への切替えを一気に進めた。
2008年、味の素ナショナルトレーニングセンター利用開始に伴い東京に転居し同時にJOCエリートアカデミー事業をスタートさせた。2012年、ロンドンオリンピック終了後にナショナルチーム男子監督をヘッドコーチの倉嶋洋介氏に譲り、同年11月JOCエリートアカデミー総監督に就任。強化予算の増加を目的として各助成金を獲得し強化予算を2年間で倍増させた。
2016年6月常務理事に、9月に常務理事、強化部長・強化本部長に就任し現在に至る。
2016年10月から女子の新監督を馬場美香氏とし、男子同様にNTCで長期合宿を開催する体制を整えた。その結果2017年アジア選手権では平野美宇が21年ぶりのアジアチャンピオンとなり、2017年世界選手権では48年ぶりの混合ダブルス金メダル(吉村真晴・石川佳純)、女子シングルス銅メダル(平野美宇)、男子ダブルス銀メダル(大島祐哉・森薗政崇)を獲得、更には男子ダブルス銅メダル(吉村真晴・丹羽孝希)、女子ダブルス銅メダル(伊藤美誠・早田ひな)を獲得した。
略歴
戦歴
1985年 世界卓球選手権大会、団体3位、シングル第5位、ダブルス第5位
1986年 アジア競技大会 シングルス3位
1987年 世界卓球選手権大会、シングルス第9位、ダブルス第5位
1988年 ソウルオリンピック出場
指導歴
1989年 ナショナルチーム男子コーチ
1990年 ナショナルチーム女子監督
2001年 ナショナルチーム男子監督
2012年 JOCエリートアカデミー総監督
2016年 常務理事、アカデミー総監督
主な講演のテーマ
『日本卓球協会の大改革』
1)卓球界の変革
強化のシステムが無かった卓球界にシステムを導入し、未来永劫に衰退しない卓球界の構築に邁進。
2)若手育成
若年層からトップまでの一貫性指導体制構築の中で、スタートとなる若手からの育成に着手。
3)チャレンジ
支援者・支援組織が無い中での孤軍奮闘。チャレンジとは自分の利害を捨て希望を持ち信念を貫くこと。一方、柔軟性を持つことにより、希望・信念がより良い形に変化していく。
4)人間力無くして競技力向上無し
指導者は技術を教えるのではなく、人間力を上げることを指導することにより王道のチャンピオンを作り上げていく。