あかほし のりひろ赤星 憲広
- 肩書き
- 元プロ野球選手
野球評論家
野球解説者 - 出身・ゆかりの地
- 愛知県
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2001年から5年連続のセ・リーグ盗塁王に輝く球界随一の俊足の持ち主 赤星憲広さん。小柄な身体ながらそのエネルギッシュなプレーはファンを魅了しました。盗塁の数だけ車椅子を寄贈する活動や少年野球チームの設立など社会貢献に前向きに取り組む姿はマスメディアにも取り上げられ話題となりました。
講演では常に「一歩踏み出して」歩み続ける赤星さんの今をご講演していただきます。
プロフィール
出身地: 愛知県刈谷市、亜細亜大学卒業 資格: 車掌免許、教員免許(社会科)
2001年 ドラフト4位 阪神タイガース入団/2009年12月9日 退団
【赤星憲広の基金への想い ~一台でも多くの車椅子を~】
2001年、僕は一人の女性ファンと出会いました。
足に病をかかえ、体が不自由だったその方は、新人の僕に、多くの声援、勇気をくださいました。自分を支えてくれる声援や勇気の力の予想以上の大きさを知り、もっと多くの人に、プレー以外でもお返しをと考え、始めたのが車椅子寄贈です。少しでも多くの方に球場に足を運んでほしい―。残念ながら、そのきっかけとなった女性は他界されましたが自分が頑張る姿が、体が不自由な人の勇気、希望になればと。そして同時にそれは自分への使命となり、1年間の盗塁数分、車椅子寄贈を続け2003年から、2009年までの通算で301台を寄贈できました。
2005年には、長年の夢だった少年硬式野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」を設立しました。前年阪神タイガースの選手会長として、パ・リーグ球団合併による「プロ野球再編問題」を経験しました。球団消滅や選手ストライキなど、日本球界の危機、野球人気の衰退を実感したことを大きなきっかけに、かねてからの願い「子どもたちが野球ができる環境づくり」「野球の底辺拡大」を目指しその夢をかたちにしました。
そして引退―しかし皆さまの声援により続けてくることができたこの活動を続けたい、その強い思いがこの基金設立に至りました。今度は皆さまの力を借り一緒に活動していく中で、1台でも多く車いすを寄贈し、また野球の底辺拡大も目指し、少年野球普及活動にも取り組んでまいります。
主な講演のテーマ
『ボランティアは一生現役』