はら きよはる原 清治
- 肩書き
- 佛教大学 副学長
- 出身・ゆかりの地
- 長野県
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佛教大学の副学長を務めており、学校で起こるさまざまな問題の背景となる要因やそのメカニズムについて研究している。学校現場の教職員向けや保護者向けにインターネット人権の現状と対策についてお話します。
プロフィール
1960年長野県生まれ。佛教大学教育学部教授。佛教大学副学長(2019 年4 月より)。
京都教育大学大学院連合教職実践研究科教授(兼任、2018 年3 月まで)。
佛教大学教育学部長・大学院教育学研究科長(2015 年3 月まで)。
神戸大学大学院博士後期課程修了。学術博士(神戸大学)。
専門は教育社会学、学校臨床教育学、教員養成。
関西教育学会会長、日本教育社会学会理事、日本教師教育学会理事、日本教育実践学会理事。
学校で起こるさまざまな問題の背景となる要因や、そのメカニズムについて研究している。最近のテーマとしては、学力低下の問題や、携帯電話を使ったネットいじめなどを中心に論文や本を執筆し、全国からの講演依頼や新聞やテレビなどのメディアへの出演も多い。
また、文部科学省や日本学術振興会の委嘱委員、京都府私立学校審議会副会長、京都府いじめ調査委員会委員、京都府、京都市、大阪府、滋賀県などの教育委員会や行政のさまざまな教育計画や政策立案にも関わっており、2020 年に文部科学大臣表彰および京都府教育功労者表彰。
主な著書
『ネットいじめの現在』(2021 年 10 月、ミネルヴァ書房)
「社会学から問う現代の学級崩壊」『授業づくりネットワーク第 36 号』(2020年8月)
「学校インターンシップは教育実習の機能をどこまで代替できるか」『佛教大学教育学部論集第 30 号』(2019年 3月)
『新しい教職教育講座教職教育編 教育実習・学校体験活動』(2018年8月、ミネルヴァ書房)
『新しい教職教育講座教職教育編 特別活動』(2018年4月、ミネルヴァ書房)他多数
キーワード:原清治
主な講演のテーマ
1. ネット社会と人権 ~コロナ禍で子どもたちに何が起こっているのか~
2. 現代社会に生きる子どもたち~インターネットといじめ問題~
3. インターネットと子どもの人権
4. ネット教育のあるべき姿を考える
5.『なぜ学ぶのか、学ぶ楽しさ』について
著作紹介
聴講者の声
- コロナ禍でのネット社会の実情をエピソードを含めてお話ししてくださり、勉強になった。まさに多様性の時代を迎えていると実感した。
- 自分たちが育ってきた時代と大きく変化して、今の子どもたちはネットの世界でやり取りをして、コミュニケーションを取る生き方にすごく驚いたが、同時にネットの使い方をもっと教えないといけないことだとお話を聞いて理解した。そのためにはまずは大人がネットのことについて学ばないといけないのだと感じた。
- 子どもを取り巻くインターネットの環境が、よく理解できたとともに、私たちの世代では思いつかないような危険があると痛感しました。実例を挙げながら説明していただいたのですごくわかりやすく飽きない内容でした。もっとインターネット人権について深く聞いてみたいという興味を抱いた。
- ネットのトラブル、いじめの問題に日頃から興味と不安を感じていた。無知な私にもすごくわかりやすく説明していただき、もっと普段から子どもとしっかり向き合いコミュニケーションを取らないといけないと考え直す機会になった。
- お話しを聞いて、インターネットは便利な部分もあるけど、怖さもあり今の学生の生きづらさを感じた。子供とは日頃から対話をすることを意識していますが、もっと私たち大人が子どもの取り巻く環境について興味を持ち、知らないといけないと実感した。