せざき ともふみ瀬崎 智文
- 肩書き
- エンターテイメント作家
キャラクター作家
プロデューサー - 出身・ゆかりの地
- 福岡県
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日本初のカラーテレビ特撮時代劇「仮面の忍者赤影」を見事に演じ、一世を風靡した名優・坂口祐三郎氏。その彼を生前より支え、小説『仮面と生きた男』で彼をモデルにした物語を描いているのが、瀬崎智文氏です。講演では、俳優・坂口祐三郎の生き方や、苦闘と理想に燃えた彼の想いを二人三脚で支えたエピソード、エンタメ業界を生き抜いてきた瀬崎氏の生き方など、普段テレビなどでは聞く事の出来ないエンタメ業界の裏話を交えながらお話いただけます。坂口祐三郎氏・瀬崎智文氏、両人の想いをストレートに、熱く語る講演です。
プロフィール
映画からテレビへ移行する時代に、日本初のカラーテレビ特撮時代劇である主演作「仮面の忍者赤影」を見事に演じ、波乱の時代を駆け抜けた俳優・坂口祐三郎。一世を風靡した黄金時代が過ぎ去っても尚、坂口が俳優としての道を歩み続け、一つのキャラクターとして自身の存在意義を確立できたのは、紛れも無く『瀬崎智文』彼の存在である。
瀬崎は永きに渡り、坂口の総合マネージメントを務め、公私共に彼を支え続けてきた。
困難な状況であっても、坂口に懸命に向き合い、如何なる壁も乗り越えてきた瀬崎の存在は、坂口にとって、ビジネスに留まらず、人生においても多大な影響をもたらした唯一の”戦友”であり、人生の友となっていた。
瀬崎は、メディア業界とは全く無縁な家庭に生まれ育ったが、幼い頃からテレビ・音楽・スポーツなどを通して、メディアの世界に興味を示し、様々な方法で情報収集を行い、映像業界から、出版業界まで、幅広い分野を独学で学んだ。その後、現場での経験を経て、業界のイロハを熟知し、たった1人で、この道を極めてきたのである。
瀬崎の無謀にも見える猪突猛進な姿勢こそ、仕事を愛し、仕事に生きる人間の姿なのだ。
そして、その情熱的な姿勢が、俳優・坂口祐三郎の心も突き動かし、坂口の忘れかけていた情熱を蘇らせる不思議な力となっていたに違いない。
更に、大手メディア業界と、俳優の間に立ち続けながらも、持ち前の「問題解決能力」と「交渉術」で、理解を深め、如何なる問題も解決し、双方から絶大な信頼を得たのである。これこそ、彼独自の”ビジネススタイル”である。
瀬崎智文の講演会を通して、俳優と過ごしてきた上で感じた日々の苦悩や葛藤、そして自らを奮い立たせてきた大切なものなど、エンターテイメント業界を渡り歩く仕事人としての確信に迫り、普段テレビなどでは聞く事の出来ない興味深い秘話などを、伝えていけると思います。
彼自身、サラリーマンでもなければ、俳優でもないからこそ、厄介なしがらみもなく、想いのままをディープに、そしてストレートに話す事が出来るという点も、「講演会」としての魅力の一つです。今までに無い、ユニークで奥深い講演が期待出来ると思います。
経歴
1963年 福岡県北九州市出身。
1987年 ㈱AMIプロジェクトを創業。
1990年 坂口祐三郎氏と仕事で出会い意気投合する。
1991年 「赤影支援会」を坂口祐三郎氏と結成、坂口祐三郎のマネージメントをスタートする。
1992年 赤影復活署名リスト4000名を持って東映本社を訪ねる。
以降、テレビ,新聞,ラジオ,雑誌を中心に活動。
坂口と共に赤影関連の商品化などのプロデュース及び書籍などの企画,製作,開発に関わる。
2001年 東映50周年映画「レッドシャドー赤影」公開。
東映初のDVDシーリーズとして、坂口祐三郎主演「仮面の忍者赤影」。
テレビシリーズを発売する(瀬崎がDVD関連の総合監修)。
