さとう まさゆき佐藤 将之
- 肩書き
- エバーグローイングパートナーズ(株)代表取締役
アマゾン ジャパン立ち上げメンバー
(株)GA technologies 執行役員 CEO室長
事業成長支援アドバイザー - 出身・ゆかりの地
- 東京都
この講師のここがおすすめ
アマゾンジャパン創立から参画し15年にわたりその成長を見届けてきた元幹部社員、佐藤将之さん。アマゾンは、最先端テクノロジーを駆使し、続々と新サービスを生み出しています。その新サービスは、どれも革新的で世間を驚かせるものばかり。その内部で働く “アマゾニアン(=アマゾン社員)” は一体、どのような働き方をしているのか。その成長の真の理由、アマゾンが培ってきたあらゆる問題解決方法は…などなど、急成長したアマゾンの手法が学べます。現代のビジネスマンや企業家が知っておくべき最新のビジネス手法を身に着けることができる講演です。
プロフィール
1969年 東京都生まれ。
1993年 米国 ウェストバージニア州立大学卒 経済学部経済学専攻。
1994年 セガ・エンタープライゼス(現セガホールディングス)入社。生産管理部門にて家庭用ゲーム機のハードウェア、ソフトウェアの生産管理業務に従事。
1999年 Sega of America, Inc.へ出向。家庭用ゲーム機(ドリームキャスト)の新規市場投入のプロジェクトに従事。
2000年 アマゾンジャパン入社。サプライチェーン部門にてサイト立ち上げのための調達システムの立ち上げ、および物流設計を行う。
2003年 アマゾンジャパンリテール部門 書籍調達部門の責任者に就任。在庫確保、在庫の最適化、および調達物流の再構築を行う。
2005年 Fulfillment Center(以下 “FC” ) のSr. Operation Manager/GM/Directorsに就任。倉庫運営、および物流ネットワークの構築を行う。主な職責としては市川FC 入荷部門責任者、八千代FC(千葉県八千代市、3万平米)立ち上げ。プロジェクトリーダーおよびサイト責任者、堺FC(大阪府堺市、6万平米)立ち上げ。プロジェクトリーダーおよびサイト責任者、川越FC(埼玉県川越市、5万平米)立ち上げ。プロジェクトリーダーおよびサイト責任者、関東地区FC(市川、八千代、川越×2、川島)の統括GM、国内FC統括ディレクター(11サイト)、小田原FC(20万平米)立ち上げ。及び 第二期拡張プロジェクト統括。
2016年 アマゾンジャパン退職。
2018年 (株)エバーグローイングパートナーズ 設立。
2023年 (株)GA technologies 執行役員 CEO室長に就任。
現在、これまでの経験を活かし経営コンサルタントとして講演、研修、コンサルティング活動をおこなう。また、日本の食文化を広めるため、鮨職人としての側面も持つ。
講師からのメッセージ
驚異的な成長を続けるアマゾン、その原動力となっているのは真の顧客第一主義です。お客様の立場に立って事業を見直し、お客様の目線で事業の再構築を行っていく事が成長の一番の近道です。その実現を支えるのが人材と仕組み作りにあるとアマゾンは考えます。全ての社員がリーダーたるべきという思想に基づいたリーダーシップ理念をベースに、優秀な人材を採用・育成し、また仕組みづくりにより事業を成長させることが大切であるということを創業者ジェフ・ベゾスは’Good intention doesn’t work, only mechanism works’ という言葉に込めています。その全てをお伝えするのが私の使命だと考えています。ベゾスの目指す本当のお客様中心の世界を目指して共に成長しましょう。
主な講演実績
日本生命保険相互会社/静岡銀行/明光ネットワークジャパン/リクルートライフスタイル/キヤノンシステムアンドサポート/ユーザックシステム/ソフトクリエイトホールディングス/イムズ /内外情勢調査会/宮崎県経営者協会 他多数
主な講演のテーマ
経営者/管理職向け
1. ウィズコロナ・アフターコロナの働き方〜ニューノーマル時代のマネジメント〜
コロナ禍をきっかけに職場環境が大きく変わっています。これまでは同じ時間・オフィスで一緒に働くメンバーと直接コミュニケーションをとり、業務進捗や体調などメンバーのパフォーマンスをみることができました。しかし、現在はテレワークで業務をすすめることが多くなっています。また、今後、子育てや介護をはじめ、地方や海外在住など様々なバックグラウンド・働き方を持つ人財をマネジメントする機会が増えていくことは容易に想定できます。 対面でのマネジメントが難しい場合、KGIやKPIなど数字で管理をしていくことはよく言われますが、うまくいかないことが多いのが現状です。原因は正しいKGI、KPIの設定ができていないことに起因します。 講演ではグローバル企業であるアマゾンで実践されている、正しいKGI、KPI設定方法から非対面でメンバーのパフォーマンスをどう管理するかなど、ゴールを達成するためのニューノーマル時代のマネジメント方法を伝えます。
