講演会での魅力的な話し方とは?効果的に伝える方法やオンライン講演でのコツも紹介
講演会で講師をする際、受講者の反応が気になるという方も多いのではないでしょうか。コミュニケーション手段が限定されている場合は、講師側がセミナーの内容を理解しやすく話す必要があります。
特にWebセミナーは自宅で受講できるという利便性がありますが、通知音や宅配便など、気が散る要因が多いため受講者の参加意識が低下しやすいです。
今回は、参加される方の興味を惹くセミナーの話し方について、いくつかのコツを紹介します。
受講者に伝わりやすい話し方をマスターするための参考にしてください。
コンテンツ目次
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講演会で伝わりやすい話し方のコツ7選
まずは、講演会で伝わりやすい話し方のコツを7つ紹介します。
- 心を引き寄せる自己紹介(アイスブレイク)
- 伝えるテーマは一つに絞る
- 難しい言葉をつかわない
- 大きな声でテンポよく
- PREP法を意識
- ジェスチャーを大きくする
- 目を合わせて問いかける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
心を引き寄せる自己紹介(アイスブレイク)
セミナーに参加する方々は、初対面同士が多いため、「始まるよ」という挨拶をする必要があります。その際、アイスブレイクを使って、初対面同士の緊張を和らげるようにしましょう。
アイスブレイクは、緊張感や堅苦しい雰囲気をアイス(氷)に例え、その状況を和らげる・壊すことを意味します。講師の基本情報を共有し、プライベートな情報も話すことで、お互いに信頼関係を築きましょう。
アイスブレイクは、受講者の聞く姿勢や積極性にも影響を与え、講師のモチベーションにも繋がります。
自己紹介だけでなく、一笑い、二笑い、三笑いを心掛けて、楽しい雰囲気を作りましょう。
伝えるテーマは一つに絞る
講演やセミナーなどで伝えたいことは、ひとつに絞るようにしましょう。
講演会やセミナー、研修において講演者の方は、多くの知識やノウハウを持ち合わせていることが多いです。
どんなに理解しやすく丁寧に話しても、あれもこれも伝えたいと、情報を詰め込みすぎるのもよくありません。多くの情報を詰め込んでしまうと「何を言いたいのか分からない」と、受講者は多すぎる情報に文字通り頭を抱えることになってしまうかもしれません。
難しい言葉をつかわない
業界に身を置いて普通だと思っていた専門用語も受講者にとってはわかりにくいことがあります。
講演会に参加する人は、キャリアがあるとは限りません。専門用語などは、最初に簡単に説明してから使用することで、受講者がついていけるようにしましょう。
また、文章では理解できるけれど、講演やセミナー、研修などは聞き取りにくいということもあります。横文字やカタカナ語はあまり使わず、簡潔かつわかりやすい表現にすることも大切です。
大きな声でテンポよく
発表時に、資料ばかりに頼って、下を向いたりしている方も少なくないのではないでしょうか。マイクがあるからと声が小さくなっていると、受講者にうまく伝わらなくなります。
全ての受講者に声が届くように、声を大きく出しましょう。
また、ゆっくり話すことは必ずしも正解ではありません。テンポを自在に操ることが、人気講師になるためのコツです。テンポは、緩急をつけることが大切です。早口になりがちな人はゆっくり話す努力を、スピードが遅い人はテンポの良さを取り入れるようにしましょう。
抑揚をつけることで受講者を引き込み、メリハリがある話し方ができます。
PREP法を意識
PREP法は、伝えたいことが印象に残りやすい伝達方法です。
この技法は、文章術でよく使われるだけでなく、講演会でも効果を発揮します。
PREP法は、説明文の構成に使用されます。PREP法の基本構成は以下の通りです。
- Point:話の要点を伝える
- Reason:なぜその要点が重要なのか説明する
- Example:具体例を使用して説明する
- Point:最後に再度話の要点を強調する
このPREP法を使用すれば、自分が伝えたいことを聴伝者に理解してもらいやすくなるので、とても有用です。PREP法を話す際に意識してみてください。
ジェスチャーを大きくする
講演会において、大きなジェスチャーやボディーランゲージを使うのは有効です。
ボディーランゲージとは、言葉以外で気持ちを示す非言語コミュニケーションであり、動きで現在の心理状態が相手に伝わってしまうと言われています。
自身の話し方が不安そうになってしまったり、聞き手側に影響を与えてしまう可能性があります。そこで、自信を持って話をするために、ジェスチャーとボディーランゲージを上手く使い分けることが大切です。また、話し方に合わせてジェスチャーや表情を変えることで、より内容を明確に伝えることもできます。
目を合わせて問いかける
話をする際には、受講者側に視線を向けることが大切です。その際には、目を合わせるようにしましょう。
