つゆのまるこ・ほうらいや だいじろう
露の団姫・豊来家 大治朗
- 肩書き
- 落語家/太神楽曲芸師
- 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
この講師のここがおすすめ
テレビ・ラジオで活躍中の落語家の露の団姫さんは、落語家になるか尼さんになるか悩む中、落語の創始者、初代・露の五郎兵衛が僧侶であり、説法をおもしろおかしく話したことが落語の起源と知り、初代・露の五郎兵衛の流れを組む露の団四郎へ入門されました。また、夫であるクリスチャンの太神楽曲芸師 豊来家大治朗さんは、傘まわし、剣の輪くぐりなど大人から子どもまで楽しめる曲芸に笑いを加え演目を披露!
講演では「女らしくなく 男らしくなく 自分らしく」などのテーマで、夫婦での対談と落語・太神楽をお楽しみ頂けます。
プロフィール
露の団姫
上方落語協会所属の落語家。高座の他にもテレビ・ラジオで活動中。
小さい頃からの「死」に対する恐怖をきっかけに仏教を学びはじめ、高校在学中に人生指針となる法華経に出会う。
落語家になるか尼さんになるか悩む中、落語の創始者、初代・露の五郎兵衛(つゆのごろべえ)が僧侶であり、説法をおもしろおかしく話したことが落語の起源と知る。
高校卒業を機に初代・露の五郎兵衛の流れを組む露の団四郎(つゆのだんしろう)へ入門。3年間の内弟子修行を経て、主に古典落語・自作の仏教落語に取り組んでいる。
2011年、天台宗で得度。2012年、比叡山で四度加行(しどけぎょう)を受け正式な天台僧となる。
2021年、兵庫県尼崎市西長洲町に「道心寺」を開山。
年間250席以上の高座と仏教のPRを両立し全国を奔走する異色の落語家。好きな言葉は「一隅を照らす」(伝教大師・最澄上人)。尼崎市男女共同参画審議会委員。
主な受賞歴
2011年 11月 第6回・繁昌亭輝き賞(新人賞)過去最年少受賞
2017年 1月 第54回・なにわ藝術祭落語部門新人賞受賞
2020年 12月 第4回・尼崎市文化未来奨励賞受賞
主な出演
テレビ朝日『ぶっちゃけ寺』、朝日放送『おはよう朝日~土曜日です~』
テレビ朝日『謎解き!伝説のミステリー』、『落語でブッダ』
日本テレビ『ラブぎゃっぷる』、OBC『露の団姫のまんまるサンデー』等多数
主な著書
『プロの尼さん』(新潮社)
『女らしくなく、男らしくなく、自分らしく生きる』(春秋社)
『団姫流 お釈迦さま物語』(春秋社) 他多数
『聖♡尼さん』(春秋社)等、現在12冊
豊来家 大治郎
2000年に関西太神楽界の重鎮・ラッキー幸治へ入門。 傘回しや獅子舞などの伝統的な太神楽曲芸から、アクロバティックな軽業曲芸 まで幅広くこなす。
日本で唯一の大技、大治朗しか出来ない「剣の輪くぐり」は必見!