2003年 坂口祐三郎、脳幹出血により自宅に1人で倒れる。
救急搬送されるものの惜しくも亡くなる(享年62)。
2004年 坂口祐三郎追悼企画として映画「冒険映画赤影」DVD発売。(瀬崎が総合監修)
2008年 神戸市新長田に「鉄人28号」の18メートルのモニュメントを建設する。
(瀬崎が著作権総合責任者)
発表セレモニーにでは、兵庫県知事、神戸市長に並び、
横山光輝氏の代理人として瀬崎も参加した。
以降、横山光輝原作コンテンツの新企画として
魔法使いサリー(富士通ゼネラルCM・NTTコミュニケーションズCM)、
三国志(ゲーム・フィギュア)、鉄人28号(ゲーム・その他多数)、
その他キャラクターの記念金貨等のプロデュースに関わる。
2015年 3月、5月 赤影Blu-ray BOX①②、封入書籍「坂口祐三郎参上」(東映・東映ビデオ)発表。
全監修責任者。
7月 「俳優 坂口祐三郎 十三回忌 トークショー・朗読会・上映会」を東映と共同主催・出演。
9月 扶桑社より小説「仮面と生きた男」発表・発売。
・エンターテイメント作家として、オリジナル作品に力を入れている。
・商品化・CM・アニメーション・イベント等、活動範囲は広く、数多くの実績を持つ。
その他ジャンルのプロデュースも行う。
・東映版「赤影」主演俳優 坂口祐三郎の肖像権、著作権の責任者を務める。
その他、赤影関係の著作・商品化プロデュースも多数。
講演実績
仮面と生きた男/坂口祐三郎(上映会・トークショー・朗読会)
※東映株式会社・東映ビデオ株式会社 共同主催企画
主なメディア出演
朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・西日本新聞・東京新聞・その他各紙・NHK・テレビ朝日・TBSテレビ・日本テレビ 他多数
主な講演のテーマ
<アクティブシニア>
1. 映画の黄金時代・・・あの俳優たちの輝かしい歴史
坂口氏含め、その先輩俳優たちのトリビア、当時の大スターの生き様、日々の過ごし方など
新人時代の坂口から見た、映画撮影所エピソード(片岡千恵蔵・大川橋蔵・高倉健・美空ひばり等)
2. 映画からテレビへ・・・カラーテレビが出始める頃
大物スターが映画からテレビへ方向転換しなければならなかった苦悩。時代劇から任侠ものへの変化、またその影響。
3. いくつになっても生き生きと!
どのように生きていくことが、より良い人生を築けるのか?
どれだけ生きたかよりも、どのように生きたのかが何よりも大切!
<企業>
1. 夢に年齢は関係ない!
自己の目標を実現させるにあたって一番大切な事とは?年齢に縛られない生き方の重要性。
2. 興味を示さない相手に興味を持たせる技!
入り口の無いエンタメ業界へ参入し、数々の業界人の信頼を得てきた極意とは?
入り口は1つじゃない。周りの人間が気付かない抜け穴を見つける方法とは?
3. イメージをして生きていく。難しいことほど、実現できると自分に信じ込ませる!
成功したときの自分をイメージする大切さ。子供の頃い憧れたものは絶対に裏切らない。
少年少女の頃の想いをイメージして今の自分を創り上げる。
<エンタメ業界>
1. 映画業界の昔と今
赤影時代の坂口氏の俳優人生を元に今と昔との違いについて切り込んでいく。
2. 動画配信 (Netflix/Hulu/Amazonなど) の波~映像業界は生き残れるのか?
映画からテレビへ移行された昭和の時代背景を交えながら、移行の第二波として、現代の配信業界の新規参入によって影響を受ける映像業界について考えていく。
3. 俳優業の表と裏
映画黄金時代の俳優の苦悩や当時のリアルな背景、そして現代の俳優と当時の俳優との決定的な違いとは?坂口氏の人生を通して、業界の知られざる体質に迫る。