もちだ きょうこ持田 恭子
- 肩書き
- 一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会代表理事
- 出身・ゆかりの地
- 東京都
プロフィール
1966年生まれ、東京都出身、東京都在住。知的障害のある兄の生活面の世話と母親の感情面のケアを小学校4年生から高校3年生まで担っていた元ヤングケアラー。
1996年、会社員として働きながら「きょうだい同士」の交流会を始めた。父親が他界した後、脳疾患で寝たきりになった母親の在宅介護、兄の日常生活の世話を行い通算して23年間、家族のケアをしてきた。
2013年、これまでのケアの経験から「家族の世話を家族だけで抱え込まない社会づくり」を目指しケアラーアクションネットワークを設立。その翌年に独立した。
2016年、小学生のきょうだい児を対象にした遊びの会を開催し、40名以上の親子が集まった。
2019年に一般社団法人を設立。「きょうだいの集い」を開催し、延べ1800人以上のケアラーと対話を続けてきた。2020年、日本初「中高生のヤングケアラー支援事業」を開始。同年、知的障害のある人の家族を対象に、親なきあとの暮らしの不安を解消するエンパワメントサポート講座を開講した。2021年、きょうだい児が主役のヤングケアラー短編映画「陽菜のせかい」を企画・監修。現在YouTubeで公開している。
2022年、日本初「ヤングケアラー・メンターシップ制度」を開発し、大学生の若者ケアラーの人材教育を始める。自治体向けには「ヤングケアラーサポーター認定講座」、学校向けには「ヤングケアラー研修」を始める。
講演実績
神奈川県「高等学校におけるヤングケアラーの支援」
静岡県「家族を支える人を支えるために」
新潟県「ヤングケラーの課題とどう向き合うか」
秋田県「ケアラー支援の現状と課題」
葛飾タウンミーティング「ヤングケアラーを知っていますか?」
西宮市社会福祉事業団「ヤングケアラーとは」 他多数
主なメディア出演
テレビ:NHK「おはよう日本」「あさ イチ」「シブ5時」「ハートネットTV」「バリバラ」、TBS「News23」
ラジオ:山梨県FM FUJI/文化放送/日本放送
雑 誌:週刊誌AERA/日刊日経グローカル/週刊女性自身/STORY(光文社)、他新聞各社
主な講演のテーマ
『ケアラー支援の現状と課題』
『ヤングケアラーとは』
『ヤングケアラー問題をどう捉え、どのように向き合っていくか』
家族:ヤングケアラーの現状と課題・ケアラー支援
教育:ダイバーシティ・インクルージョン
社会問題:メンタルヘルスケア・介護離職を防ぐには
進路:ケアラーの就職課題
育児:きょうだい児の子育て
介護:高齢の親介護・中年期の障害者のケア
人権:子どもの人権・家庭内暴力・虐待・ネグレクト
病気:うつ病・がん・認知症・脳疾患
障害:ダウン症候群・知的障害など
※上記からご希望の内容をお選びいただき、講演及び研修内容をご意向に沿って構成します。