しまだ たえこ島田 妙子
- 肩書き
- 一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO理事長
- 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
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プロフィール
1972 年 神戸市北区生まれ。4歳の頃、両親の離婚で兄二人と児童養護施設に入所。7歳の時、父の再婚で家庭に復帰したが、継母と実父による壮絶な虐待が始まり、何度も命を落としかけた。
現在は、関西約150園の学校・幼稚園・保育園の『想い出のアルバム』DVD・Blu-ray ソフト制作会社を経営。
2010 年末、心の支えであった次兄が白血病で他界した。これを転機に兄の思いを引き継ぎ、本当の意味での「児童虐待の予防」にむけての自叙伝を執筆するとともに、「大人の心を助ける」講演活動を積極的に行っている。「虐待」だけでなく、「命」「愛」「子育て」「障がい」「介護」の幅広い内容により、中学生から大学生、保護者、行政職員、教員を対象に講演活動中。またその活動は、新聞やメディアに多数取り上げられ、実体験を基にした話には体験したからこそ伝えることができると定評を得ている。2019 年11 月 NHK『クローズアップ現代+』出演。
その他役職・資格
関西大学客員教授
株式会社イージェット 代表取締役会長
兵庫県児童虐待等対応専門アドバイザー
あいうべ協会認定 息育指導士
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントファシリテーター
アンガーマネジメント叱り方トレーナー
アンガーマネジメントキッズインストラクタートレーナー
アンガーマネジメントハラスメント防止アドバイザー
メディア掲載情報
テレビ
朝日放送テレビ「おはよう朝日です」(令和元年6月6日OA)
NHKクローズアップ現代+(令和元年11月26日OA)
読売テレビ「かんさい情報ネットten.」(令和2年4月16日OA)
ラジオ
NHK『ラジオ深夜便』(平成29年11月11日OA)
掲載紙等
女性自身『シリーズ人間』(平成26年5月6日号)
産経NET『虐待超えてタエコ訴える』
産経新聞連載1話~30話
PHPヒューマン・ドキュメント(平成27年1月号)
読売新聞全国版『顔』
婦人公論(平成28年8月9日号)
月刊『致知』(平成30年3月号)
月刊致知別冊「母」vol.1(令和元年6月10日発売)
コミック「虐めを待つ人」連載(ぶんか社)
主な講演のテーマ
【行政・一般向け】
1. 幸せって何だっけ?~人にも自分にもあたらない社会を目指して~
2. 子どもたちの笑顔を守るために私たちにできること
3. 虐待の淵を生き抜いて~人にも自分にもあたらない社会を目指して~
4. ガラスの心~虐待する大人の心を助けたい~
実体験の話を盛り込み、虐待やDV防止に向けて私たちにできることを、お話させていただきます。虐待とまではいかなくても、ついあたりやすい身近な人にあたってしまうことがあります。アンガーマネジメントや罪悪感解消プログラムの一部も盛り込み、明るく楽しくお話させていただきます。
【企業向け】
1. 自分でできるセルフマネジメント
2. ストレングスを強化しよう
3. イライラよりイキイキに!
4. 人にもモノにも自分にもあたらない社会を目指して
職場での人間関係、上下関係等、まだまだ悩まれている方が多いのが現状です。心の病になり、休職し自己否定し、自己肯定感を低下させていき、罪悪感を持ち続けていくといった負のスパイラルに陥ってしまう事もあります。企業全体で、こういった問題を真剣に考え、職場改善していただけるような内容をお話させていただきます。経営者としての立場からのお話も盛り込みます。アンガーマネジメント、罪悪感解消プログラム、脳美学も盛り込んでおります。
【教職員向け】
1. 虐待の淵を生き抜いて
2. 大人が元気で子どもも元気
3. 虐待防止に向けて私たちにできること
4. 幸せって何だっけ?
5. ついカッとなった時どうするか
子どもたちと関わる時間が多い教職員の皆様には、虐待を受けているかもしれない子どもたちへの対応や、保護者対応のアドバイスを盛り込み、講演させていただきます。
私を虐待の淵から救ってくださった若い女性教師とのエピソードは大変好評をいただいております。そして教職員自身のストレスマネジメント、セルフマネジメントも大変重要です。まずは教職員自身が元気になっていただきたいと思っております。
【生徒向け(小・中学生)】
1. 生まれてくれてありがとう
2. みんな誰かの大切な人
3. 幸せって何だっけ?
