なんこう ひとこ南光 仁子
- 肩書き
- 車いすの語り部
- 出身・ゆかりの地
- 大阪府
この講師のここがおすすめ
生後まもなく、大阪空襲で両足が不自由となり、ずっと学校にいけなかったが、数々の苦難を乗り越え、独学で中学卒業資格を取り34歳で初めて学校生活を経験されました。歌うシンガーソングライターの光星壮馬さんと共に障がいをものともせず前向きに元気に生きる姿を朗読・語り・歌にのせてお届けします。
プロフィール
生後間もない戦時下、大阪大空襲に遭い仮死状態に。脳性小児麻痺となる。手足が不自由なため、小学校、中学校に行くことができず、家の中での生活をおくる。家族に守られながらも仁子さんの心は”自立”を常に求めていた。その後文部省の義務教育資格検定試験に合格。34才ではじめて入った学校は高等学校でした。42才で同じ脳性マヒの障がいを持つ龍平氏と結婚。様々な逆境を乗り越え、明るく前向きに生きる姿は、子ども達に大きな勇気をあたえています。自作の詩「夢の年輪」「大阪大空襲」などを、歌うシンガーソングライターの光星壮馬氏と共に障がいをものともせず前向きに元気に生きる姿をお届けします。
光星 壮馬(みつぼし そうま)
宝塚市出身。俳優、声優、シンガーソングライターとして、メディアでの実績も多数。幼児から中高生まで、幅広い世代に歌とメッセージをとどける歌のおにいさん。また子ども達を中心としたイベントや音楽を通して子ども達の成長を考える“未来創造プロジェクト こどもたちの船”を主催。夢を失った自らの経験を通して、小学校〜高校まで子ども達へ生き方のヒントとなるようなメッセージを発信している。
主な講演のテーマ
『障がいがあっても夢をあきらめない』
1. なんでも自分次第
2.『大阪大空襲』(歌)
3. 34才で高校生
4. 夫、龍平氏との結婚までの道のり
5.『さっちゃんのまほうの手』(語り)
6. 現在の生活
7.『夢の年輪』(歌)
著作紹介
ギャラリー
聴講者の声
- 車いすのことで大変なことやいろんなことがわかってうれしかったです。クイズや本の「さっちゃんのまほうの手」をよんでいただいてとても楽しかったです。これからも楽しい生活をおくってください。
- 34才から学校へ行ったということや日本一周の大きな夢「たった一つの私の母校」という南光さんの詩にも私は感動しました。今普通に学校に行けてるのが、すごく幸せなのかもしれない…そうもおもいました。今日はいろんなお話、詩もありがとうございました。いつか南光さんのお話をもっとじっくりと聞いてみたいです。
- 感心したことが2つあります。一つは足も腕も思うように動かないので、みんなに喜んでもらおう、楽しんでもらおうとして「語り部」として活動していること。2つ目はもし障がい者の方がいたら「何か、お手伝いしましょうか?」などと聞いて少しでも力になれたらいいなと思いました。小さなこと、少しのこともボランティアになることを知ったので今日のことを生かせるようにしたいです。