
こたに みかこ小谷 実可子
- 肩書き
- アーティスティックスイミング元日本代表
ソウル五輪シンクロナイズドスイミングメダリスト
JOC常務理事
日本オリンピアンズ協会会長 - 出身・ゆかりの地
- 東京都
プロフィール
幼少の頃から才能をみせ、高等学校は単身米国にアーティスティックスイミング(旧・シン クロナイズドスイミング)留学した。日本代表となると、ソウル五輪では夏季大会初の女性旗手を務め、ソロ・デュエットで銅メダルを獲得。日本シンクロの女王に君臨したが、プール外に活動の幅を広げるために休養し、その間に長野五輪招致に携わる。バルセロナ五輪を視野に復帰して代表となったが、本番では出場機会を得られず同大会の後に引退した。国連総会に民間人として初めて出席した経験を持ち、五輪・教育関連の要職に数々抜擢。世界大会のリポーター、東京2020招致アンバサダーを務めるなど国際的に活動する一方、自身がコーチを務めるクラブでアーティスティックスイミングの魅力を伝承している。
成績
1988年 ソウル五輪(ソロ、デュエット)銅メダル
主な講演のテーマ
『私のシンクロ人生』
シンクロナイズドスイミングを始めたきっかけ、現役時代の苦悩と逆境のエピソード、 東京2020招致活動での経験、コロナ禍で東京五輪開催までの様々な困難を乗り越えてきたエピソード。
2023年に30年振りに競技復帰をし、8月の世界マスターズ九州大会ではソロ・デュエット・チームの3種目で金メダルを獲得。同世代や世代を超えた多くの人たちに「年齢は関係なく、いつでも新しい挑戦ができる」「人生、50歳から!」ということを証明するために、2024年3月に世界マスターズドーハ大会にて、57歳にして初めての挑戦として、41歳の男性選手とペアを組みミックスデュエット種目に出場。見事、金メダルを獲得することができました。
そして2025年7月、世界マスターズシンガポール大会では、一つの大会で4つの金メダル獲得を目指し、現在10以上の役職を兼任しながら、合間を縫って練習をしてます。
1988 年ソウルオリンピックで銅メダルを獲得した演技より、現在の方が難しい演技をし試合に出場しています。モチベーションアップや周りの人の存在の大切さなどお伝えできる講演です。