4. 人にもモノにも自分にもあたらない毎日を
5. 罪悪感を解消しよう
自分の思いを言葉にすることが、できない子どもたちが増えています。親や周りの人の顔色をうかがいながら、自己肯定感を低下させている子どもたちには、自分の強み(ストレングス)を見つけ、自分でやりたいことを見つけ、自分でどんどん実行していく自己決定力や自己実現力を身につけてもらいたいと思っています。心がいっぱいになると、人や物にあたってしまいます。またそれさえ出来ないと、「自分さえ我慢すればよい」と自分にあたってしまいます。アンガーマネジメントを盛り込みながら、いじめ防止やケンカの仕方などもお話させていただきます。また感じる必要のない罪悪感を感じている子どもが多いので罪悪感解消プログラム、脳美学の内容も盛り込み分かりやすくお話させていただきます。
【生徒向け(中学生)】
1. 幸せって何だっけ?
2. 命の鼓動
3. 人にもモノにも自分にもあたらない社会を目指して
4. 罪悪感を解消しよう
5. 生きる力等
これから社会へ出ていく子どもたちには、生きる力という財産を与えてあげたいと思っています。自分の感情をコントロールする力、人の命も自分の命も大切にする心、そして良いホルモンを分泌させる方法など、セルフコントロールのお話もさせていただきます。罪悪感を解消する方法、そしてアンガーマネジメントを盛り込み、人にもモノにも自分にもあたらない毎日を過ごしてもらいたいと思います。
著作紹介
-
『本当は怒りたくないお母さんのためのアンガーマネジメント』
出版社 : 致知出版社 -
『虐待の淵を生き抜いて』
出版社: 毎日新聞出版 -
『e love smile ~いい愛の笑顔を~ memory.1 』
出版社: パレード
講師紹介動画
聴講者の声
- 虐待をしてきた親を憎み切れず、許してこられた島田さん、すごいことだと思います。「許す」ってなかなかできません。辛い記憶、消すことできません。でも、過去を引きずっていたら、人生もったいないなって思いました。辛い思いした分、強くなれる。優しくなれる。そして自分を好きになろうと思います。
- 虐待については見て見ぬふりはいけないと思いました。虐待している人を助けなければいけないというのは、すごく大事だと感じました。感情のコントロール、アンガーマネジメントの紹介も良かったです。
- 体験者の生々しいお話を聞かせていただき、改めて虐待について被害者加害者がなくなることができたらと思いました。そんな経験をしながら、りっぱに子育てされ、起業されている島田さんの強さ、兄弟の絆があったからかと感じました。また、介護の経験等とても身近な話題が聞けてよかったです。人との出会いが人生を変えていくことをつくづく感じました。
- 想像でしかわからないことを、実際に体験された方からのお話しで聞くことができてよかったです。子どもに対する虐待や女性に対するDVに、心を痛めます。人権を守る大切さを多くの人に知ってほしいと思いました。大人の責任が子どもを守ることを痛感しました。子育て中なので子どもはもちろん自分を大切にすることこどもの自分も認めることをしていきたいです。
- 相談相手がいることは大切だと思いました。改めて世話焼きおばさんになろうと思いました。被害者のことだけでなく、加害者にも目を向けて考えていこうと思いました。
- 被虐待の話の中で、「お父さん、お母さんを助けてあげよう」という言葉が印象的でした。「虐待=怒り」というのは、とても分りやすかったです。6秒で怒りのアドレナリンが消せると分かって、よいヒントを得ました。今日のお話を家族にも伝えて、心して暮らしてゆきます。本当にありがとうございました。
- 涙が出ました。お話感動しました。虐待はなくさなければいけない。虐待する人も助けなければいけない。どうすれば良いか考えさせられました。『愛でほぐす』という言葉が心に残りました。仕付け糸の話よかったです。どの子にも、私はあなたのことを信じている、何かあったらまかせておきと安心感を持たせてあげたいです。ありがとうございました。
- 素晴らしい講演でした。できないことを叱るのではなく、できるようになったことを思いっきりほめる。愛していること、信頼していることをしっかり伝える。これからやっていこうと思います。
- 1才になるまで、可愛いと思ったことはなく義務感に子育てしていました。1年前に離婚。子どもは可愛いはずなのに、なかなかうまく関係ができません。叱るというより、言葉の虐待をくり返す毎日。今の私の不安を、“ただ、生きのびてみるだけ”でいいのひとことで気持が軽くなりました。教えていただいた、寝ている子どもの頭に手を置くことからはじめたいと思います。ありがとうございました。