かつら ふくだんじ桂 福團治
- 肩書き
- 落語家
- 出身・ゆかりの地
- 三重県
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その間合いがさすがベテランと思わせる落語家・桂福團治さんは、声帯ポリープを患い、落語家として声を出すことのできない苦しみを味わった経験から“手話落語”という新しい芸域を拓き、手話の普及に情熱を注ぐ。バリアフリー落語を広めるなど活躍は各地で評判。
プロフィール
1940年、三重県生まれ。
声帯ポリープを患い、落語家として声を出すことのできない苦しみを味わった経験から“手話落語”という新しい芸域を拓き、手話の普及に情熱を注ぐ。聴覚障がい者の方が健常者と共存・共有できる環境づくりを、手話落語(バリアフリー落語)を通して精力的に活動。小学校で、手話落語で子どもたちに手話を指導。また手話落語で、ニューヨーク(ニューヨーク日本国総領事館後援)、上海、シンガポール、ベトナムなどで公演。
2002年12月、両殿下ご臨席総理出席の国総領事館後援「障害の日」記念の集いに手話落語公演。
2008年、手話落語30周年記念公演「国立文楽劇場手話」ろうあ学校招待。
略歴
1960年 三代目桂春団治に入門
1973年 ペケペン落語考案
1974年 四代目桂福団治を角座にて襲名
1975年 映画「鬼の詩」直木賞作に主演
1978年 手話落語考案
1981年 手話落語教室を開校
主な役職
関西演芸協会 会長
上方落語協会 理事
日本手話落語会 会長
大阪総合福祉専門学校 講師
受賞歴
文化芸術賞 知事賞
文部省芸術祭 優秀賞
主な講演のテーマ
1. 落語で泣いてどうする
2. 笑いと健康~手話との出会いを通じて
3. 芸のバリアフリー
4. 手話落語と私