ふゆこ楓友子
- 肩書き
- 日本で唯一のステッキアーティスト
- 出身・ゆかりの地
- 北海道
この講師のここがおすすめ
事故体験から生まれた日本で唯一のステッキアーティスト楓友子さんの現在のモットーは『明日死んでもいい今日』を生きること。若干21歳で杖が手放せない状態から、明るく、前向きに今日を生き、起業まで成し遂げた!講演テーマ「生きていることに感謝」。
プロフィール
1986年11月、北海道生まれ。
2008年、新潟大学4年生の21歳のとき、交通事故に遭い、脊椎骨折、大腸破裂などの重傷を負う。手術後、意識を取り戻した時に、医者から「何か一つでも間違っていれば死んでいた」と言われ、「生きている」ということがいかに奇跡的で素晴らしいことか、と気づく。約100日間入院しリハビリしたが、脊髄神経も損傷したため完全回復とはならず、右脚が不自由になり、杖が手放せなくなる。大学卒業後、東京都内のIT会社に入社。
市販の高齢者向けの地味な杖を「かわいくないから嫌だ」と感じながらも、キーホルダーやリボンを付けて使用。知人の「そんなのしかないんだ。かわいそう」という一言にショックを受け、杖の装飾を始める。スプレー塗料で色を変えたり、アクセサリー用のラインストーンでキラキラに飾り、おしゃれな杖を作る。周囲の反応が「かわいそう」から「かわいい」に変わり、服を選ぶのも外出も楽しくなる。
IT会社を退社して、2011年9月、24歳で独自ブランド「KnockontheDOOR」を立ち上げ、自身で装飾をした杖のインターネット販売を開始。事故の体験を活かし、日本で唯一のステッキアーティストとしての活動を始め、現在、ネットでの販売のほか、イオン内にある杖の専門店「ファンタステッキ」で店舗限定のオリジナルデザインのステッキを販売するなど、着実にその活動の幅を広げている。現在は2児の母。下半身の障害という不安を抱えながらも、楽しく、前向きに育児に取り組んでいる。
<講師からのメッセージ>
交通事故に遭い、杖を使う生活になって初めて「カワイイ杖が全然ない!」ということに気づきました。
「おばあちゃん」「障がい者」「カワイソウ」…のイメージが強い杖。
だから私は、杖をファッションとして楽しめるアイテムに変えていきます。
だって、「歩ける」って素晴らしいことなんです。
杖を可愛くして、もっともっとみんなが自信をもって
歩くのを楽しめる世の中にしていきたい!
主なメディア出演
NHKEテレ「ハートネットTV」、NHKラジオ深夜便「明日へのことば」
朝日新聞、読売新聞『顔』欄、雑誌「クロワッサン」「週刊ポスト」 他
主な講演のテーマ
1. 明るく、前向きに、今日を生きる~生きているだけで、素晴らしい
2. 生きていることに感謝~奇跡的に生還して気づいたこと
3. 足が不自由でも、おしゃれな杖と一緒に前に歩みたい
4. 夢を起業する ~会社設立から独自ブランド立ち上げ・販売まで
講演では、生きていることの素晴らしさ、歩けることの喜び、目標や夢を描いて前向きに生きることの大切さなどについて、自身の経験をふまえながら、お話しします。元気と勇気と感動をもらえる内容で、幅広い年齢層の方にお話しさせていただきます。
「起業」をテーマにお話しすることも可能です。講演テーマ、内容はご相談に応じます。