すずき しんじ鈴木 しんじ
- 肩書き
- 一般社団法人進歩総合研究所 代表理事
駒澤大学非常勤講師 - 出身・ゆかりの地
- 東京都
プロフィール
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。東京工業大学博士(理学)研究専門は政治経済学、公共経済学。千葉県議会議員、国会議員公設秘書を経験。
現在、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。駒澤大学非常勤講師(財政学担当)、政治団体 社会民主進歩党代表。大学で非常勤講師として財政学を担当してきた他、これまで大学や自身が主催してきたシンポジウムで講義を起こってきた。
大学の講義ではデータや数理理論を用いて講義を行ってきたが、講演では、客観的な情報に基づきながらもより平易な表現を用いて、政治経済の構造的な問題とその解決法について解説を行う。
主な講演のテーマ
1. 日本政治の構造的課題
何故、日本では政権交代が起きにくいのか、政権交代しても長く続かないのはなぜか、日本では何故野党が弱いのか、これらの疑問について憲法など制度的側面に注目して解説する。
2. 日本の選挙制度の問題点と各国の選挙制度
日本の国政および地方選挙で採用されている選挙制度は他の国とどう違うのか、共通点はどこか。選挙制度はどうあるべきか、政治経済学・公共選択論・社会的選択論などの規範的側面から解説する。
3. 大統領制
日本の地方自治で採用されている「二元代表制」は実質的に大統領制と言える。これまで導入が議論されたことがあった「首相公選制」は、単に国のリーダーを直接選挙で選ぶだけであれば大統領制とは大きく異なるものである。導入されれば政権の安定化が見込める一方で、権力の暴走という懸念要素がある大統領制について多角的に解説する。