ドリアン助川さん 講演会講師 レポート・感想文
~ひとりひとりが尊重される社会をめざして~
5月の憲法月間にあたり、大阪府内にてドリアン助川さんをお招きし講演会を開催。演題は、「それでも生きる意味はある ハンセン病小説「あん」で伝えたかったこと」
まず、ハンセン病について書こうと思った経緯を話されました。
ハンセン病について、調べれば調べるほど自分には書けないと何度も挫折されたそうですが、ある時元ハンセン病患者様との出会いがきっかけで3年間で11回書き直して完成されました。
ハンセン病について日本と海外の違い
ドリアンさんのお話の中で、日本は外国より40年も遅れて隔離を解いたことや、施設の中についても写真を紹介しながら、人権を問われる悲惨さを語られました。
映画『あん』―第68回カンヌ国際映画祭・「ある視点」部門に出品
2015年に河瀨直美監督で映画化。元ハンセン病患者らの生き方を通して、「人はどのように生きるべきか」「どう生きることが幸福か」を問いかけた作品で、45以上の国と地域で公開され世界中から大きな反響を呼びました。
日本で自殺者が過去は3万人、現在2万5千人、中でも若年者の自殺者の層が増えていることについて、「あん」を通じて、生きる意味をメッセージとして講演を締めていただきました。
聴講者の感想文
- 非常に素晴らしい話を聞く事ができました。(30代)
- 人権について考えることができました。子どもに伝えていきたい。(40代)
- 映画を振り返りながら、また「生きる」というテーマをあらためて考えさせられました。(50代)
- ハンセン病に対する差別だけでなく、人権という観点で語られたことは素晴らしかったです。(50代)
- 「全て等しく、全ての人に生きる意味がある。」まさに、人権の根本に触れた気がしました。(50代)
- とても素晴らしい講演でした。泣いてしまいました。(60代)
- 「生きる意味」のお話、胸に響きました。(60代)
- ドリアン助川さんのお話が素晴らしく、最後まで引き込まれました。(70代以上)
- 大変興味深く聴くことが、まだまだ考えなければならないと思いました。(70代以上)
- 「何ものも単独で存在しない。」少し難しい切り口でしたが、まったく本質を突いたよい発想だと思いました。(70代以上)
- 自分が知っているつもりの事も、視点を変えてみるともっと勉強しなければ強く思った。(70代以上)
- ドリアン助川さんの生き方、素晴らしい。弱者に寄り添っていきた。(70代以上)
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ドリアン助川さんは、差別・ いのち・絆・家族 障がい者の人権夢・希望・チャレンジ・障がい・人生・いきがい・ライフスタイルをテーマとした講演会におすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
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