かんだ おりね神田 織音
- 肩書き
- 講談師
- 出身・ゆかりの地
- 東京都
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講談師・神田織音さんは、高校時代から芝居の勉強を始め、十年程芝居に携わった後、講談師・神田香織に入門。2011年 真打に昇進。
古典は言うまでもなく、福祉や相続、防災などの社会問題を題材にした新作講談に積極的に取り組むほか、落語会や地域寄席をはじめ、学校公演、ラジオ出演、企業のPRイベント等、講談という話芸を活かした、「防災」、「成年後見制度」、「遺言・相続」などを題材にした様々な講談を全国各地で行っています。
プロフィール
1999年 4月 神田香織に入門
2003年 4月 二ツ目昇進(芸名 神田織音)
2006年12月 成年後見講談を発表
2011年 4月 真打昇進
2012年11月 NHKラジオ「ラジオでよみがえる鉄腕アトム」でアトム講談を披露
2013年 4月 遺言・相続講談を発表
行政、学校、企業などが主催の講談会、落語会、地域寄席、敬老会などで講談を披露
主な演目(古典・新作)
人物伝
華岡青洲(世界初の全身麻酔による乳がん摘出手術に成功)
吉川経家(秀吉の兵糧攻めに己の命を賭して民衆を救った名将)
三島海雲(カルピスの創始者)など
文芸物
九十九両(長谷川伸作)婦系図(泉鏡花作)人魚姫(アンデルセン作)四谷快談(手塚治虫作)
主な講演のテーマ
1.『終活講談~聞いて納得!知ったら書こう!遺言のススメ~』
死ぬために書くのは遺書。安心して生きていくために書くのが遺言です。遺言があって助かった、無くて困ったという事例を講談で紹介しながら、要点の補足もいたします。
2.『講談で認知症の意識啓発』
認知症は病気です。加齢によるうっかり物忘れと思って見逃してしまうと、ご本人も家族も深刻な事態に…認知症の正しい知識を持ち、適切に対応することを講談でご紹介します。
3.『防災講談~避難所での声なき声~』
今や防災の知識は常に高い日本。天災は防げません。しかしその後の二次的災害(人的災害)を防ぐ事は出来るのです。災害時の人的災害からの防災を語ります。東日本大震災の翌日に真打になった講談師が、避難所での声なき声を講談で語ります。また、震災後の避難所における女性の心のケアの大切さを講談で紹介します。
4.『安井息軒物語~違いを認め寄り添う心で差別をなくそう~』
知らない事は差別を生みます。違いを認め寄り添う心で差別をなくそう。不屈の精神と家族の真心を支えに差別に打ち勝ち、日本を動かす多くの人材を輩出した教育者 安井息軒の物語。
ギャラリー
聴講者の声
- 遺言がどんなに大切か良くわかって大変良かった(70代女性)
- お話しの中の例題が良かった。(70代男性)
- 遺言は安心して生きる為のものだとわかりました。(70代女性)
- 内容に解説を入れて話されたのでとても分りやすかった(60代女性)
- 遺書は死ぬ時書くもの,遺言は安心して死ぬために書くものとのことばが印象深い。本物の講談はすばらしい(60代女性)
- 事例によるのがよかった。(70代男性)
- 初めて講談を聞きました。内容、豊かで、参考になりました。有難うございました(60代女性)
- 改めて遺言、相続の件について考えねばと思った(60代男性)
- 遺言は知っていましたが遺贈は初めて聞き参考になりました
- 判断力が保たれている間に自分の死後のことを考えることが家族の負担の軽減につながる
- 遺言を書かないと思っていましたが今日の話を聞いて再考します
- とてもわかりやすく楽しく聴くことができました。遺贈の話は興味が持てました
- 遺産相続、遺言のこと分かりやすくよかった。遺言残したいと考えました
- 講談は初めての参加でしたが、話の運び方や伝え方が素晴らしく、物語に入りこんだような気持ちになりました
- 講談で聞くのは初めてでしたが分かりやすくて、まだまだ自分にはと思っている者にでも考えさせられる気持ちになりました
- 相続について生前遺言証を残すことが重要と思った。講談で聞きやすかった
- 講談のテンポの良い種々のお話に普段と違った形で聴かせていただきました