とよた まゆこ豊田 真由子
- 肩書き
- 元厚労省官僚、元衆議院議員
- 出身・ゆかりの地
- 千葉県
プロフィール
東京大学法学部を卒業後、厚生労働省(旧厚生省)に入省。
ハーバード大学大学院へ国費留学、理学修士号(公衆衛生学)を取得。
医療、介護、福祉、保育、戦没者援護等、幅広い政策立案を担当し、金融庁にも出向する。
2009年、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官として、新型インフルエンザパンデミックにWHOとともに対処した。
衆議院議員2期、文部科学大臣政務官、オリンピック・パラリンピック大臣政務官などを務めた。
主なメディア出演
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」
テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」
フジテレビ「バイキング」
毎日放送「よんちゃんTV」
読売テレビ「そこまで言って委員会」
神戸新聞社「まいどなニュース」連載 他多数
主な講演のテーマ
1. 新型コロナと日本の未来~ファクトを基に歴史に学びグローバルに考える
「新型コロナは『想定外』ではない」― 突然変異による新たなウイルスの出現は、これからも続く。パンデミック当初からメディアで「感染の波は繰り返し来て、数年続く。けれど、必ず終わるが、ウイルスはゼロにはならない」と予測。WHOで新型インフルパンデミックに対処した経験も踏まえ、世界の動向、日本政府や政治の問題点、人々の心構えと行動はどうあるべきか、希望の持てる未来を、ファクトを基にお話しします。
2. 日本政治の本質と問題
日本では「政治への信頼が失われている」と言われて久しい。そして、それでも政治は「変わらない」。なぜそうなっているのか、政治家たちは、実際になにを考え、なにを行っているのか。実際に国会議員として政治に携わった者にしか分からない、日本政治の本質と問題を分かりやすく解説し、皆様とともに、日本政治の未来を考えます。
3. 国際社会における日本~危機と展望
日本の経済力や国際社会における地位の低下が著しい。それはなぜか、解決策はあるのか? 留学や外交現場でのグローバルな実体験から、痛感した日本の危機感の欠如。ウクライナ侵攻、北朝鮮や台湾問題、激動する国際社会における日本の在るべき姿と世界の未来を考えます。
4. 明けない夜はない、やまない雨はない~生きることは苦難の連続。それでもやはり、人生は素晴らしい(たぶん)
あの逆境の中での気付きと感謝。苛烈な政治の世界で、後ろ盾も無く孤軍奮闘していた私が陥った罠とは何か。死を考え続けた日々の中で、支えてくれたものとは。幼い頃から、自己肯定感が低く、「生きることはつらいこと」と感じ続けていた自分が、それでもがんばり続けた原動力、そして、大失敗して究極のどん底に落ち、そこから見えた一筋の光とは。
悩めるすべての方々に捧げる、絶望と希望の物語。
5. 真のワークライフバランスの実現~日本と欧州との決定的違いとは
政府の「女性活躍」が、「大企業の管理職や議員を増やす」といった視点に偏っていることに、違和感を感じていました。そうじゃなきゃ、「活躍」じゃないの!?
議員のときにお世話になっていた地元には、商店や農家のおかみさん、パートや専業主婦、シングルマザーの方、みんな、とてつもなくがんばっておられました。そして、女性に限らず、男性だってしんどい。そうした一人ひとりが抱える課題に向き合い、「皆が生きていきやすい、幸せを感じられる社会」を作るには。
6. 超高齢社会~人生100年時代の生き方/持続可能な社会保障制度と
高齢者=65歳以上というのはもはや時代にそぐわない。高齢者は若返っており、地域活動の主要な担い手でもある。人生100年時代を如何に生きるか。人類が初めて直面する超高齢社会の先頭を走る日本は、世界の試金石。持続可能な社会保障制度とは。医療介護現場の運営にも携わる私が、ご本人もご家族も現場スタッフも、幸せになる医療介護とは。
7. 少子化対策~今の政府のやり方では子どもは増えない
日本の少子化の要因は、女性の数の減少、未婚率の増加、晩婚・晩産化などの複合的要因。政府が力を入れる「子育てにかかる金銭的負荷の軽減」はもちろん重要だが、それだけでは問題は解決しない。日本経済の停滞、若年層の経済的苦境、意識の変革の必要性、など、厚労行政に精通し、そして、2児の母として子育てと仕事の両立に奮闘する中、欧州での先駆的な状況も踏まえて、少子化問題の本質と改善を考えます。