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のぐち けん野口 健
- 肩書き
- アルピニスト
- 出身・ゆかりの地
- 海外
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プロフィール
アルピニスト。1973年8月21日、アメリカ・ボストン生まれ。亜細亜大学卒。
高校時代に植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。
1999年、エベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。
2000年からはエベレストや富士山に散乱するごみ問題に着目して清掃登山を開始。
2007年エベレストを中国側から登頂に成功。近年は清掃活動に加え、地球温暖化による氷河の融解防止にむけた対策、日本兵の遺骨収集活動などにも力を入れている。
2015年4月、ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇。すぐに「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、ネパールの村々の支援活動を行う。
2016年4月に起きた熊本地震においては、避難所としてのテント支援を行い、テント村の設置、運営などもおこなった。
主な講演のテーマ
【学校・一般・企業様向け】
『富士山から日本を変える』
停学、そして本との出合い。 落ちこぼれが山に出会い学んだ経験を、今まで取り組んできた富士山の活動やエベレストでの活動を生と死を交えながら話します。 また、著しく汚染されている各地の環境問題を現場での実体験を感じたままに表現し皆様にお伝えします。
【学校向け】
『あきらめないこと、それが冒険だ』
どうして山登りを始めたのか。 いじめられっこだった当事の思い出、その克服の仕方をお話しします。
【一般・企業様向け】
『目標を持って生きることのすばらしさ』
目標を達成するにはどうしたらいいのか。 実際に行っていた学生時代からスポンサー活動や 生と死に直面したときの対処方法などをお話しします。
【一般・学校向け】
1. 私の分岐点
停学、そして本との出合い。 落ちこぼれが山に出会った
2. 生きる
登山での生死、シェルパの死。生きることの大切さをお話いたします。また生きるために必要な環境問題も交えての講演です。
災害を生き抜くために 〜テント村という選択肢〜
【一般・自治体・企業様向け】
『災害を生き抜くために 〜テント村という選択肢〜』
東日本大震災「寝袋支援プロジェクト」、ネパール大地震「野口健ヒマラヤ大震災基金」、熊本地震「テント村プロジェクト」。支援する側とされる側それぞれにできること、私たちは日頃からどう備えれば良いのか。数々の震災支援を通して感じたこと、テント村運営の現場から見えてきた日本の避難所の問題点とこれからを考えます。
※その他…上記以外でご希望ありましたらご相談ください。清掃活動・環境学校等々も行っております。
著作紹介
聴講者の声
- 野口健さんのお話は、ご自身の体験に根ざしたとても分り易いお話で、説得力があり感銘を受けました。やはり、生死の境を生きてこられた登山家としての生命力、行動力に根ざしているのかなと学ぶべきところが大でした。誠実さと真実な素直さを野口さんのように表現していかなければと思いました。
- 眼からウロコのお話を聞き大変感動しました。富士山のゴミ問題がそれほどひどいもとだったこと…それを野口さんが身を粉にして解決していったこと…頭が下がりました。
- 大変貴重なお話でした。ユーモアもあり大変良かったです。自分の身近なボランティア活動を知ることができて自分でもやってみたいと思いました。自分の町の環境について考える良い機会となりました。
- 野口健さんの講演は環境の話から、人生までつながった話で大変良かったです。改めて自分は何が出来るのかな?と考えさせられました。とても良かったです。一度、富士山に登ってみたいと思いました。
- 身近な地域の環境保全について改めて再認識し、身近な事柄から取り組みを行うことが大切なことであると思いました。
- 野口さんの話を聞いて、地球上の化学物質のゴミの深さを感じました。景気がよくなることを望んでいる社会の中でこのゴミ問題は解決の方向に進んでいけるのか…気が重くなりました。でも、野口さんの話を聞いて、改めて取り組む大切さを感じました。
- 野口さんの体験から、何かを成すには外から客観的にみることが大切であることが学べました。「綺麗ごとだけでは本当に物事を変えることができない。人に嫌われる覚悟も必要である」というところが印象に残りました。
- 環境のこと、もっと意識したいと思います。野口さんの話、すごく感動しました。感覚として感じたこと、そのままにせず動かれたその行動力、すごいなあと思います。
- 環境問題は人間の問題なのだと納得した。この知ってしまったことを広めたり、何か行動していきたい。