金 真須美

きん ますみ
金 真須美

肩書き
作家/朗読家
心斎橋大学大学院講師
ノートルダム女子大学非常勤講師
出身・ゆかりの地
京都府

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人権を「アン・ライツ=ひとつの権利」として理解し、自身を日本人でも韓国人でもない特異な存在とする金真須美さんは、小説「贋ダイヤを弔う」「走れメロス」等の文学作品を音楽を交えながら読み上げ、聴く側の五感に心地良く響く「朗読講演」というスタイルを確立。

プロフィール

1961年 京都市生まれ。ノートルダム女子大学英文科卒業。北山の地で純日本的に育ち、 通名が日本名だったので、自分の出生は知らなかった。
シェイクスピア演劇を学ぶ。
1988年 第4回 香大賞エッセイ部門で藤本義一氏より審査員特別賞受賞。
1994年 小説「贋ダイヤを弔う」で第12回大阪女性文芸賞受賞。
1997年 小説「燃える草家」を月刊『新潮』12月号に発表。
1999年 『AERA』の「現代の肖像」に、平田オリザ氏の人物ルポルタージュを発表。
朝日新聞文化欄に、ルポルタージュ「ロスの御輿太鼓」を発表。
2001年一人息子が池田付属小にて事件に遭う。自身もパニック障害などで長く苦しむ。
2007年 小説『地に舟をこげ』を発表。

<メッセージ>
「人権」という言葉の響きは、とかく暗く重くなりがちです。加えて「講演会」という名がつくとさらに身構える方が多いのではないでしょうか?
私は、人権を「アン・ライツ=ひとつの権利」として理解しています。人が人として、あるがままの存在でいいんだと認められて生きていけること、それが「人権」というものではないかと思っています。
これまで、人権問題について、芸術を通して人々の琴線に触れる手法を模索してきました。その中で、文学作品を音楽を交えながら読み上げ、聴く側の五感にも心地の良い「朗読講演」というスタイルが生まれました。この形式は、講演会だけでなく、学園祭や、地方自治体、また行政からも大きな反響を頂いてきました。
私自身は京都で生まれ育ち、実生活では二人の子供を持つ母親ですが、日本人として一貫教育を受けてきました。
私のような、日本人でも韓国人でもない特異な存在を通して、皆様にも何か感じて頂ければ幸いです。

<主なメディア出演>
MBSナウ、歩きメデス、豊中ケーブルテレビ ほか

 

主な講演のテーマ

『民族のアイデンティティと人権 ―私が見た日系人社会―』
『人権を考える朗読講演』
1.小説「贋ダイヤを弔う」
大阪女性文芸賞を受賞した作品を、演劇経験のある著者が著作を自ら朗読する中、
クラシックピアノが絵の額縁のように随所に入り、音楽の醍醐味も味わえます。
【ストーリー】
主人公の貴子は在日コリアン三世。
反日感情の強い父親に、日本人との恋愛を言い出せず、恋愛相手を在日に仕立てて結婚してしまいますが、父の死後、親族を前に意外な事実を明かします。

2.童話「茶色の犬」
肌が茶色というだけで、処刑された犬の童話。
ジャズピアノをアレンジして、大人のおしゃれな物語。

3.詩「お母さん、私どこの国の人と結婚してもいいよね。」
日本で生まれ育った講師自身の体験をもとに、在日三世の実の娘に聞かれた本当のお話を詩にしています。
三部形式の詩で、思春期の娘が母親にいろいろな質問をし、母親がとまどいつつ、自分の過去の恋愛話などにふれながら、親子での語りがすすみます。
※詩の朗読にピアノの演奏が入ります。

4.詩「イムジン河によせて」
ピアノの名曲『イムジン河』に詩をつけました。
父親を亡くした娘が、かつて父が北朝鮮へ渡った叔母に送ったものを見て驚いたお話がベースになっています。

5.小説「走れメロス」
太宰治の名作を歯切れの良い口調で、ジャズとピアノを盛り込み朗読します。
活字離れのすすむ中高生のみならず、大人も楽しめる朗読コンサートです。

カテゴリー

官公庁向け
教育・学校・PTA
文化・生涯・国際・異文化交流
芸能人・文化人
イベント・音楽・芸能

著作紹介

  • 『羅聖(ナソン)の空』

    出版社: 草風館
  • 『メソッド』

    出版社: 河出書房新社
  • 『ロスの御輿太鼓―金真須美作品集』

    出版社: 社会評論社

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