2. アマゾンの強さの秘密〜徹底した数字管理とマネジメント〜
アマゾンの強さの秘密の1つとして、徹底した数字管理があります。売上、人事評価など「数字で目標を決定して、管理する」シンプルなルールを徹底しています。目標の数値化の方法から、進捗管理、達成が難しい状況になったときの対処など、マネジメント層向けにアマゾニアンが実践する、数字管理方法を伝えます。
3. アマゾンのイノベーションを支える仕組みづくり〜人財育成とその活用〜
日々進化を遂げるアマゾン、その進化にはアマゾンのビジネスモデルの在り方が大きく関与しています。そのビジネスモデルを支える仕組み、またそれを運用する人財。どのように人材を採用・育成し、その人財をどのような仕組みの中で活躍させることが効果的なのか、そのすべてを伝えます。
4. アマゾンの成長を支える人財〜世界中から優秀な人財を確保し活かす仕組み〜
アマゾンの成長を支えるのは人財です。どのような人を採用し、どのように評価しどのように育成するのか。14か条の リーダーシップ理念を中心とした採用・評価基準、また横並びの育成ではなく、能力をさらに伸ばすためのリーダーシップ研修の進め方など、ベンチャーから20年ほどでグローバル企業へと成長したその人財活用術をお伝えします。
5. アマゾンの会議術〜ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法〜
管理職/一般社員向け
6. アマゾンのリーダーシップ〜14カ条の理念〜
マネージャーとリーダーは異なります。マネージャーは組織を管理する人。対してリーダーは現状を大きく飛び越えて、組織を引っ張り上げる人と言えます。では、アマゾンのリーダーたちはどのような理念で行動し、成果をだしているのか?ジェフ・ベゾスと経営コアメンバーが考えた、14カ条理念を基にアマゾンのリーダーシップを実例を基に伝えます。
7. パワーポイント無しの会議術〜文章にすれば問題は解決する〜
アマゾンの会議ではパワーポイントが使われることはほとんどありません。それはパワーポイントの便利さ故の問題に起因しています。どうすれば会議に参加している全員が同じ方向を向き、また何を決定し、何を達成すべきかを理解するには文章にすることが近道であるとアマゾンは考えます。そのシンプルかつ効果的な手法をお伝えします。
全職位向け
8. アマゾンの成長を支えるルール〜Customers Rule! お客様が決める〜
90年代に書籍ECサイトとして生まれたAmazon.com。現在ではモノだけでなく、AWSなどITインフラ事業でも圧倒的なシェアをもっています。私達の生活には欠かせない存在となったアマゾン。成長の裏にはすべてのアマゾン社員(アマゾニアン)に浸透しているルールが あります。講演ではこれまでの経験から、アマゾンが成長した理由をお伝えします。
物流/流通業界向け
9. アマゾンのすごい物流〜流通総額1兆8000億円を支える仕組み〜
今や日常生活には無くてはならないアマゾン、そのビジネスを支えるのはフルフィルメントセンターを中心とする物流の仕組みです。そのプロセスとそれを支えるメトリックス(KPI)、そして日々進化を続ける改善の仕組みを皆さんにお伝えします。
安全大会向け
10. アマゾンの物流を支えるSafety First~安全を維持する仕組みと組織~
11.アマゾンの成長を支えるSafety First~当事者意識を持って安全な職場環境をつくれる人財が成長のカギ~
国内流通総額1兆5000億円を超えるアマゾン。指定日にきちんと商品が届く裏には、Fulfillment Center(以下 “FC” ) と言われる自社倉庫をはじめとする巨大物流網の存在があります。そこで最も優先されること。それは「安全」です。アマゾンが徹底する安全を維持する仕組みと組織体制を伝えます。
著作紹介
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『amazonのすごい人事戦略』
出版社 : 東洋経済新報社 -
『アマゾン式 変わり続ける力』
出版社 : 大和書房 -
『amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』
出版社 : 東洋経済新報社