クレイグ マーベリー& いちおか ゆうこCraig Marberry & 市岡 裕子
- 肩書き
- 作家・ゴスペル歌手
- 出身・ゆかりの地
- 海外
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吉本新喜劇で一世を風靡した岡八朗氏の娘 市岡裕子さんの夫、Craig Marberry(クレイグマーベリー)さん。アメリカの奴隷制度、差別問題などについてのお話を市岡さんのゴスペル歌唱とともにお伝えします。英語と日本語の講演ですので、語学研修としても最適です。
プロフィール
クレイグ マーベリー(Craig Marberry)/作家
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身。1982年ジョージア州アトランタモアハウス大学英文学課卒業
1985年コロンビア大学大学院 ジャーナリズム専攻 修士
アフリカ系アメリカ人の文化、公民権運動、人権などについて3冊の著書を持つ作家。
著書名は”Crowns”, “Spirit of Harlem”, “Cuttin’ Up” が全米にて出版。かつてはノースキャロライナ州にてテレビのレポーター兼ビデオプロデューサーとして活動。
ワシントンポスト新聞や、雑誌エッセンスの記者としても活躍。
”Crowns”と “Cuttin’ Up” 2冊の著書は原作としてミュージカル劇になり第31回VivianRobinson AUDELCO賞を受賞。ウォールストリートジャーナル紙は ”Crowns” のミュージカル劇はここ数十年でアメリカのベスト10に入ると評価した。
市岡 裕子/ゴスペル歌手
兵庫県出身。吉本新喜劇座長として一世を風靡した故・岡八朗氏の長女。
アメリカ・フロリダ州サンタフェ・コミュニティー・カレッジ秘書課卒業。
4歳からピアノと歌を始め、高校時代にジャズ、黒人音楽に触れる。
母の自死、弟の死、父のアルコール依存症などの苦難を負うなか、ニューヨークのハーレムでゴスペル音楽に出会い、慰められゴスペルシンガーの道に進む。壮絶な葛藤の末に手にした父娘の絆。絶望からの再起を、ゴスペルソングやトークも交えての講演が好評を得ている。
2008年からは、タイでエイズウイルスに感染した孤児を支援する慈善コンサートも始め、地球規模で愛を注いでいる。2012年6月にはHIV孤児達の支援の為、CD”Amazing Grace”を発売。
主な講演のテーマ
1. 黒人女性の帽子が王冠に変わる時~エレガントな帽子を身につけることが、どのようにアフリカ系アメリカ人女性達の人権を獲得する助けとなったか~
アメリカで奴隷制度が廃止された後も、アメリカ黒人達は完全な権利を持つ市民として認められませんでした。彼らはほとんどの学校や公共交通機関、又は、公園や浜辺で白人達と混ざることは許されていませんでした。そのような侮辱にも関わらず、黒人女性達は大胆で美しい帽子を教会で被ることで自分たちのプライドを強調し、又、人権を求めて行進しました。アフリカ系アメリカ人の作家でジャーナリストのクレイグ・マーベリーはこれらについて書いた著書があります。
講演では、教会で美しい帽子を被る伝統を実践する黒人女性達の物語と、魅力ある白黒の写真をご紹介いたします。
クレイグ・マーベリーのトークは人気あるゴスペルシンガー市岡裕子が通訳します。(市岡裕子は吉本新喜劇元看板役者、岡八朗の娘です。)講演の中で、マーベリーの強調した曲を数曲歌います。
2. 差別を克服した音楽~アメリカ黒人達が人権を獲得するのに役立てた歌~
1950年代、及び、1960年代アメリカの公民権運動において重要な役割を担ったのは音楽でした。
抗議の歌(We Shall Overcome 勝利を我らに; Oh Freedom おー、自由よ; We Shall Not Be Moved私は決して枯れることなく)はアメリカ黒人達が差別、暴力、不公平と戦うのを奮い立たせた。ゴスペル曲(This Little Light of Mine 私のこの小さな光; Go Tell it on the Mountain 山に登って告げよ)は遂にアメリカ黒人たちが人権を獲得できると希望を与えた。本講演では、アフリカ系アメリカ人の作家でジャーナリストのクレイグ・マーベリーが、ゴスペル曲と抗議の歌がどのようにアメリカ黒人たちの差別を切り抜けて生き残り、打勝つのに役立てたかを説明します。
クレイグ・マーベリーのトークは人気あるゴスペルシンガー市岡裕子が通訳します。(市岡裕子は吉本新喜劇元看板役者、岡八朗の娘です。)講演の中で、マーベリーの強調した曲を数曲歌います。
3. 奴隷制とゴスペル音楽~どのようにゴスペル音楽がアメリカの奴隷たちに強さと希望を与えたか~
アメリカの奴隷たちはアフリカから強制労働するため連行されてきました。報酬もなく、最も非人道的な状況の中、彼らは鞭打たれ、拷問にかけられ、殺されました。もし、彼らが結婚し子供がいたなら、同意なしに家族の誰でも売られたのです。殆どの基本的人権は無視された中で、どのようにアメリカの奴隷たちは生き残ったのか?彼らは強さと希望が与えられる音楽を作ったのです。
本講演ではアフリカ系アメリカ人の作家でジャーナリストのクレイグ・マーベリーが、アメリカの奴隷たちがどのように二グロ・スピリチャルズ=黒人霊歌や、ジュビリー・ソング=解放の歓喜を伝える信仰厚い歌、又、悲しみの歌(これら全てはゴスペル音楽として知られている)音楽が、奴隷制時代を生き抜くことに役立てたかを説明します。
クレイグ・マーベリーのトークは人気あるゴスペルシンガー市岡裕子が通訳します。(市岡裕子は吉本新喜劇元看板役者、岡八朗の娘です。)講演の中で、マーベリーの強調した曲を数曲歌います。