きむ かゆり金 香百合
- 肩書き
- HEALホリスティック教育実践研究所所長
- 出身・ゆかりの地
- 大阪府
この講師のここがおすすめ
在日韓国朝鮮人三世として大阪に生まれ育った金香百合さんは、大阪YWCAに就職し、平和教育、人権教育、子ども、女性、障がい者、高齢者、外国人、国際協力、異文化理解、ボランティア、企画力、ジェンダー、心のケア、生と死などの多様な問題に取り組まれ、「すべての人が幸せに元気に生きる」ことをライフワークに、各地で講演やプロジェクトを実施。特に子どもの自尊感情を高めることに力をいれています。
プロフィール
在日韓国朝鮮人三世として大阪に生まれ育つ。大学卒業後に財団法人大阪YWCAに就職。
そこでの働きを通して、平和教育、人権教育、子ども、女性、障がい者、高齢者、外国人、国際協力、異文化理解、ボランティア、企画力、 ジェンダー、心のケア、生と死などの多様な問題に出会い、取り組んできた。
1996年 大阪YWCA教育総合研究所を設立し、参加体験型学習による学びのファシリテー ターとして全国各地で活躍。特に自尊感情(セルフエスティーム)を中核にしている。
阪神大震災後の支援活動の後、社会人入学した大学院でホリスティック教育に出会う。
2002年 HEALホリスティック教育実践研究所を立ち上げ、所長に就任。
2008年 eトコ★ウリハウス開設、週末里親と養育里親をしていた。
主な活動
日本YWCA被災者支援プロジェクト「こころのケア」担当チーフ(2011年4月~)
eトコ★ウリハウス開設(2008年4月)
日英いじめ問題ワークショップ(2006年4月~2007年3月)
ケータイ・リテラシー ワークショップ(2006年1月15日)
セルフエスティーム研究集会(2005年1月15日・16日)
ホリスティック教育フォーラム 被災とトラウマ(2005年1月8日・9日)
主な役職
HEALホリスティック教育実践研究所所長、eトコ代表
前日本ホリスティック教育協会共同代表、鳥取県人権文化センター客員研究員
松原市人権のまちづくり委員会委員
前大阪府人権教育推進懇話会委員、前大阪府在日外国人問題有識者会議委員
主な著書
つながりのちからホリスティックことはじめ(共著・せせらぎ出版)
金香百合のジェンダーワークショップ(共著・解放出版社)
ボランティア・NPO用語辞典(「エンパワメント」の項を担当執筆・中央法規)
ピースフルな子どもたち戦争・暴力・いじめを越えて(せせらぎ出版)
主な講演のテーマ
1. 子どもの自尊感情を高めよう~親や教師にできること~
2. ハッピーな子育て親育て~からだとこころに栄養を~
3. 不登校・ひきこもりの子ども・若者への総合的支援
4. 震災を経てわたしたちにできること~心と体のケア・ボランティア~
5. いのちの教育~生と死と悲嘆に向き合う~
6. 私(女)もあなた(男)もイキイキ生きるために!
著作紹介
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『ホリスティックに生きる―目に見えるものと見えないもの』
出版社: せせらぎ出版 -
『金香百合のジェンダーワークショップ』
出版社: 部落解放人権研究所 -
『ピースフルな子どもたち―戦争・暴力・いじめを越えて 』
出版社: せせらぎ出版
聴講者の声
- 子育てのバランスのとり方を教えて頂きました。DV・児童虐待へ向かうプロセスについて細かく説明していただけたので、とてもわかりやすい講演会でした。これからの支援に役立てたいです。
- あっという間に時間が過ぎました。元気な心と体を大切にすることは色々な面で基本であることを強く感じました。より多くの方に知っていただきたい内容でした。
- この年になって気付く、もっと早く「自尊感情」からエンパワーへチャレンジできたらと思う。今後は孫等に少しでも伝達しようと思います。すばらしい講演会でした。
- 自尊感情については様々な場面で見聞きしていましたが、改めて、その基本を考えさせられました。自分自身を大切にして日々元気でありたい。人と人の繋がりを健康的に大切にしたいと思いました。
- 「わたしOK、あなたOK」はとても素敵な言葉だと思いました。子どもの時が大切だと聞いていたが大人になっても自尊感情が高められると知って希望を感じました。
- 自分も大切な存在なのだということに、とても暖かい気持ちになりました。
- とてもわかりやすくお話して頂き勉強になりました。笑顔を見ている時脳がすごく活性化する!と聞いたので今以上に笑顔を意識して子どもたちに、まわりの人たちに関わりたいと思いました。「9ほめて」「1叱る」・・・心していきたいと思います。
- 援助者に必要な3つの力①人間力②社会力③対話力(聴くことから)に反省。もっと意識して力量を高めていきたいと思いました。私も笑顔で母としても子どもたちと生活します。
- 暴力の加害者が自尊心に傷つきを抱えていることを知り、批判的な目で捉えていた自分に気づき本当の意味で暴力をなくすためには批判ではだめなのだと感じました。まずは相手(あるいは自分)を理解しようとするところから始めようと思います。
- 今回はとってもわかりやすいお話をたっぷり聞かせて頂きありがとうございました。これまでの子育てを振り返り、また今これからの孫との関わりの中で実践できたらという思いで聞かせて頂きました。からだとこころの栄養、本当に大切だと思います。