なかむら さとみ中村 里美
- 肩書き
- シンガーソングライター
映画監督
プロデューサー - 出身・ゆかりの地
- 東京都
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「いのちの大切さ」と「平和を愛する心」 を伝えるシンガーソングライター・映画監督、中村里美さん。多くの被爆者から話を聞き、彼らがどんな思いで生き、被爆体験を語るに至ったかを映画や歌に載せて伝えています。平和は、誰かに委ねたり、誰かから与えられるものではなく、私たち一人ひとりがつくり出していくもの。戦争の悲惨さと平和の尊さを、被爆者の思いとともに、歌や映画を通じてお伝えいただけます。
プロフィール
音楽・朗読・トークで「いのちの大切さ」「平和を愛する心」を伝えるトーク&ライブ形式による講演を行っている。1990年、アメリカでヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝えた体験記「アメリカにだって伝えちゃえ」(汐文社)を出版。第一回JASRAC音楽文化賞を授賞した映画「アオギリにたくして」や映画「かけはし」の企画・製作・プロデューサーを務める。映画は、主題歌を担当するシンガーソングライター中村里美がヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを海外で伝えた体験をもとに構成されている。自治体・学校・公共施設や企業、NPO団体・サークル、ライブハウスなど日本全国各地・海外でのライブ公演活動も行う。
主な講演のテーマ
1. 歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」公演
日本文化の紹介と共に被爆者のメッセージをアメリカの学校で伝え、原爆映画を上映した経験、その中から生まれた歌・演奏、被爆体験の朗読により「いのちの大切さ」「平和の尊さ」を共に感じ合うトーク&ライブ形式の講演。その他、日本全国・海外ライブ活動の中から生まれた映画『アオギリにたくして』の製作秘話や、現在も続く日本全国上映活動の体験談なども伝える。
2. 生きてるだけで100点満点
人生の原点となったアメリカでヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝えた若き日の体験や、異文化交流をテーマに外国人向け雑誌の編集長をしていた頃のこと、日本全国・海外ライブや映画づくり・上映活動の体験を通して、きっかけや様々な出会いによって人は誰もが変わる可能性を持っていること、生きることの素晴らしさや いのちへの感謝を自身の体験に基づいて語る。
3. 映画「アオギリにたくして」上映・トーク&ライブ
広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で、修学旅行生に被爆体験を語り継ぎ、アオギリの語り部と呼ばれた沼田鈴子さんの前半生をモデルに製作した映画『アオギリにたくして』上映(100分)。上映の前後に、映画にたくした思いや製作秘話を語り、主題歌・挿入歌など歌とギター演奏によるライブ。(映画+トーク&ライブによる構成)