
かたやま よしひろ片山 芳宏
- 肩書き
- 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン上席顧問
- 出身・ゆかりの地
- 広島県
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2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が発生し、数十万人規模のウクライナ避難民が隣国モルドバ共和国に流入。その当時モルドバで日本大使を務めていた片山さんは、日本から直ちに駆け付けて人道支援活動を展開した「ピースウィンズ」の活躍ぶりを目にしました。外務省を定年退職後の23年5月、65歳でその一員となった片山さんが、NGOによる社会貢献活動のことやピースウィンズの取り組みなどについて語ります。
また、43年間の外務省員としての経験から、外交官が従事するさまざまな仕事の現場のことや、魅力ある人たちとの出会いについて、あるいは、外国語の学習や競技ダンスなどを含め、学生時代から一貫して維持してきた「チャレンジし続ける」生き方などもご紹介します。
プロフィール
1957年11月、広島市佐伯区生まれ。立命館大学経済学部卒業後、1980年4月外務省入省。2年間のルーマニア語研修後はルーマニア、カナダ・トロント、アメリカ・ニューヨーク、ウクライナ、ケニアの大使館、総領事館でさまざまな業務に従事。外務本省では安全保障や地球環境問題、海賊対策を含めた海洋問題なども担当し、交渉責任者として各種国際会議に出席した。
2020年1月に駐モルドバ共和国特命全権大使を拝命し、2022年12月帰国。
外務省退官後の2023年5月、特定非営利活動法人ピースウィンズジャパンの上席顧問に就任。英語、ルーマニア語、ロシア語に堪能。
講演実績等
日立アカデミー/ギフトサプライヤ協会年次総会/近畿大学国際学部/鎌倉市立小坂小学校/専修大学松戸高校/立命館大学経済学部同窓会
中国新聞「ジュニアライター発」(インタビュー)
川島宏治のプラス1(「中国新聞デジタル」インタビュー)
主な講演のテーマ
1. 大使の役割を終えた後、私がNGOで仕事をしている理由(NGOによる社会貢献活動の意義)
ケニアとモルドバでの経験を踏まえて私がピースウィンズに入職した経緯を紹介し、NGOによる海外人道支援の意義を語ります。さらに、能登半島地震発生後の現地での救援活動など、ピースウィンズの取り組みを報告します。
2. 私のチャレンジ
関西の私学から外交官への挑戦、各種外交活動への取り組み(語学学習と通訳業務、マルチ外交、東欧・北米及びアフリカ駐在通算31年、特命全権大使の役割など)、趣味のスポーツ(競技ダンス)での技能向上への努力、などを紹介して、「チャレンジし続ける」ことの意味を語ります。