
Makhbal Lkhagvagerelマハバル・サウガゲレル
- 肩書き
- リンベ(横笛)、ホーミー演奏家
- 出身・ゆかりの地
- 海外 モンゴル
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モンゴル国ウランバートル出身のマハバル・サウガゲレルさん。
8歳の時よりリンベを学び始め、16歳の時、モンゴル全国リンベコンクールプロ部門で銀賞受賞。2004年より日本でモンゴル国の伝統芸術を紹介、普及させるため演奏・教育活動のため、全国でモンゴル音楽コンサート、国際理解授業、テレビ、ラジオ出演など幅広い演奏活動を行うとともに、大阪、東京で横笛やホーミーを教えています。
プロフィール
モンゴル国ウランバートルで生まれる。8歳の時よりモンゴル国立こども宮殿にて、著名なリンベ演奏家ジャンバルジャムツ氏、モンゴル国家功労芸術家L.ツェレンドルチ氏についてリンベを学び始める。
1990年、モンゴル国立音楽舞踊学校に入学、モンゴル国文化功労章受章リンベ演奏家D.エンヒタイヴァン、モンゴル国家功労芸術家M.バダムの各氏に師事。在学中はリンベの他、ホーミー及びその伴奏をするモンゴルの伝統楽器である馬頭琴、トヴシュール、口琴を学ぶ。
16歳の時、モンゴル全国リンベコンクールプロ部門銀賞受賞。
1994、1995年、ウランバートルにてソロリサイタル開催。
1996年成績優秀により一年飛び級して卒業後、モンゴル国立文化芸術大学リンベ専攻に入学、著名なリンベ演奏家ジャンバルジャムツ氏に師事し優秀な成績を修める。
在学中モンゴル国立音楽舞踊学校の講師として教鞭をとる。また、「モンゴル国立民族歌舞団」及び「軍隊歌舞団」にソリストとして所属。1989年よりフランス、ロシア、日本、韓国、北朝鮮等世界各国で演奏。
1999年より中国に留学し、中国上海音楽学院笛子専攻に入学し中国の笛子を著名な笛子演奏家、張九斥、愈遜発の各氏に、笙を叔超明氏に師事し、2004年に卒業。また、その間巴烏(パウ)、葫芦絲(フルス)、簫も習得。
2004年より日本に在住。モンゴル国の伝統芸術を紹介するコンサート、講演、子供たちとの国際交流コンサート、テレビ・ラジオ出演など幅広い演奏活動を行う他、大阪と東京で横笛やホーミーなどを教えている。また、中国の笛子、簫、葫芦絲(フルス)の奏者、講師としても活動している。
2005年、2007年、国際音楽コンクール民俗楽器の部プロ部門第1位。
2006年、アンサンブルフェスティバルにおいて、ジクール・セクステットの演奏で兵庫県知事賞受賞。
2006年、豊中アクア文化ホールにてソロリサイタル開催。
2007年、大阪ザ・フェニックスホール・エヴォリューションシリーズにてソロリサイタル開催。
2010年、14種類のリンベのための教則本・曲集「リンベデフ・オルラグ」発行。また14種類のリンベのための新曲を多数委嘱。
2010年、「モンゴル国文化功労章」(日本でいう文化勲章)受章。
2012年、モンゴル国立馬頭琴交響楽団と竹下景子による「スーホの白い馬」全国ツアーコンサート、13年、同楽団の来日全国ツアー公演に参加。
2017年、モンゴル国より最高位の勲章「ALTAN GADAS(北極星勲章)」受章。
2020年、大阪大学大学院文学部博士前期課程修了(音楽学)。
モンゴル伝統芸術協会会長。日本ホーミー協会会長。モンゴル民族音楽「テムジン・アンサンブル」代表。
主な曲目
「リンベ演奏 モンゴルの四季」「ホーミー チンギスハーンの讃歌」「ヨーチン演奏 さくら」「ホーミーのメロデイー」「モンゴルの2つの民謡」「白い仏塔」「浜辺の歌」「競馬」「見上げてごら ん夜の星を」「赤とんぼ」「故郷」など
主な講演のテーマ
『マハバル・サウガゲレル 民族音楽コンサート』