せちやま かく瀬地山 角
- 肩書き
- 東京大学大学院総合文化研究科教授
- 出身・ゆかりの地
- 奈良県
この講師のここがおすすめ
東大生が最も受けたい授業No.1!東京大学でジェンダー論の教鞭をとっている瀬地山角さん。性の商品化、男女差別、主婦優遇対策、子育てなど、女と男の「社会的性差」について、身近な日常の例をもとにわかりやすく語ります。笑って笑って、その先にしっかり考える話が満載の講演会です!
プロフィール
1963年生まれ、奈良県出身。
10年間2人の子供の保育園の送迎を一手に担い、今でもふだんの夕食作りを担当するジェンダー論の研究者。子連れで渡米し、父子家庭も経験した。日本テレビ「世界一受けたい授業」の東大生100人へのアンケートで東大の人気講義No.1に選ばれたジェンダー論の講義は毎年500人以上で立ち見が出る。NPO法人の理事として保育所の運営にも参加。抱腹絶倒の講演で日本全国を行脚中。
主な経歴
1982年 東大寺学園高等学校 卒業
1986年 東京大学 教養学部教養学科 相関社会科学分科 卒業
1988年 東京大学大学院 総合文化研究科 相関社会科学専攻 修士課程 修了
1991年 ソウル大学社会学科 博士課程 研究生(1992年まで)
1993年 東京大学大学院 総合文化研究科 相関社会科学専攻 博士課程 単位取得 退学
1997年 東京大学大学院 総合文化研究科 博士号(学術)取得
1991年 日本学術振興会特別研究員(DC) 採用
1993年 北海道大学文学部行動科学科 助手
1994年 東京大学教養学部助教授
2000年 ハーバード・イエンチン研究所 客員研究員(2001年8月まで)
2009年 東京大学大学院総合文化研究科 教授 (至現職)
2011年 カリフォルニア大学バークリー校 客員研究員(2012年3月まで)
主な著書
Partriarchy in East Asia:A Comparative Sociology of Gender,Brill, 2015 Paperback version
お笑いジェンダー論(勁草書房)
東アジアの家父長制ージェンダーの比較社会学(勁草書房)
炎上CMでよみとくジェンダー論(光文社新書)
主な講演のテーマ
1. 笑って考える男女共同参画
2. 笑って考えるワークライフバランス
3. 笑って考えよう家庭のこと、仕事のこと、未来のこと
4. 笑って考える少子高齢社会
5. 東大教授の爆笑子育て寄席
著作紹介
講師紹介動画
聴講者の声
- データなどの裏付けに基づいて分かりやすかったです。事例や解説を交えて話をしていだだいたことが、とてもよかったです。
- いつもぼんやりと男女共同するほうがいいとは感じるが、その根拠が具体的に計算してあり、共働きのよさがハッキリわかりました。
- 講演テーマ笑いの中に色々興味深い話を伺いとても有意義な時間でした。現状のおかしいと思われる部分の指摘などあらためて気づかされる部分の多いお話でした。
- ユーモアを交えながら、内容も分かりやすかったです。新しい見方、方法に出会えた講演でした。
- 話の切り口がとても斬新でした。メッセージも伝わって聞きやすかったと思います。環境にいいものを買う事が子どもたちの未来に貢献するような視点を教えてもらい、実行していきたいと思います。
- 社会の問題として「ワークライフバランス」を考えなくてはいけないと痛感しました。娘2人にも伝えたい内容でした。
- 本当にあっという間で楽しみながら学べました。夫、会社の役職者全員、高校生くらいの子どもたちにも聞いてもらいたい話です。会社で、今全体で10分の1しかいない女性社員達は雑用に忙殺されています。そのほとんどは、男性でも出来る仕事ばかりです。少しずつでも男女の働き方の現状を変えて行きたいと思えました。