宮本 妥子

みやもと やすこ
宮本 妥子

肩書き
パーカッション/マリンバ奏者
出身・ゆかりの地
滋賀県

この講師のここがおすすめ

パーカッション・マリンバ奏者の宮本妥子(やすこ)さんは、外国人(東洋人)であり、また女性であるという差別と偏見を経験したドイツ留学の10年間を経て気づいたこと、それは「夢をあきらめない」。世界の音楽祭で訪れた国の曲を、様々なエピソードと共に演奏もして頂けます。

プロフィール

幼少の頃よりマリンバを初め、滋賀県立石山高校音楽科を経て同志社女子大学音楽科へ進学。当初はここまで本気で音楽を極める道を歩むとは、全く考えていなかったが、大学時代の師匠から刺激を受け、本気で打楽器という音楽分野を追及したいとの思いでドイツ留学へ。言葉が通じない海外生活、当初は友達も出来ず、自分の殻に閉じ籠りがち、ストレスから目眩を起こし立ち上がれない状態の時も。
そんな生活を一年間過ごしたが、せっかく海外で勉強できるチャンスをいただいてるという気持ちを思い起こし、また勇気を持って一歩を踏み出す決意を固めた。まずは挨拶から!笑顔で挨拶をする自分から!そうすれば、また相手も笑顔で挨拶をしてくれる。その小さな繰り返しで、生き生きとした本来の自分を取り戻した。
世界各国から打楽器奏者が集まるコンクールで見事入賞する、などドイツを中心に世界で演奏家として活動していく基盤を固める。しかしドイツで演奏家として活動していくという道もまた、楽なものでは無かった。
外国人(東洋人)であり、また女性である、という差別と偏見。
楽器の手配、運搬、練習場の確保などなど、すべて異国の地で一人でやり遂げなくてはいけない。
これらの試練を自分の力で乗り越え、切り開くこの経験が今の自分の音楽家として活動して行くための大きな力と自信となっている。またこれまで10ヶ国と世界中を演奏して周ったことで改めて日本の良さ、故郷の素晴らしさを振り返る。良いきっかけにもなった。現在、滋賀県立石山高等学校音楽科、相愛大学非常勤講師、同志社女子大学嘱託講師(2012~)。
ALBUM「空想~千夜一夜」 2010.01.20 リリース ほか多数

 講師からのメッセージ 
これからのまだまだ長い人生を歩んで行ける若い皆さん!
決して諦めず、自分を強く持ち、自分に自信を持ってやりたいことに全力で立ち向かって下さい!
諦めることは何一つありません!

 主な受賞 
1995年 ルクセンブルク国際マリンバコンクールにてファイナリスト入賞
1997年 第46回ミュンへンARD国際音楽コンクール打楽器部門ファイナリスト
1998年 ライプチヒ現代音楽アンサンブルコンクール(全ドイツ部門)第1位
1998年 平成10年度 滋賀県文化奨励賞受賞
2001年 平和堂財団新進音楽家助成受賞
2001年 欧州を中心とし、加えて世界各国での音楽活動を認められドイツより芸術家ビザを取得

主な講演のテーマ

『~ドイツ留学の10年間を経て気づいたこと~ それは「夢をあきらめない!」』

カテゴリー

教育・学校・PTA
芸能人・文化人
イベント・音楽・芸能

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