すがい ひであき須貝 秀昭
- 肩書き
- NPO法人身寄りなし問題研究会 代表
- 出身・ゆかりの地
- 新潟県
この講師のここがおすすめ
福祉相談窓口にいたときに様々な相談を受けてました。最近特に多いのが「身寄り」問題です。身寄りがいないのでアパート契約できない、就職できない、施設入所できない、手術のときに立ち会い人を求められた、孤独死が怖い…そしてケアマネージャーや生活保護ケースワーカーなどの支援者たちがシャドーワーク(業務外の仕事)をして身寄りのない方を支援している現状。『身寄り』がないことはもはや「例外」ではなく,「第2のスタンダード」であるとの考えのもと,地域全体で『身寄り』問題を直視し,解決に向けて行動する必要があります。そして『身寄り』問題は、排除の問題であり、権利擁護の課題です。
まず,『身寄り』がなくても居住・医療・介護・就労等から排除されないような支援や仕組みが必要とされます。『身寄り』がなくても障害など生きづらさを抱えても「本人らしく生きる」を支えていきたいと考えてます。講師は圧倒的な現場経験から発信する「実学」です。
プロフィール
1971年生まれ。高齢福祉相談窓口の仕事をしているときに「身寄り」問題を感じ2017年に有志で「身寄りなし問題研究会」を発足。代表を務める。
現在はLGBT、依存症、ACP、風俗、生活保護など様々な社会課題の発信に取組んでいる。
2023年3月に仕事を退職してNPO法人専属になりました。仕事を辞めたのを機に「身寄り問題」をPRするために徒歩で日本縦断をして世論を喚起してきたつわものです。
主な「身寄り問題」研修講師
2018年 新潟県弁護士会
2018年 新潟大学医歯学総合病院がん相談支援センター
2018年 県立がんセンター新潟病院
2021年~2023年 新潟県看護協会「在宅看護研修会」
2021年~2023年 新潟県介護支援専門員協会
2022年 奈良県田原本町包括ケア推進研修会
2022年 長崎県雲仙市地域包括支援センター研修会
2022年 鹿児島県霧島市創造事業勉強会
2022年 福岡・佐賀民医連
2023年 山梨県社会福祉実践学会
2023年 東京都武蔵村山市多職種連携研修
新潟県内での講師活動は多数あり
新潟県魚沼市「身寄りのない人への支援ガイドライン」策定アドバイザー
主な資格
看護師、救命救急士、社会福祉士、主任介護支援専門員。そして新潟着物男子部部長。
主なメディア出演
『大丈夫、何とかなる』というスローガンを背中に、2023年4月3日沖縄~7月9日北海道宗谷岬まで徒歩で3300㎞の「身寄り問題」啓発を訴える旅に。この活動が新聞社は12社。テレビ1社。ラジオ1社に取り上げられた。
NHK「おはよう日本」、BSN NEWS ゆうなび、月刊キャレル おひとり同士委員会、財界にいがた コラム 他多数
主な講演のテーマ
1. 身寄り問題
2. おひとりさま支援
3. 介護保険の活用
4. 身寄りない方への支援
5. 身寄りがなくても地域で支えるための地域づくりについて
6. 身寄りのない人の意思決定支援を考える
7. 地域包括ケアシステム 最後まで自分らしく暮らすためには
8. 介護保険の活用方法
9. ぴんぴんころりで逝くために