太神楽(だいかぐら)は、伊勢神宮熱田神宮の神事に始まる太神楽は厄払いの獅子舞、縁起物の曲芸を中心に演じられる 400 年以上の歴史を持つ伝統芸能です。伝統芸能に現代的な笑いを加えた舞台は老人から子供まで楽しんでいただけます。
主な番組・舞台出演
日テレ『ラブぎゃっぷる』、テレビ朝日『ぶっちゃけ寺』、ABC『味のラブレター』
大阪城ホール『フランクリン・グラハム キッズフェスティバル』
天満天神繁昌亭 新開地喜楽館 等、多数出演
太神楽演目
- 剣の輪くぐり…8本の剣を挿した輪の中をくぐり抜ける輪くぐりの芸
- 剣の取り分け…剣をつかったお手玉、三本四本と投げ分けます。
- ひとつ鞠…1個の鞠と2本のばちを巧みに投げ分ける芸
- くわえばち…口にくわえたばちで様々な物をあつかう芸
- 五階茶碗…顎にたてたバチの上に茶碗を積み上げていく芸
- 傘まわし…傘の上で毬やマスなどを回す芸
- 獅子舞…招福、厄払いの獅子舞。舞台上での獅子舞、 練り歩き等様々な祝いの場や季節行事等で演じられる芸
主な講演のテーマ
露の団姫「落語」→豊来家大治朗「太神楽(だいかぐら)」→夫婦2人での対談というスタイルで行います。
平等・女性・心・人生・子育をテーマにした講演会向け
1. 女らしくなく 男らしくなく 自分らしく
中学生時代に教師に言われた「お茶は女が入れるものだ」という一言から男女差別へ疑問を抱いた露の団姫。落語界、仏教界という男社会で感じてきた自身の経験から男女共同参画の未来を楽しく分かりやすく語ります。「女らしい」「男らしい」と性別の枠にとらわれているままでは男女ともに人生損をする!?性別にとらわれず自分らしく生きる秘訣とパワーを沢山の笑顔とともにお届けいたします。
仕事・命・平和をテーマにした講演会向け
2. 一隅を照らす~自分の持ち場で一生懸命~
ナンバー1よりオンリー1、自分の持ち場で一生懸命頑張る人間こそが大切な国の宝物だとおっしゃった伝教大師・最澄上人の教えをもとに、明るく元気に生きられるメッセージをお伝えいたします。
■ その他講演テーマ
・男社会で生きていく(人権・女性)
・頑張れ!あなたは宝物!(教育・平等・平和・情熱)
・配偶者はあなたのものじゃない(平等・女性・家族・人生)
・一隅を照らす~自分の持ち場で一生懸命~(仕事・命・平和)
・仏教に生きる(生き方・平和・人生)
・防犯落語(防犯)
・豊来家大治朗と夫婦コラボ(曲芸・落語・講演会)
・女で、落語家で、利き酒師、ですねん
・落語と仏教/川柳/南京玉すだれ
※オンライン講演会も対応可能です。
カテゴリー
聴講者の声
- 落語は初めてききましたが、こんなに楽しいものだとは思いませんでした。自分らしく生きていきたいと思います。
- 信仰は人を幸せにするという言葉が心に残りました。とても男女共同参画にあったお話で、今日聞きにこられた男性の意識が変わっていたらいいと思いました。それと、子どもへのすりこみ教育は気をつけなければいけないと思いました。ありがとうございました。
- 3才男児の母です。つい「男の子でしょ」と言ってしまいます。今日の「女らしくなく、男らしくなく、自分らしく」と自分にもそして子どもにもそうあってほしいと思います。
- 子ども連れでしたが、親子で楽しく話を聞けました。人は平等であり、相手の気持ちに立って考えることが大切ということを楽しくきくことで、すっと頭と心に止めてくれたら良いなと思います。これは日常的に伝えていることでした。心に余裕を持つことで考えられることという事も言ってもらえて、学校で悩んでいる子どもに伝わったらと思いました。
- 落語と講演は笑いの中にキラット光る言葉や人間としての真実のことばがあってとても良かったです。なかなか自分で気づかずに性別のすりこみを持っている事に気づきました。
- 仏教、落語のマメ知識もおしえて下さって、とても良かったです。その仏教、落語のお話の中から、男女平等、子どもの頃からのすり込みに気づくこと、固定観念があるということ、色々、「ハッ!」と感じるものがありました。楽しいリズミカルなお話楽しかったです。
- 仏の教えが、とても楽しく学べました。お互いの気持ちになる、それができれば、毎日いきいきと過ごせると思います。ほんの数年前の小中学校で男女の差別が当たり前であったとは驚きました。
- これからの対人関係に参考になった。多くの女性が参加しており、男女共同参画の向上になっていると思います。男性がついていけてない事を実感しました。
- 仏教落語を初めて聞きましたが、とても楽しかったです。だじゃれもたくさん入って飽きなかったです。また機会があったらききたいですね。男性だから女性だからという考えはあまりとらわれない方が良いと思う。
- 「とらわれ」を捨て、自分らしく生きることのメッセージ。あらためて大事だなと感じさせられました。大変良い講演でした。ありがとうございました。ますます好きに成りました。