かたおか りょうた片岡 亮太
- 肩書き
- 和太鼓
パーカッショニスト
社会福祉士
(写真:撮影 岡本裕志) - 出身・ゆかりの地
- 静岡県
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和太鼓&パーカッション奏者の片岡亮太氏が目指すもの!それは「人が集い、音が響き、時が輝く」瞬間!講演では10歳で失明した片岡氏の歩んできた人生での学び、気づき、障害学の視点に触れながら日本とニューヨークの比較、ともに生きること、夢についてお話しします。
プロフィール
和太鼓に、小鼓・カホン・ジャンベをはじめとする様々な民族打楽器、歌やホーミーなどを組み合わせた独自の音世界。ソロ演奏だけでなく多様なジャンルとの共演を重ねる中で培われた音楽観、日本古来の音楽と現代的な和太鼓演奏の融合によって紡ぎだされるリズムや響きで聴衆の心を震わせる。また、自身の失明体験や視覚障害者としての経験を交えた公演も地域、学校、企業等に向けて多数実施。年齢や国籍、様々な差異を超えてつながりあうことを目指した舞台は、笑顔と“生き続ける”力を湧きあがらせる。
主な受賞歴
2007年、和太鼓&篠笛ユニット「The J.B.’f(ジェービーフ)」で「第4回ゴールドコンサート」グランプリ受賞
2008年、ソロ演奏で「第4回桂座音楽賞」グランプリ受賞
2011年、ジャズホルンの山村優子とのデュオ「Ajarria(アジャーリア)」で「第9回Japan Arts Matsuri」 タレントナイトにてグランプリ受賞。
2016年、社会福祉法人視覚障碍者支援総合センター主催。活躍が期待される若手視覚障碍者に送られる「第14回チャレンジ賞」受賞
主な講演のテーマ
1. 光る鼓動、生き続けるって面白い
弱視で生まれ10歳で失明した全盲の視覚障碍者として、感じ、考えてきた、多様性、障碍者差別、ユニバーサルデザイン、人権などについて、片岡亮太自身の日常生活や身近なものを題材とし、社会福祉士としての視点や、1年間の在米時に、コロンビア大学の大学院にて学んだことなどを交えて語ります。また、失明や、渡米を機に経験した大きな挫折など、予想していなかった出来事によって躓きながらも、生き続け、表現し続けたからこそ見えてきた、幸せや喜びについてお話しし、「生き続けることがもつ可能性」への思いをお伝えします。
2. 人が集い、音が響き、時が輝く
和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士という、独自の活動スタイルを選んだ理由を、10歳での失明、盲学校での重度重複障害のある友人との出会い、和太鼓を通して、全盲になって失いかけていた自信を取り戻したこと、社会福祉士を目指した理由や、一年間の渡米を通して得たものなどを交えつつ語ります。
※いずれの内容の場合も、ご希望があれば演奏を行ないながらお話しします。