
にしじま あきお西嶌 暁生
- 肩書き
- 医学博士
- 出身・ゆかりの地
- 富山県
プロフィール
形成外科・美容医療を専門とする医師として、約10年間、臨床と研究に従事。2019年より恵比寿形成美容クリニック勤務。キズを綺麗に治す専門医として、手術痕、ケガの修復、ニキビ治療、皮膚の疾患、アンチエイジング治療(シミ、しわ、たるみ等)などを行っている。また、メンズ美容やAGA治療を得意とし、男性の肌や体質を活かした治療やセルフケアを提唱し、魅力的で飾らない美しさを放つ男性像の実現をサポートしている。それらの取り組みが口コミで話題になり、2021年7月より同クリニックでメンズ美容を新たに展開する。
健康寿命の延長や予防医療にも注力しており、人が本来持っている細胞のポテンシャルを活性化させるため、「内側」、「外側」、「心」の3つの側面からアプローチした真のトータル・エイジング・ケアを提案している。専門医として培った経験や知識を生かし、飾らない美と健康をモットーに、安心して使える製品やサービスも開発している。
主な講演のテーマ
- 「老化」を治療する時代へ
「老化」は病気である。「老化」を「治療」することで、社会課題の解決の貢献することができる。かつて「老化は自然なもの」と受け入れられてきました。しかし、最先端の科学が示す新たな見解は、老化を「疾患」としてとらえる考え方です。つまり、老化は進行を遅らせたり、部分的に回復させたりできる、治療可能な病気なのです。 この視点を社会に広め、実際の医療・看護の現場でリバースエイジング(老化の逆転)に取り組むことが、以下のような深刻な社会課題の解決にもつながる可能性を秘めています。1. 医療・介護費の削減と社会保障の持続可能性
2. シニア世代の就労・活躍機会の拡大
3. 美とつながりで心を守る~孤立・うつ・認知症への前向きな予防~
4. 子育て世代の「自分を後回し」にしない新しい選択肢
5.「第二の人生」を前向きに生きる中高年世代の増加
6. 世代間の共生がもたらす、未来のかたち「老化は病気であり、治療できる」という認識を社会に広め、具体的な実践へとつなげていくこと── それは、医療や介護の枠にとどまらず、子育て・働き方・生き方を含めた社会の土台を変えていく挑戦です。 - 「若返り」の価値観を変えて、世の中に 2 つとない自分だけのアンチエイジングへ
これまでは、「顔の見た目を綺麗にする」が「若返り」「アンチエイジング」の主たる定義でした。しかし、最新の考え方では、再生医療や幹細胞治療、点滴療法などを通じて、単に美容皮膚科・美容外科的な「若返り」ではなく、細胞レベル(生物学的年齢)と心も含めた総合的な若返りを実現することが、重要です。どうしたら、細胞レベルで若返ることができるのか?キーワードは生活習慣(セルフケア)と再生医療です。
『食事、睡眠、運動』『幹細胞培治療』『点滴治療』『スキンケア』などに着目して、総合的な「若返り」戦略を提案しています。 - シニア美容の今と未来
「シニア美容」で重要な 4 つの軸
・「老化」とは何か?「老化」との向き合い方。
・生活習慣のセルフケア
・ヘルスケア(栄養補助食品など)
・「若返り」医療/治療
自分の生活の中で取り入れることのできるケアから、医療の力を用いた画期的な方法まで、トータルで「シニア美容の新しい取り組み方」を提唱します。 - メンズ美容の今と未来
近年、注目されつつある「メンズ美容」ですが、美容初心者の男性にとってはまだまだ分からないことばかり。特に「美容」が必要になってくる中高年の方は「美容」に批判的で、受け入れがたい姿勢の方も。講演では「飽きやすい」「めんどくさい」「手を抜きたい」という男性にとって、良いものだけをシンプルに取り組む「Less is more」の考え方を提唱します。
実は男性の肌は「美容向き」なのです。思春期から余計なことは何もしてこなかった肌だからこそ、皮膚細胞が健康なので、小さな取り組みで大きな成果が得られる土壌が整っているのです。下記の構成で、メンズ美容を系統立てて説明することが可能です。
・メンズ美容の最近の動向
・メンズ美容の考え方
・メンズ美容のためのセルフケア
・メンズ美容のための医療