Ousmane Youla Sankhonオスマン・サンコン
- 肩書き
- タレント
ギニア大使館顧問
日本ギニア友好協会理事長 - 出身・ゆかりの地
- 海外 ギニア
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日本とアフリカ諸国の友好に尽力し、2017 年には勲章受章に至ったオスマン・サンコンさん。その受勲を何故誰よりも喜ぶのかは、日本人のアイデンティティ、欧米的価値観、アフリカ人としての思いなど、様々な背景があってのことです。現在もタレントとしての抜群の知名度で テレビ出演する傍ら、ギニア大使館の顧問としてアフリカ関連の会合やイベントには必ず声がかかるなどその人脈も多岐に渡っています。
講演では、外交官として、タレントとして様々な世界を見てきた視点から、日本が置かれている現状を、グローバルな視点に加え、タレントとして培った、遠い即妙の楽しい話などを交え、語ります。
プロフィール
1949年、ギニア共和国生まれ。国立コナクリ大学卒業後、フランス・ソルボンヌ大学に 国費留学。ギニアの公用語であるフランス語、ギニアの土着語のスースー語、日本語、英語、スペイン語、イタリア語の6カ国語を話すマルチリンガル。
1972年にギニア外務省に入省。同年12月、日本に開設されたギニア大使館の大使館員(駐日親善大使)として来日し8年間を日本で過ごす。その後、アメリカ・ワシントンD.C.勤務を経て、1984年に再来日。アフリカを日本人に知ってもらうために様々なテレビに出演。「1コン2コン・サンコン!」のフレーズにて、タレントとして日本ではすっかりおなじみに。
その傍ら、人とのつながりをとても大切にし、日本全国 様々な場面での講演会、老人ホームでのボランティア活動、ギニアでの小学校建設、緊急物資を送るなど母国への支援も行なう。
来日50周年を迎えた現在も、各アフリカ大使館のアドバイザーとしても精力的に活動を続け、2013年には日本外務大臣より表彰、更には2017年には旭日双光章受章に至り、自他ともに認める日本とアフリカの架け橋となる。
2018年歌手の北山みつき(現:サンコンシステムズ代表)と結婚することを発表。共に一般社団法人日本ギニア友好協会を設立。
現在もその親しみやすく明るい人柄と、ユニークなキャラクターでタレント活動を行なうと共にCMや・イメージキャラクターにも起用されている。また外交官としての体験やその数奇な人生を元に、全国各地で講演会を行なう。
主な講演のテーマ
1. 人権を守るということ~人権意識の第一歩
黒人であること、障害者であること、ギニア、フランス、アメリカ、日本で過ごし様々な差別に接してきたサンコンがたどり着いた結論とは。
2. 教育のない世界と母の教え
アフリカでなぜ搾取が続いたのか。さらには現代日本でも問題となっている教育の本質を語る
3. 障害と共に生きる「明るく生きちゃ悪いですか?」
全ての物を恨んだ。今のサンコンから想像もできない状況から、誰をも太陽のごとく照らす現在のサンコンが誕生した背景とは。
4. SDGsの時代を生きる~世界平和とつながる道~
サステナブルの意味は、ずーっと続くということ。すぐやってハイ終わりではないと語るサンコン。世界平和へ繋がるというその真意は。
5. 視力6.0から見た日本
視力6.0という動物のような視力と視点で、日本と世界を見てきたオスマンサンコン。
何でも見てしまうサンコンの目を通して、今の日本は何がどう問題なのか。今後の国際交流や国際貢献など、世界に対する日本のあり方を問いかけ心の視力を見つけ出す。
6. サンコン大地の教え
厳しいアフリカの大地で生まれたオスマンサンコン。
その大地で学んできた大いなる知恵と熱き魂。高度成長を遂げ、文化・経済大国となったニッポンが忘れた何かをアフリカの大地が教えてくれる。日本の文化はどこに・何を忘れたのか。
7. 日本とアフリカの福祉
8. 介護比較論
著作紹介
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『大地の教え』
出版社 : 講談社 -
『視力6.0が見たニッポン』
出版社 : 光文社 -
『サンコン少年のアフリカ物語』
出版社 : 講談社 -
『明るく生きちゃ悪いですか』
出版社 : 広美 -
『1コン2コン・サンコンと世界に旅立とう!』
出版社 : 河出書房新社