かんだ かおり神田 香織
- 肩書き
- 講談師
- 出身・ゆかりの地
- 福島県
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命の尊さを語り継いでいる神田香織さん。日本と世界の社会情勢を取りあげた講談を次々と発表するなど話題を呼んでいます。講演では、「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」の一節をまじえながら、原発事故や平和をテーマに、福島の現状、そこに住んでいる住民の苦悩、国や東京電力の誠意のない対応を怒りをもって、時にはおもしろおかしく話していただきます。
プロフィール
福島県立磐城女子高校卒業後、東京演劇アンサンブル、渡辺プロダションドラマ部を経て1980年二代目神田山陽門下生となる。
二ツ目以降ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた神田香織独自の講談を次々発表、講談の新境地を切り開いている。
1986年「講談はだしのゲン」公演で日本雑学大賞受賞。
1994年いわき市に居を移し地域に残る民話や伝説を演劇や講談で掘り起こすなど地域興しに貢献。
2003年再び東京都民となる。日本演芸家連合加盟、講談協会会員。
以降、世界の社会情勢を取りあげた講談を次々と発表し、話題を呼ぶ。
主な講演のテーマ
<平和・人権>
1.戦後生まれの戦中派?はだしのゲンを語り続けて
<男女共同参画>
1. バツイチ、子連れ講釈師 涙と笑いの奮戦記
2. 出戻り、出稼ぎ講釈師 涙と笑いの奮戦記
<高齢者>
1. 講談力?長生きの秘訣
2. 講談で語ってみよう、我が人生
<地域興し>
「地域興しは語りから」
<一般、企業>
「花も嵐も講釈師が語ります」
<安全・防災>
1. 過去から学ぼう日々の安全
2. 歴史の知恵から学ぶ安全術
3. 昔の知恵から未来を守る
<健康>
1.ラフターヨガ
著作紹介
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『3・11後を生き抜く力声を持て』
出版社: インパクト出版会 -
『乱世を生き抜く語り口を持て―新作講談の創り方語り方』
出版社: インパクト出版会 -
『花も嵐も、講釈師が語ります。―バツイチ子連れ、泣き笑い半生記』
出版社: 七つ森書館
ギャラリー
聴講者の声
- 苦労を乗り越えて、パワフルに前向きに自分の道を切り開いてこられた話にも感動しました。講談を生で聞くのは初めてでしたがとても面白く新鮮でした。もっと難しいものだと思っていたのですが、楽しく分りやすかったです。
- 軽妙かつ明るく元気にメリハリをつけた話し方に魅了されました。日々の暮らしの中で、前向きに意識して楽しく過ごしていくことがいかに大切かを感じました。講談も楽しく、時にホロリとした楽しいひと時でした。
- 自身の人生経験なども交えて、「コク」のある話を面白く拝聴しました。苦労も笑って話せるようになるには、前向きな気持ちと年月がいると思います。頑張って今があるんですね。心の中からの声の出し方、とても役に立ちそうです。明日という日が楽しみです。
- はりのある通った声でとても聴きやすく、子どもと一緒に楽しめました。素直に自然と笑うことができました。今、不安だらけの世の中をどう生きるのか、頑張って行きたいと思います。元気をもらいました。
- とても考えさせられる、ためになるお話がいっぱいでした。力強い話し方で、聞いていて元気が出ました。神田さんの生き様が男女共同参画社会の実現の必要性を感じさせました。今後に生かしたいと思います。
- 巧みな話術、すばらしかったです。話の中で、離婚した女性を温かく迎える地域の話、よかったです。防災にも触れ、きめ細かい配慮を感じました。