しょうふくてい かくしょう笑福亭 鶴笑
- 肩書き
- 落語家
NPO法人「国境なき芸能団」代表 - 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
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プロフィール
1984年笑福亭松鶴に入門。
1990年のニューヨーク公演を皮切りに、バンコク・上海・ロンドンなど世界各国で毎年パフォーマンスやコメデイーハウスに出演するなど、国際派落語家として活躍。
2014年までの公演実績は世界35カ国、100都市以上にのぼる。また、2000年のトルコ大地震では仮設住宅を訪ね、トルコ語でパペット落語(笑福亭鶴笑が始めたビジュアル落語)を公演。子供からお年寄りまで幅広い年齢層の人々の心を勇気づけたほか、2006年からはNPO法人「国境なき芸能団」の代表としてカンボジア、イラク、アフガニスタンなど、世界各地の学校や病院、施設等で励ましの笑顔を届ける活動にも積極的に取り組むなど、国際交流、国際貢献の活動にも熱心に取り組む。
現在は、文化庁「文化交流使」第1号(2003)として、世界を目指す芸人のための環境づくりや日本文化を世界に発信し続けている。
講師からのメッセージ
「人の笑顔にあいたい」~全ては笑いから始まる~
戦争とは?戦争をなくすにはどうしたらいいのか?笑いでの国際貢献の意味。異文化交流がお互いの偏見をなくす。「笑いは世界の共通語」みんなで笑って楽しい平和な社会。
海外での体験を交えてお話できればと考えています。講演の中でイラク・アフガニスタンなど現地での「ふれあいビデオ」も見ていただくことも可能です。
「パペット落語 ~笑福亭鶴笑氏が始めたビジュアル落語~」
漫才などの演芸におされ、落語という伝統芸能が、少しずつ廃れていく。そんな危機感を抱きながら落語を続けていた鶴笑。若い人からお年寄りまで、みんなに楽しんでもらえる落語ができたら….。そんな思いであみ出した落語が、このパペット落語です。今までの落語をよりビジュアル的に楽しめる。言葉の壁をなくし、世界の人々にも見てもらえる。世代を超えた落語の発展と国境を超えた世界を目指し、パペット落語は誕生しました。子どもからお年寄りまで、ミジンコからシロナガスクジラまで類人猿から火星人までみなさまに喜んでいただいております。
主な受賞歴
・パペット落語公演 厚生労働省推薦 児童福祉文化財に認定(2014年)
・芸術選奨文部科学大臣新人賞(2003年)
・「ABC新人お笑グランプリ優勝新人賞」(1993年)
・世界三大コメデイーフェステイバル制覇(日本人初の快挙)
・平成30年度大阪文化祭賞
主な講演のテーマ
【人権・平和・いのち】
1. 人を傷つけない本当の笑い
2. 国際交流を通して地上に平和、人々に笑顔
3. 皆で笑えば、いじめは消える
4. 全ては夢から始まる
5. 楽より苦を選べ、そこに未来がある
6. ボランティア落語 ~笑う門には福来る~
7. 笑って元気!~笑いは人を元気にする~
【企業向け】
1. 人に笑いを、差別のない楽しい職場環境
2. 笑いで職場は変わる
3. 人を傷つけない本当の笑い
4. 笑い飛ばせる差別や偏見に負けない心を育てよう
5. 職場のホウレンソウ(報告 連絡 相談)
6. 偏見をなくす異文化交流
7. ユーモアで明るく楽しい社内生活
8. 笑って楽しい弟子修行
9. 楽より苦を選べ、そこに未来がある
著作紹介
ギャラリー
講師紹介動画
聴講者の声
- 「国境なき芸能団」の活動、とても素晴らしい。「笑うことは平和につながる」ということよく分かりました。これからも世界に笑いを届けてください。
- 鶴笑さんの話がとても笑え、しかも人権について、深く考えるきっかけになりました。最後のコメント「笑ってつながる地域社会、戦争のない社会」に感銘しました。
- 落語というインターフェイスで人権啓発を発信することは、素晴らしいと思いました。落語もよかったが、DVDもよかったです。もっとこの活動を色々な人に知ってほしいと思いました。
- 大変よかったです。国際交流を通して、人権を学習することができました。命をかけて他者のために頑張っている方々の姿に、感動しました。
- 世界に「笑い」を届けるということに、とても驚きました。笑いは万国共通です。DVDの中の子どもたちの笑いに、涙が出てきました。特別なことではなく、自分のできることで平和へとつないで行きたいと思いました。
- 笑って「世界平和」、素敵です。このような活動を初めて知りました。感動しました。自分の出来ることの中で、人権につながる活動を見つけることが大切だと思いました。関心はありましたが、どうすればよいか分からので、一助になりました。
- 鶴笑さんは、すごい。エネルギーが、身体からわき出していました。世界状況がよく分かりました。報道されない事実を集めると、悲しい気持ちです。それを受け止めている鶴笑さんに感動しました。
- 笑いのある地域を、どのようにつくるのか。新しい課題をもらったように感じました。知らなかった事を知ることができ、大変よかったです。今日学んだ内容を、人に伝えたいと思いました。