受講者一人一人の視線を捉えることで、会話がより自然になります。
また、会場を見渡して、斜めの方向にいる人を見たり、左右前後にいる人にも目を向けたりして話しましょう。それが受講者への思いやりを感じさせます。お互いの視線が合うことで、講演者と受講者がより一体感を感じられる講演会となるでしょう。
講演会での良くない話し方5選
講演会での良くない話し方を5つ紹介します。
- パソコンや資料を見ながら話す
- 業界用語や横文字ばかりつかう
- 表情が固い
- 理論やデータの内容が多い
- 受講者の立場に合わせた話をしていない
パソコンや資料を見ながら話す
講師の中には、画面や資料だけを気にしている方がいますが、これでは伝えたい内容が半減してしまう可能性があります。
受講者にとって素晴らしい講演会とは、講師が放つエネルギーを感じつつ、話が理解できる講演会です。講演だからこそ、講師自身が前を向いて想いを伝えることで、受講者は共感や感動を得ることができるのです。
業界用語や横文字ばかりつかう
受講者の中には、業界に精通していない方も参加します。
講師が伝えたい内容が完全には理解できず、不満を抱く場合もあるでしょう。講演内容を伝わりやすくするためにも、わかりやすい言葉を心がけてください。
表情が固い
講師が無表情な話し方をすると、受講者は講師に心を許すことができず、壁を感じてしまいます。受講者に心を閉ざされてしまうと、研修やセミナーの成果も期待できません。
笑顔で話し、身振り手振りを併用することで、より受講者に伝わりやすく、成果を上げることができるでしょう。
理論やデータの内容が多い
データや理論を話すこと自体は悪いことではありませんが、受講者がより理解しやすいように、具体的な例や事例に基づいた話をすることが重要です。
理論のみでは、具体的にどのようにその理論を実践すれば良いのかを理解できないことがあります。
講演やセミナーの醍醐味の一つは、講師の経験や事例を聞けることです。講師が自身の苦労話、成功体験、試してみての感想など、実際の経験をもとに説明すると、受講者への理解を深められます。
講師の人柄や過去の苦労や挑戦の結果、どのように乗り越えたのかを知ることは、受講者を動かす重要な要因です。講演者を選ぶ場合には、単に学術的な専門性だけでなく、人間的な観点からも、講師の体験を考慮することが重要です。講演会を成功させるために、ぜひお試しください。
受講者の立場に合わせた話をしていない
講師をする場合は、受講者の年齢や知識レベルなど、立場に合わせた講演を心がけましょう。
専門家としてキャリアを積むと、専門性が高まるため、一般レベルからすると理解が困難な高度な内容になりがちです。
分かりやすく、たとえ話を使って、より簡潔な言葉で伝えることが大切です。
オンライン講演会での伝わりやすい話し方
最後に、オンライン講演会での伝わりやすい話し方について見ていきましょう。
- Webでの聞き取りやすい話し方を意識する
- 相手の名前を言って問いかける
- 適度にカメラを見る
Webでの聞き取りやすい話し方を意識する
発言の調子によって、受け取られる印象は変わってしまいます。高い声には明るい印象が、低い声には落ち着いた印象があります。
オンライン環境では、強く声を出そうとすると高い声になりすぎる場合があるため、注意してください。
自分の声がどのような印象を与えるかは、録音をして聴いて確かめることができます。自身の声が甲高く聞こえる場合は、少し低く話すように修正してみましょう。
相手の名前を言って問いかける
人は自分の名前を呼ばれると集中し、興味を持ちます。
一般的に、受講者に質問を投げかける場合、「皆さんはどうですか?」よりも、「〇〇さんはどうですか?」と個々に問う方が、注意を引くことができるでしょう。
また、名前を入れることで、受講者は自分が話の主役であると感じるため、より講義・セミナーに対して協力的になる可能性が高まります。
適度にカメラを見る
Webセミナーでも、受講者の表情やリアクションを確認しながら説明しなければなりません。
対面でのコミュニケーションでは、アイコンタクトが重要だと言われています。常にカメラに目線を向ける必要はありませんが、適度にカメラに向けて話すことで、受講者は「自分に話しかけられている」という感覚を持つことができます。
オンラインセミナーの場合は、受講者を個別に見ることはできません。しかし、カメラ目線で説明することで、受講者は話に引き込まれ、より親密な雰囲気を感じることができます。
まとめ
講演をする場面では、初めての場合は緊張することもあります。そのため、事前の練習や準備が必要です。資料作成に多大な時間を割くよりも、話し方の練習の方が重要です。
何度も講座を行うことで慣れてきて自然と改善できることもありますが、受講者の立場に立って、聞き取りやすく改善することも大切です。
この記事を参考に、伝わりやすい話し方で講座を盛り上げ、受講者の心をつかんでみてください。
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