めら よしかず米良 美一
- 肩書き
- カウンターテナー
- 出身・ゆかりの地
- 宮崎県
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宮崎駿監督「もののけ姫」主題歌を歌って一世を風靡し、その類まれな美声と音楽性で欧米でも高く評価されている米良美一さん。テレビ・ラジオなどのメディア出演のほか、これまでの人生から得た経験をもとに、全国各地で講演会も 精力的に行っている。
プロフィール
生まれ持った先天性骨形成不全症という難病、2015年のくも膜下出血発症など、一時は復帰ができないことも懸念されたが、ステージに立ちたいという一途な気持ちでリハビリを行い、奇跡的に復帰を果たした。この経験を通して社会復帰の喜びを伝え、たくさんの方に勇気を与えたい。
2019 年デビュー25 年を迎える米良美一は、映画「もののけ姫」の主題歌を歌って一世を風靡し、その類まれな美声と音楽性で欧米でも高く評価されている。また、テレビ・ラジオにも多数出演し、親しみやすい人柄と個性豊かな語り口は、世代を越えて人気を集めている。
1994 年洗足学園音楽大学を首席で卒業。第 8 回古楽コンクール最高位(1 位なし 2 位)受賞。同年、バッハ・コレギウム・ジャパン定期公演の教会カンタータでデビュー。1995 年第 6 回奏楽堂日本歌曲コンクール第 3 位入賞。1996 年よりオランダ政府給費留学生としてアムステルダム音楽院に留学。コンサ ートでは、国内外のオーケストラとの共演やソロ・リサイタルに加え、ソプラノのエディタ・グルベロ ーヴァやカウンターテナーのヨッヘン・コヴァルスキーなどの世界的名歌手とヨーロッパ各地及び日本 でデュオ・コンサートを行い大喝采を浴びた。その後宮本亜門演出「音楽劇・三文オペラ」に舞台初出演を果たしている。
最近では、NHK放送 90 年記念大河ファンタジー・ドラマ「精霊の守り人」第3シーズン(NHK総合)に出演し大きな話題を呼んだ。映画音楽の主題歌も数多く、五木寛之原作「蓮如 物語」、角川映画「死国」、ハリウッド映画「終戦のエンペラー」(日本版の主題歌)や「マンゴーと赤い 車椅子」がある。さら に、作曲活動としては初めてとなる全国特別支援学校の子供たちの為の応援ソング「窓をあけて」(作詞: ナーチャ/作曲:米良美一/編曲:轟千尋)を作曲した。CDは、キングレコードやスウェーデンのBISレーベル、アジアでは韓国のレーベルから世界各国で多数発売されている。第12 回日本ゴールドディスク大賞、第 21 回日本アカデミー賞協会特別賞として主題歌賞をそれぞれ 受賞。
さらにこれまでの人生から得た経験をもとに、全国各地で講演会も 精力的に行っている。
主な受賞歴
第12回日本ゴールドディスク大賞
第21回日本アカデミー賞協会特別賞として初の主題歌賞
主な著書
天使の声~生きながら生まれ変わる(大和書房刊)
母(藤原書店)
米良美一の美神讃歌(講談社)
主な講演のテーマ
『生きながら生まれ変わる』
『米良美一波乱万丈~過ぎ去り日、そして今を生きる』