きただ ちひろ北田 千尋
- 肩書き
- 車いすバスケットボールプレーヤー
- 出身・ゆかりの地
- 滋賀県
この講師のここがおすすめ
車椅子バスケットプレーヤー・北田千尋さん。
先天性股関節脱臼で生まれましたが、車椅子バスケとの出会いをきっかけに夢が芽生え、懸命な努力の末に日本有数のプレーヤーとなりました。講演では、好きなことを続けること、夢を諦めずに追いかけること。そして、障がいのあるなしにかかわらず、様々な人が、様々な人生を生きている世界で、「ともに生きること」の大切さについてお話いただけます。
プロフィール
先天性股関節脱臼で生まれ、両下肢機能障害を負う。日常生活では歩行可能であるが、症状は進行性のため、競技レベルでの健常者スポーツはできない。バスケの指導者になるために進学した大学でのインターンシップ先で車椅子バスケと出会い、車椅子に乗れば「走れる」ということに魅力を感じ、競技を始める。カクテルの主力選手として、日本選手権優勝5回、個人ではMVP4回。リオパラリンピックを賭けた2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉に日本代表として出場するが、敗戦。目標を2020東京パラに切り替え、バスケに専念できる環境を求め、2016年4月LINE株式会社に入社。2016年4月〜8月までオーストラリアリーグに参戦し、男子リーグで準優勝、女子リーグで優勝の成績を収める。
戦歴
全日本女子車椅子バスケットボール選手権大会5連覇&MVP4回
2017女子世界車いすバスケットボール選手権大会AOZ予選会 3位
2015三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉 3位
講演実績
城陽市立南城陽中学校/京都市立上京中学校/京都市立下鴨中学校/八幡市立男山第二中学校/木津川市立山城中学校/同志社中学校 他
主なメディア出演
ニッポン放送「Going」、毎日放送「ちちんぷいぷい」、ニッポン放送「チャレンジドアスリート」
主な講演のテーマ
『ともに生きる』
たくさんの人が生きるこの世界の中で、自分の夢とともに生きる、障害とともに生きる、自分と違う「普通」を持った人と生きることはそんなに特別で難しいことではないということを自分の経験を通してお話しします。
ギャラリー
聴講者の声
- 目標を持っている人は強いなと思った。しかし、障害があることで様々な辛い体験等も通して身に付けてきた活力なのだと思った。自分では分からない思いや気持ちについて教えていただきました。ありごとうございました。
- 障害をもっている方に対しての見方が変わりました。かわいそう、って思っている人もこの世界には多いと思います。でも、人それぞれ普通なことがある。自分と違うことを受け入れにくいかもしれませんが、受け入れることが大切なのだと学んだ。
- 前を向いて生きていく勇気と力をいただきました。まだまだ自分は頑張れそうです。受け入れていきたいです。いろいろなことを。
- 悔しさや逆境などの環境を乗り越えてこられたからこそ、自分の個性を受け止め、自分らしく生きておられるのだと感じました。その人がその人らしく生きていくための手段を、どうかこの社会が受け入れ、偏見を持つことなく、一人ひとりが輝いて生きられるよう、私も社会の中の一人としてすごしたいです。
- 貴重なお話をありがとうございました。「普通」と日常でよく使ってしまいがちですが、一人一人普通は異なるということが印象的でした。
- ともに生きるために、自分と違うところを受け入れることが必要だとわかり、障害や「普通って何だろう」を考えさせられました。
- 障害のある方にもふつうに接することで、受け入れる気持ちが大切だと思いました。パワフルな講演、ありがとうございました。
- 誰もが自分の夢や希望に向かって努力していける社会になるといいなあと思います。英国では、パラアスリートが、子ども達のヒーローにもなっていると聞きます。偏見のない、普通に暮らせるといいですね。
- 今回北田さんのお話を聞いて、自分の中でもやもやしていたことが少し消えた気がします。いろいろな普通があって、互いに違うことを想像し、受け入れることで、誰もが楽になっていけると考えられました。自分もその視点を忘れないようにしたいです。ありがとうございました。
- とても前向きな生き方に考えさせられ感動しました。障害を近くに感じました。結果や評価でなく、自分が楽しく見えることが一番大切でステキなことだとも改めて思いました。たくさんの受け入れを増やしていきたいと思います。ステキな講演会でした。
- いろんな「普通」があり、受け入れることは、無意識では忘れてしまっている気がします。私の「普通」がみんなの「普通」と比べてしまったり、価値観を押し付けたりしていることがあることを改めて感じました。みんなちがってみんないい。この言葉を子どもにも伝えようと思います。ありがとうございました。