かつら かいし桂 かい枝
- 肩書き
- 落語家/英語落語家
大阪樟蔭女子大学英米語学科非常勤講師 - 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
この講師のここがおすすめ
古典落語に独自の解釈を加えた 高座は爆発的な笑いを呼び、上方落語の時代を担う若手として期待が集まっている桂かい枝さん。大阪樟蔭女子大学英米語学科非常勤講師を勤められるほどの英語通でもあり、英語落語の海外公演も盛んに開催するなど、『RAKUGO』の魅力を伝えるため、世界を股にかけて精力的に活動されています。英語落語で笑いながら国際感覚を身につけましょう!
プロフィール
1994年上方落語の五代目桂文枝に入門。「世界の人たちにも落語の楽しさを伝えたい」と1997年より古典落語を英訳し、英語による落語公演をスタート。これまでに21カ国101都市(2014年12月現在)で300回を越える公演を成功させている。
主な公演は、1999年カナダの世界最大コメディフェスティバル【Just For Laughs】、2000年シドニーオペラハウスコンサートホール(落語家初!)、2008年文化庁文化交流使に任命され、アメリカ33都市で90公演、アメリカ・国立劇場【Kennedy Center】(こちらも落語家初!)。また、NYブロードウエイで開催した英語寄席【New York Hanjo-tei】や、アメリカ人による【落語コンテスト】をプロデュース。落語本来の評価も高く、2011年にはNHKテレビ【笑神降臨】に上方落語家として初出演。受賞歴も多数。
主な受賞歴
2001年 第39回なにわ芸術祭新人奨励賞
2001年 第40回なにわ芸術祭最優秀新人賞・大阪市長賞・大阪府知事賞
2004年 第58回文化庁芸術祭(演芸部門)新人賞・咲くやこの花賞
2005年 NHK新人演芸大賞(落語部門)大賞
2006年 第一回繁昌亭大賞【爆笑賞】
2007年 第5回東西若手落語家コンペティション優勝
2010年 第5回繁昌亭大賞【創作賞】
主な公演実績
海外公演
アメリカ(ロス・シアトル・ボルダー・サンフランシスコ・オークランド・セントルイス・デンバー・シカゴ・アトランタ)/カナダ(モントリオール)/イギリス(ロンドン)/オーストラリア(シドニー・メルボルン・ブリスベン・キャンベラ・キャンベルタウン・パース・ダーウィン)/シンガポール/フィリピン(マニラ・セブ)/タイ(バンコク)/マレーシア(ペナン・KL)/中国(上海)/インド(デリー)/ルネイ
国際交流イベント
21世紀アジア経済会議/APEC/大阪国際見本市/世界観光会議/全英日本語弁論大会/日本フィリピン交流祭/シンガポール観光会議
この他、中学・高等学校・大学、国際交流協会など多数
主な出演番組・テレビ・ラジオ・新聞
NHK教育テレビ「いまから出直し英語塾」
MBSラジオ「はやみみラジオ!水野晶子です」
ABCラジオ「歌謡大全集」、ほかTBS、日本テレビ、朝日放送、関西テレビ等に出演
読売新聞「海外公演20周年」
読売新聞「落語の魅力伝える責任」
主な著書
著書
英語DE落語・動物園 (鈴木出版)
桂かい枝の英語落語コレクション(DHC出版)
NYが笑った日~NY繁昌亭の人々(DHC出版)
絵本
牛はどこでもモー!(鈴木出版)
桂かい枝の英語落語絵本「転失気」「まんじゅう怖い」「猫の茶碗」(汐文社)
主な講演のテーマ
1. 笑いで差別をぶち破れ!
文化庁文化交流使として全米33都市で英語落語の公演を行った桂かい枝。様々な人権問題、差別問題を抱える米国。公演で訪れた都市の中には、奴隷貿易港があった地域や白人至上主義の根強い地域でも公演を行いました。 公演前は明らかに差別的な態度を示していたアメリカ人が、英語落語で大笑いした後は、どんどん近寄って来てくれて、最後はサインと握手攻め。 『笑いは世界の共通語』。客席とステージの間の「差別」という壁を、落語の笑いで打ち破った経験談・失敗談をお話します。
2. 桂かい枝の健康の雑学~あなたも一笑百福な人生を~
笑いは感動を与えます。笑いは憩いの気持ちをもたらします。笑いは心を温かくします。
一度笑えば百の幸せがやって来る。「一笑百福」そんな生き方のヒントをお話します。
お父さんが定年退職まで35年働いたとして、その労働時間が約8万時間。逆に定年後、80歳まで生きたとして、その自由時間が8万3千時間だそうです。働いてきた時間よりもこれからの自由な時間の方が長いんです。意外に長いその自由時間を快適に過ごすために何が必要でしょうか?それは5つのHです。
① ヘルス(健康) ② ヘッド(頭を使う)③ ホーム(憩いの場)④ ハート(心)➄ エッチ(あっちも一生現役?)その全てが『笑い』もたらしてくれます。一度笑えば百の幸せがやって来る! 『一笑百福』の生き方を、笑いあり、感動ありで、お話しします!
3. 笑いは世界の共通語
国際社会において、日本人はユーモアのセンスが無いと思われがちですが、日本には古くからの笑いの芸がたくさんあるし、日本人も笑いは大好き!
世界の人に古典芸能の楽しさを伝えようと世界中で公演をしている経験から、笑いの国際交流について話します。もちろん英語落語します。ライブ感覚溢れる、生きた英語のエンターテイメントを是非お楽しみ下さい。必見です!
古いジョークにこんなものがあります。
「冗談を半分だけ聞いて笑い出すのがフランス人、最後まで聞いて笑うのがイギリス人、一晩じっくり考えて翌朝笑うのがドイツ人、そのジョークは古い、もっといいのを知っていると言うのがアメリカ人、愛想よくニコニコ笑っているが、ぜんぜん分かっていないのが日本人」
日本人はユーモアのセンスが無いというのが国際社会の常識みたい! でも、ほんとにそう?当然『NO』ですよね。落語・狂言・漫才・喜劇・コント・・・。日本には古くからの笑いの芸が山ほどあります。 世界中の人々に落語の楽しさを伝えたいと21カ国101都市で300回を超える英語落語公演を行ってきた経験から、『笑いの異文化コミュニケーション体験談』を面白おかしくお話します。もちろん英語落語も実演します。笑いながら国際感覚が身に付きます!