
いくしま きよみ生島 清身
- 肩書き
- 行政書士
社会人落語家(天神亭きよ美) - 出身・ゆかりの地
- 大阪府
この講師のここがおすすめ
「天神亭きよ美」の名で社会人落語会に参加する行政書士の生島清身さん。
エンディングノートを活用し人生を見つめ直してみることを提案する講演は、遺言知識を深める落語『天国からの手紙』と『笑ンディングノート』の2部構成。
エンディングノートで自分の人生を振り返り、自分の人生と向き合う。前向きな終活を始めてみませんか?
プロフィール
大阪市出身。秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭(はんじょうてい)落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。
2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
主な講演実績
横浜市戸塚区「落語で笑って学ぶ!人生笑顔で!笑ンディングノート」
陸前高田市福祉大会記念講演「笑って学ぶ!笑ンディングノート」
大和市市制60周年記念事業「終活支援講演会」
鴻巣市「もしもの時に備えて!笑って学ぶ創作落語講座 在宅療養を考える」
熊本労災病院「あっぱれ人生!落語で学ぼう!人生会議」
津市地域包括ケア推進講演会「落語で笑って学ぶ!自分の最期の迎え方」
久慈市権利擁護市民セミナー「楽しく学ぶ 落語で相続・遺言」
横須賀市生涯現役講座「創作落語で笑って学ぼう、遺言と相続」
神戸市消費生活講座「落語で学ぶ!終活・相続耳より話」
大牟田法人会相続対策セミナー「楽しく学ぶ落語で終活~相続・遺言・成年後見制度について~」
村山市消費者啓発講座「笑って学ぼう!落語で分かる相続と遺言」 他多数
主なメディア出演
産経新聞大阪(2014年1月22日)
朝日新聞大阪(2014年2月24日)
読売新聞(2014年11月30日)
NHKニュース首都圏ネットワーク放送(2015年12月11日)
朝日新聞(2016年9月9日)
主な講演のテーマ
1. 落語で笑って学ぼう!人生笑顔で!笑ンディングノート
(内容)
・創作落語「天国からの手紙」
・エンディングノートで思いを遺し自分らしく生きる
・エンディングノートに記しておきたい項目
・普段の会話で人生会議を
・人生観を確認しあうコミュニケーションツールとして など
エンディングノートは、自分が死んだあとの段取りを書くものと思われがちですが、決してそうではありません。人生を振り返り、自分の人生と向き合って、人生のゴールも含めて自分らしくより良く「生きる」ために活用するものです。
社会生活を送るなかで、お金のこと、仕事のこと、家族のこと、人間関係、いつか訪れる終末期のことなど、エンディングノートは現実問題の対処や備えに役立ちます。それと同時に、自分を見つめなおし、自分にしか経験できない人生、自分にとって本当に大切なものは?悔いのない人生とは?エンディングノートはそんなことも考えるきっかけとなります。
行政書士として遺言書や終末期医療のことなど現実問題もわかりやすく解説しつつ、 社会人落語家として創作した落語「天国からの手紙」と併せ、重いテーマも落語を交え 笑って楽しくお聴きいただける講演です。
2. 楽しく学ぶ 落語で人生会議
(内容)
・創作落語「天国からの手紙」
・在宅療養について知ろう
・人生会議とは?
・話し合わなければ伝わらない
・自分らしく生きるための「エンディングノート」
人生の最終段階という重いテーマはなかなか口にしづらいもの。
でも落語を用いると笑いとともに受け入れていただきやすくなるから不思議です。
相続を切り口に家族や人生について考えていただける落語「天国からの手紙」は、看取りのシーンから始まり「人生会議」を学ぶきっかけとしてぴったりです。
行政書士の知識を生かした内容ですので遺言書の書き方が出てくる落語ですが、財産のことだけではなく、どう看取ってほしいなど思いを伝えることの大切さを感じる内容で、お母さんが子どもたちに向けたお手紙でホロっとする人情噺となっています。
どなたにも間違いなく「死」は訪れます。これは仕方ありません。「死ぬ」ことなんて考えたくないでも「死」は見方を変えたら「生ききる」こと。
自分はどこでどんなふうに「生ききりたいか」をよく考え、家族や医療関係者に伝え話し合うことが「人生会議」。自分らしく悔いなく「生ききる」ヒントとなるよう、落語で和んでいただきながら明るくお伝えいたします。
3. 楽しく学ぶ 落語で終活・成年後見制度
(内容)
・創作落語「天国からの手紙」
・成年後見制度とは?
・任意後見制度で将来に向けた備えができる
・法定後見制度で後見人に選任されるのはどんな人?
・後見人等の業務例、必要な場合の死後事務例
・エンディングノートで意思を伝えておく大切さ
一般の方は、いきなり「成年後見制度」と聞いてもピンと来ないかも。また、自分には関係なさそう、、と思われがち。
自分で財産を管理し守っていくのは基本的なことです。また、財産をどう遺すかについて遺言書や相続について気になる方は多いでしょう。創作落語「天国からの手紙」には相続の話が出てきますので多くの方が自分事としてお聴きいただけるようです。
落語の中には、「認知症」のことも「成年後見制度」のことも出てきませんが、「相続」はどなたもイメージしやすいので、財産をどう遺すかというところから、もし財産管理が自分でできなくなったときにご利用いただける制度として「成年後見制度」があります、と話をすすめていくと理解が深まるのではと思います。
「成年後見制度」という難しいと思われがちな内容でも気軽にご参加いただけるよう、落語を用いて楽しく、また行政書士として制度の話をするときも専門用語は極力使わずわかりやすくお話いたします。
※後見業務をしておりませんので「後見人としての経験談」「申し立ての詳しい手順」 など実務的な内容には対応いたしかねますのでご了承願います。
4. 楽しく学ぶ 落語で相続遺言
(内容)
・創作落語「天国からの手紙」
・自筆証書遺言と公正証書遺言の作成方法
・法務局で遺言書を預かってくれる新しい制度のこと
・相続人はだれ?法定相続分は?
