すぎもと みか杉本 美香
- 肩書き
- 元柔道日本代表
- 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
この講師のここがおすすめ
柔道女子重量級のエースとして日本を牽引してきた、杉本美香さん。度重なる大怪我に悩まされるも、その試練に打ち勝ち、世界選手権では二階級制覇、ロンドン五輪では銀メダル獲得といった素晴らしい結果を残してきました。
講演では、自分の目標達成に向けて、たくさんの努力と笑顔で夢に近づいた杉本さんが、夢を叶えるために必要なことや考え方などをお話しいたします。気さくで明るい杉本氏の講演は、聴講者の皆さんを笑顔にしてくれます。
プロフィール
小学5年生で柔道と出会う。すぐに頭角を現すと、中学と高校で全国制覇を果たすなど、将来を期待される選手へと成長した。高校卒業後は筑波大学、そしてコマツという柔道界の名門を渡り歩きながら、数々の偉業を達成。
2010年東京の世界選手権では78kg超級と無差別級で金メダルを獲得。日本人女子選手初となる2階級制覇を成し遂げた。
2012年にはロンドンオリンピックへ出場し、惜しくも決勝で敗れたものの銀メダルを獲得。現役時代は度重なる大怪我に悩まされたが、何度も苦難を乗り越え畳の上に戻る姿は多くの人に感動を与えた。
2012年11月に引退した後は、コマツ柔道部のコーチ・監督を歴任。現在は柔道家や指導者としての経験を活かした講演活動や柔道教室を行なう傍ら、その明るいキャラクターで数多くのメディアにも出演している。さらには独自の取り組みとして、柔道を通じて子どもたちの健全なココロとカラダを育む“ええやんプロジェクト”を発足。積極的に社会課題の解決に向き合うなど、現役時代と変わらずチャレンジの幅を広げている。
現在の活動
講演会講師/柔道教室講師/各種イベントゲスト/スポーツキャスター、解説/伊丹大使/四万十観光大使/一般社団法人日本ソフトボールリーグ機構 理事
主な講演実績
LPガス事業研究会/ジャパンパイル/大東文化大学第一高等学校/中野区立緑野中学校/神奈川県職業能力開発協会/尼崎市教育委員会/厚沢部町/吹田市/東京都教育委員会
*その他、学校(小中高)やロータリークラブなど多数実績あり
主なメディア出演
日本テレビ「踊る!さんま御殿」「ウチのガヤがすみません!」
フジテレビ「ジャンクスポーツ」「ホンマでっか!?TV」
NHK「ハートネットTV」
読売テレビ「遠くへ行きたい」
MBS毎日放送「せやねん」
BS朝日「アスリートインフィニティ」 他多数
主な講演のテーマ
1. 「起こることすべてに意味がある」~オリンピック決勝で敗れた意味とは~
ロンドンオリンピック決勝での敗戦や、度重なる怪我による6度の手術。柔道家としての輝かしい栄光の影には様々な挫折や失敗がありました。しかし「すべての出来事や人との出会いには必ず意味がある」と言います。自身の過去や経験をどのように意味づけ、どのような行動を起こしてきたのか。そして、「2位だったことの意味を一生かけて探していきます」と言う杉本が、今辿りついた答えとは。
2. 「やってみたら、ええやん」
“失敗しても、ええやん”“背伸びしなくても、ええやん”
“続くかなくても、ええやん”“人と違っても、ええやん”
何かにチャレンジするとき、結果や周りの反応を恐れないで欲しい。「もし失敗したら?」それで良いんです。そこにあるのは学びと成長だから。アスリート人生も、挑戦~失敗~学びの連続でした。ロンドン五輪決勝での敗戦もそのひとつ。当講演をお聞きいただいた方はきっと、「よし、やってみよう!」の気持ちが芽生えるはずです。
3. 「個の育成術」~スポーツの現場から学ぶコーチング~
「失敗しない範囲でしか努力ができない選手の殻を破る」「一緒に目標から逆算する」「挨拶の5秒」「個別で話したことは他者には絶対話さない」
柔道の指導現場から“人が育つ仕組み”と“選手との距離感”を学びました。これらの学びは畳の上のみならず、企業の管理職や役員、教職員やスポーツ指導者の皆様にも通ずるコーチング論です。
4. 「準備力」~杉本美香流のリスクマネジメントとは~
▶試合前に“部屋の整理整頓”をする。それは、試合で万が一のことがあっても誰かに迷惑をかけないための習慣だった。
▶柔道には、技をかけても相手を守る“命綱”という引き手がある。しかし、相手が必ず命綱を行ってくれる保証はないため、自身でもケガをしないための受身を強化した。
これらはビジネスの世界にも通ずるリスクヘッジです。ビジネスでも予測出来ないことが起こり、相手を100%信用できないこともあります。様々なリスクを回避する、あるいは損害を最小限に留めるために実践した「準備力」を伝授します。
※企業向け、学校・公共団体向けに様々なテーマがございます。