・遺留分について
・遺言書とは別に思いを遺すツール「エンディングノート」
行政書士+社会人落語家という立場で創作した落語「天国からの手紙」は遺言書の書き方が出てくるなど行政書士ならではの落語となっていますが、堅苦しくなく笑いとともにお聴きいただけ、
・相続財産に不動産があって相続人が複数いると揉めやすい
・相続人ではない方に遺したいときは遺言書が必要
・遺言書も大事だがお手紙などで思いを伝えることも大切
といった現実に即した内容が盛り込まれているので、遺言書や相続のことを笑いとともに楽しく学んでいただけます。
落語のあとは、行政書士として自筆証書遺言・公正証書遺言の作成ポイントや遺留分の解説など、初めて聞く方にもわかりやすくお話いたします。
笑(エ)ンディングノートとは
エンディングノートは、自分が死んだあとの段取りを書くものと思われがちですが、決してそうではありません。エンディングノートは、人生を振り返り、自分の人生と向き合って、そして人生のゴールも含めて、自分らしくより良く「生きる」ために活用するものです。
私は不妊治療を経験しました。そのことで、「いのち」とは?この世に生を授かるってどういうことなのか?と深く考えるようになりました。人間は最初0.1ミリの受精卵から始まるのです。その0.1ミリの受精卵が細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんとして生まれてくるときには30兆個の細胞を持って生まれてくると言われています。そのことを知ったとき、この世に生を授かるってそれだけですごいことなんじゃないか、「せっかく授かった命」だからこそ、大切にしたい、そう思うようになりました。
社会生活を送るなかで、お金のこと、仕事のこと、家族のこと、人間関係についてなど、現実問題の対処ももちろん必要です。でも、そろそろ自分自身に目を向け、自分にしか経験できない人生、自分にとって本当に大事なものは?この世に生まれてきた意味は?悔いのない人生とは?エンディングノートをきっかけにそんなことも考えてみませんか?
落語で楽しく学ぶ相続・遺言「天国からの手紙」
息子二人、娘一人が見守る中、病室にて母があの世へ。
母は天国へ行き、天国への案内人と出会い、遺産が不動産のみで相続人が複数いると必ず相続争いがあることを聞く。そして、ペットの世話をお願いしている向かいの良子さんに財産を遺したいときは
遺言書が必要なことを教えてもらう。天国への案内人の指導のもと遺言書を作成し、天国への案内人のすすめで同時に息子、娘にあてた手紙もしたためる。遺言書と手紙を病室に置いてきて、またすぐ
に天国に戻り、天国から息子・娘の様子を見守る母。最初は言い争いをしていた子どもたちも、母からの手紙を読んで改心。相続問題も一段落し三途の川を渡ろうとする母、そのとき大事なことを思い出す…。
聴講者の声
- 創作落語、エンディングノートについて、暗い題材を身近に、明るく聞けてよかったです。内容もわかりやすく、勉強になりました。今、元気で毎日を過ごしているうちに、終活の準備をと考えました。
- 自分の思いを言葉に残しておくことの重要性を痛感しました。突然の怪我や病気など、自分は大丈夫と思っていても、思いも知れないことがあるかもしれないと考えさせられました。
- エンディングノートは、自分にとっても、家族にとっても、大変必要だと思いました。元気なうちに気構えを持って生きていくことが必要だと思いました。
- 人生の終わりをどこで迎えるのかを、改めて真剣に考える良い機会となりました。また、最後まで元気でいたいという願望が、より強くなりました。
- まだ、先のことと思っていましたが、やはり、このように機会があれば必要なこと、自分のため、家族のために生きるヒントをいただきました。
- 創作落語「天国からの手紙」の中で、想いを伝えるためには、言葉が必要であることがよくわかりました。言葉を残すためには、エンディングノートです。よい講演だったと思います。今日、いただいたエンディングノートをさっそく書きたいと思います。
- 高齢の母(現在96歳・要介護2)の介護中です。これから先、介護施設か自宅か、とっても悩んでいます。在宅医療の話を聞き、利用方法なども知ったので、母としっかり話し合いたいと思います。
- 長い間住み慣れた場所を離れ、夫婦で子ども2人の住んでいる豊川市に移ってきました。子どもたちとは一緒に住んでいませんが、最後のことについては、まだ何も話していません。今日のお話を聞き、子供といろいろ話してみようと思いました。ありがとうございました。
- 今日までなんとなく過ごしてきましたが、自分の人生を振り返って、言葉に残してみたくなりました。どうしても身内に面と向かってまじめに人生について話す機会はないし、照れくさくもあるけれど、文字にしておいたら伝えることができそうです。また、子どもたちに改めて家系の話をしたり、友人の話をすることも少ないので、こんな知り合いがいたのだとわかってもらえるチャンスなのかなと思いました。
- 人それぞれ生き方が違うように、死に方もそれぞれ違うから、最期に生きてよかったということが言えるように、これからも生き方を大切にしたい。老いた自分自身の親にもそれが言えるように見守っていきたいです。